■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.195 B

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☆初級30倍速読突破体験談 No.195 <2002.4.4掲載>
「白黒の夢がカラーに変化した」

SRS速読法初級講習(第324クラス)を受講した岸○誠○氏(男性40歳、初速650字
/分→最高24000字/分、36倍速読達成)の30倍突破体験談を紹介しましょう。


 SRSの速読を学んでみたいと思ったきっかけは、日本テレビのある番組で紹介された
時だった。それからはどのようにしてSRSに連絡していいか分からなかったが、ある雑
誌の広告に載っているのを見て速読の講習を受けるようになった。SRSの訓練の中で、
ステップ1がいまだに感激が大きかった。講習を受ける前は音の読書で十倍になると思っ
ていたからだ。SRSで学ぶ読書は光の読書であること、そのために指回し、眼球訓練、
迷路、計算、数唱訓練などをすることを学んだ。特にイメージトレーニングは、自分のイ
メージが貧弱であったことにガッカリしたものだ。
 ただ訓練を重ねるにつれ、すべての訓練が上向きになっていった事でやる気が増しても
きた。
 色々な訓練を重ねることで、日常生活に不思議な体験が生まれたこともあった。
まず夢の変化だ。自分はあまり夢を見るほうではなくチェックリストにも一週間で一度
見るか見ないかであったが、ある時、色のついた夢(それまでは白黒の夢)を見た時だっ
た。夢の内容は覚えていないが、その夢を見た日に小さい時に(小学校1,2年)友達と
遊んでいる夢を思い出したことだ。小高い丘で友達と遊んでいる自分の姿を鮮明に思い出
し、丘の草の色(深緑、薄緑、黄色がかった緑)、その丘に立ち並ぶ家の色(赤、コンク
リート色、等など)、友達の着ている服の色さえも鮮明に思い出したことだ。これには自
分も感激したというよりも驚きだった。
 講習でよくやっていた共鳴訓練も日常生活の中で共鳴があったことだ。今日の昼食は、
パンでも食べるかと思って、仕事仲間に今日は何にすると聞いたところ、ちょと考えて「パ
ンにしようかな?」といったときには思わず笑ってしまった。現実の自分も体が軽くなり、
宙に浮いている感覚を持ったことだ。
 速読の訓練は、1行の光の読書は、それほど苦でもなかった。きっと音の読書が1行読
みだからだろう。2行の光の読書は苦労した(2行読みをやったことがないためだろう)。
これも毎日の訓練で克服できるようになったが、違う意味で2行読みが苦になってしまう
体験を感じた。それは、3行目が周辺視野に飛び込んでくるようになり、今では5行読み
で速読をするようになって、初速が650字から16000字になった。
 今後は音の読書を捨て「光の読書が普通の読書だ」を合い言葉に、これまで受けた講習
を再度見直し打てば響く読書になるように心がけて行きたい。



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