SRS速読法 速読体験談 国際基督教大学-003

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☆初級30倍速読突破体験談

     男性
     SRS速読法初級5回半月講習(No.414)受講
     初速1260字/分→最高40000字/分、31.7倍速読突破


「人生に悦びを見出せるようになり、情緒的に豊かになった」

 いろんな本を沢山読めるようになりたいと思って、初級コースに参加しました。私は元来本をよむのが好きで、高校生の頃は、下校時に毎日のように書店に寄っては書棚を眺めていました。時間さえあればどんな本でも読んでみたいと思っていたのですが、雑事に追われ、結局、満足するまで本を読むということが今までありませんでした。
 その頃に雑誌の広告で知って以来、SRSにはずっと関心を持っていました。
 先生の講義からは、SRSが小手先の技術でただ読書量を増やすのではなく、知性の根本的な部分の向上を目指す、革新的な体系であることがわかってきました。先生の講義はとても合理的だったので、速読の仕組みを容易に理解することが出来ました。
 講義では固定観念をいくつも発見でき、毎回楽しみだった。中でも印象的だったのは、第一回目であった。「この部屋には、鉢植えがいくつ置いてありますか」。我々は、目を瞑ったまま先生の質問に挙手で答えた。私の脳裏には鉢植えの影も形も見当たらず、0の所で手を挙げた。目を開くと何と、目の前に3個も鉢植えが置いてあるではないか!自分が如何に漫然と生活しているのかを実感する衝撃的な体験だった。
 教室に通い始めてからは、興味、関心の幅が広がり、植物に興味を持つようになりました。幸い、現在は緑に恵まれた所に住んでいるため、植物鑑賞には事欠きません。そうすると、身の回りには何と多くの魅力的な枝ぶりの樹木がそびえ、色鮮やかな花が咲いていることでしょうか。この素晴らしさに今まで気付かなかったことが、もったいなくてしょうがありません。
 こうして、自分の人生に一つ余計に悦びが見出せるようになったことをとても嬉しく思っています。また、前よりも情緒的に豊かになったようです。
 木漏れ日の下を通学する度に幸せを感じ、夕焼けを目にしては立ち止まる、というようなことが増えました。アパート脇の田んぼで蛙の鳴き声を耳にしたときは、実家(新潟)での夏、夕涼みの情景が思い出され、言い知れぬ郷愁を覚えました。又あるときは、何の脈絡も無く小学校で習った俳句をふと思い出し、その味わいの深さに感じ入ったこともあった。
 第6回のイメージ訓練の際に、小学生の頃の海水浴を想起し、描いてみた。夏の青空の下、底まで覗けるほどに澄んだ海に首から下を浸していた。気分が安らぎ、元気が湧いてきた。波の音が聞こえ、潮の香りすら漂うような臨場感があった。
 この夏には海外旅行に出かける。広い視野で風景を眺め、全感覚をフル稼働させ、今までの旅行よりももっと楽しい体験を得たい。
 速読能力はまだまだ向上の余地を感じますが、初回から比べると格段の進歩が得られたのでとても嬉しく思っています。奥の深さをもっと追求していきたいです。
 

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