■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.41 B

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☆初級70倍速読突破体験談 No.41 <2001.10.2掲載>
「本当の自分に出会い、気迫、萎縮適応が響いた」

 SRS速読初級講習(第347クラス)を受講をした松○悦○さん(女性41歳、初速803
字/分→最高60000字/分、74.7倍速読突破)の70倍突破体験談を紹介しましょう。

 私が今回SRS初級クラスに参加できたのは、丸善でドイツ語の辞書を購入した時に、
一緒に差し込まれていた速読についての資料、申し込み用の一枚のハガキでした。
 その頃丁度、私自身40才という年を迎えて、今だに人生迷路の中で身動きがとれず、
出口の見つからない状態で、これから先、元気で80才までの人生を送れることができた
らと(いう思いと)、どうなってしまうのだろうとまさに人生のターニングポイントにい
る自分に気づき、幾度となくチャンスをのがしてあきらめかけていたドイツ留学のことが
ふっと思い起こされ、再び、そして最後の挑戦と自分に言い聞かせ、まずはドイツ語の試
験(KDS)に合格することを目ざして準備を始めた矢先だったのです。
 遅まきながらこれからのドイツ留学のことを考えると、それまでにどれだけの日本文学、
歴史、経済、同時にドイツ文学、歴史…etcと、たくさんの情報・知識を学べるかと。そ
して限られた時間の中で消化できるものかと考えていた所だったので、そこへ速読の案内
のハガキが目にとまり、“これしかない”と思って資料請求したことがはじまりだったの
です。
 その時は、一刻も早く速読のための技術だけをマスターすることだけを思い描き、参加
しました。しかし、Step1〜Step9まで参加して、私は速読を学ぶ事以外に、とても劇的
で素敵な事も発見し、めぐり会うことができました。
 それはこの40年間という長い間、自分とつきあっていた自分について、それも本当の
ありありとした素の自分とめぐり会い、まさかと思いながらも、発見し、気づき、受け入
れることができた事です。
 このめぐり会いは、本当に涙がでるほど感激しました。毎日のトレーニングの中で、日
常生活の中で、物と周辺視野で見る、並列処理、最古の記憶に力を入れて、生活していく
うちにだんだんと人が気がつかない事物に気づくようになり、Stepの後半に入って、メ
ニューの何げない言葉が、今回、特に“気迫”“萎縮適応”という単語はとても私の心に
しみ入り、響いたのです。
 気迫という言葉では、学生時代、本当に一心不乱に物事に取り組んだ自分、そして無我
夢中で日々送っていた充実した日々が、手にとるように想起され、萎縮適応に関しては、
その反対にショックを受け、自分にとどめをさされ、私の一番認めたくなかった部分をす
べて引きはがされた思いで涙がとまりませんでした。
 でもその体験をした後、とても気分が楽になり、これから何をすべきか、という具体的
な行動が浮かんできたのです。久しぶりに幾重にも自分を隠していたヨロイが脱ぎ捨てら
れ、本当の素の自分に巡りあえた。
 もしかしたら速読をマスターする前に、一番大切な事を発見・気づかせてくれた思いで、と
ても感謝しています。そしてやっと速読へのスタートラインに立てた思いでいっぱいです。
 自分が歩んできた40年間、今1つ1つファイリングできているのも確かです。
 step8で一応10倍トッパはできましたが、それを本物にするためのテープがやっと切
られたと思って、これからの速読トレーニングを楽しみにしているとともに、自分に対し
てもとても期待しています。
 あっというまの10回コース初級クラスでしたが、栗田先生をはじめ、スタッフの皆様
とクラスの皆様に出会えたことに本当に感謝しています。これからも引き続きよろしくお
願い致します。本当に有り難うございました。【以上は9ステップまでの体験談】
 今日、最後の速読で感じたことは、フレーム・リーディングがはっきりととれるように
なったこと。足りないのは響かせることが弱いことを自覚しました。フレームリーディン
グの感覚は実感しました。本当に気迫で、これからも頑張って行くつもりです。
 有り難うございました。再び再会できることを楽しみにしています。


 
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