第129回定例会「大局観構築獲得法(大観法)」

(収録時間 約3時間20分)
2006年3月10日

 複雑な現象を理解するには、ものごとを大局からとらえる能力が必須である。
 人生も同様である。仕事にせよ、学習にせよ、対象に対する大局観を速やかに創ることができるものは、最速で対象をとらえ、最適な判断が可能である。過去の大局と現在の大局と未来の大局がとらえられれば、行動の道筋も誤ることはない。そのようにして、人生のあらゆる場面で役立つ大局観をいかにして構築し、役立てるかについて指導する。
 大観法は、一見、要約や単純化と混同しがちだが、全く異なる分野であることを指摘しておく。
 大観法では、大観ファイルを作成するが、大観ファイルは、意識の深く広い領域に「大きなファイル」を形成する。それに対して、要約や単純化は、小さいファイルを作成し、しかもそれは意識の浅く狭い場所でも扱えるものである。 すなわち、大観と要約・単純化は方向が逆である。
 大観ファイルができると、それは人生を動かしていくパワーの発生源(駆動力の源)ともなる。
−基本概念より−


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