通信教育の成果は30ステップで50倍

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 SRS速読は通信添削と教室受講の両方で学ぶことができる。
 教室受講の場合は、初級で10倍以上、中級で50倍以上、上級で70倍以上、というのが過去に学んだ人たちの平均的な実績であるが、ここでは通信添削で学ぶ人たちの実績をまとめておこう。通信教育の場合には、報告をするしないに個人差があり、もともと期限は各人の設定にまかせられているので、教室受講のようなきちんと統制がとれたデータが得られないのはもちろんである。そこで、部分から全体を推測する方式をとってみよう。
 今、私の手元にはたまたま24名のデータがある。これは30ステップまでを終えてきちんとその都度の段階で結果を報告してくれた通信教育受講生のデータである(通信教育のテキストは30ステップまでの内容が載っている)。
 これを整理すると、成果が評価できることになる。
 まず、10ステップまでの結果を見ると、読書速度は平均10.6倍、平均字数で8527字となっている。
 20ステップの結果を見ると、平均22.1倍、平均字数で18900字である。
 30ステップの結果を見ると、平均56.1倍、字数で43000字となった。
 以上から、「10ステップで10倍、20ステップで20倍、30ステップで50倍」というのが通信添削の場合の成果の目安であることが分かる。
 教室受講の場合と違い、通信添削の場合は、自主申告であり、申告していない人のデータが不明なので、これ以上の細かいことは分からない。しかし、きちんとやれば成果は出る、ということと、中級や上級の場合の比較で分かるように、クラス受講ができれば、その方がより確実な成果が出そうだ、ということは言える。
 [この項の文章は「奇跡の速読法」(1997年、PHP研究所刊)からの引用である]。

 
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