第54回定例会「活路創出法(活路法)」

(収録時間 約2時間57分)
1999年12月15日

 年間の自殺者数が2万人から3万人に急上昇した。自殺は精神が閉塞状況に陥り(うつ状態もその一つ)、行動に行き詰まりを覚え、しかも活路が見えなくなったときに取る極端な行為の一つである。
 そのような選択をする時には、感覚は鈍麻し、意欲は低下し、精神のパワーは低下し、潜在意識は抑鬱状態に陥り、感情は作動せず、アイデアは湧かず、知性は疲弊し、心の場は閉ざされている。
 このような閉塞状況は現実の社会的環境に存在するのではなく、むしろ社会での出来事を受け取る者の精神の場に生ずるものであることを知っておこう。すなわち、行き詰まりの打開を可能とする活路は常に精神の場に生ずるものである。
 もっとも困ったことは、多くの人は、自分が閉塞状況にあることすら自覚していないことである。どん詰まりでなくとも、閉ざされた状況は常にある。すなわち、活路が見えない場所にいながら、活路を見出そうとすらしていない。これは心の目が雲っていて状況が把握できていないからである。惰性の延長か、暗中模索の試行錯誤で生きているに過ぎない。これが情報処理能力が低い状態である。
 心の目が開けば、日々活路を見出そうとする気持ちが湧いて来るであろう。発見も発明も創造もそのような精神の覚醒から生ずる。
 まず、活路を見出すこと自体に目覚めよう。そして情報処理能力を高めよう。さらに、活路を見出した実例をたくさん知ろう。活路が見えれば、選択が変わり、行動が変わり、未来が変わって来る。
 感覚の窓が開いて鋭敏であり、はつらつとした感情を喚起し、潜在意識を活性化して、精神を活発に動かし、身体を調和と統合を保って動かせば、洞察力がよく発動して、至るところで活路は見い出せる。
 自信を持って活路を見出し、さらには新たな活路を次々と創出する実践的方法と具体的技術を論ずる。
KW「活路はある」KW「活路は至るところにある」KW「活路は常にある」
KW「活路は洞察力を持って見出すものであり、同時に主体的に作り出すものでもある」
KW「活路を発見し活路を創出しよう」
−基本概念より−



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