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☆初級20倍速読突破体験談 No.179 <2002.3.18掲載>
SRS速読法初級5回講習(第334クラス)を受講した湯○由○○さん(女性30歳、
初速900字/分→最高18000字/分、20.0倍速読達成)の20倍突破体験談を紹介しまし
ょう。
速読を学ぼうと思ったのは、まず、本をたくさん読みたかったからだった。
雑誌でSRSを知り、初級で10倍なんて、まさか…と半信半疑で始めた。
たとえ10倍までいかなくても、2倍になったって、今までの倍の量の本が読めていい
や、くらいにしか考えていなかったのに、実際に10倍を突破できたのには驚いた。とは
いっても、それは講義の時のようにかなり気合いを入れてやればの話で、ふだん自分の好
きな本を読んでいる時は、おそらくその半分のスピードだろう。
それでも5倍なのだからスゴイと思う。
速読以外の変化といえば、日頃のなにげない場面で、今まで見落としていたものや景色
に出会い、なんとなくうれしい、楽しい気分になることが多くなったことだと思う。
自分だけではなく、一緒に受講していた夫の方が変化があったようだ。仕事のストレス
からかいつも何かに怒っているような所があったが、このごろは、自分が怒りっぽいこと
を自覚して、少しおだやかになったような気がする。
実をいうと、これが一番うれしいことだった。
全人会ニュースで、「速読の読書は疲れない」というのを読んではっとした。確かに以
前は目や、首、肩が疲れて中断することが常だったが、今はそういった肉体的な要因では
なく、あきたから、やめる、ということが多い。
10回目を終えて、数字の上では20倍突破となった。これは、最低のクラスといわ
れたこのクラスで、しかも平均を下まわっていた自分にとっては、とてもうれしいことだ
った。何より、受講していてとても楽しかった。
個人的な都合で中級は受けられないが、また機会があったら、やりたいと思う。本当に
ありがとうございました。
P.S.栗田先生の声はとてもおだやかなのに心にひびいて、まるで牧師さんの説教の
ようでした。
【栗田注】このクラスは、最初の読書(すなわち従来の読書)の際の理解度が26%代
であり、歴史上最低のクラスでした。その他にも、低い値のものがいくつかありました。
それだけ指導する上では困難があったことを付記しておきましょう。
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