■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.804 B

講座日程表はこちらを
クリックしてください。
受講申し込み・問い合わせは電話で以下に:
SRS研究所 03-3821-3197
一つ前の体験談を読む
次の体験談を読む
体験談グループ別リスト(見出し付き)へ
速読体験談のトップページリストへ戻る
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る
☆No.485初級SRS速読法半月クラス30倍突破体験談 No.804<2008.4.30掲載>

「著書を読んで訓練方法にとても興味を持ったので受講、
  読書と実際の講習にはとても大きな違いがあり、
   人を情報処理の観点から捉える世界観に影響を受け、
    入力処理出力を鍛え社会貢献できる点に共感でき、
     ひどい肩こりが回復し二日酔いにならず驚き、

 目覚めが改善し日経新聞を毎朝読む余裕ができ、
  人の態度が以前よりフレンドリーになり、
   頭の回転が速くなり実のある話が楽しくでき、
    考え方が効率化されて行動も段取りよくでき、
     情報への感度が増し読書速度が速くなり、

 人混みの中の顔が判別できるようになり、
  指回しでしゃっくりが止まり二日酔いが解消し、
   イメージが写真のように鮮明に見えて驚き、
    イメージの内容に具体性が出てうれしくなり、
     夢は色がつき人が増え鮮明になり、

 睡眠は短くても疲労は回復し、
  感情がコントロールでき情緒も安定し、
   呼吸法で体とイメージと呼吸を一斉に使う体験をし、
    社内法律家として速読で法律面の知識も増え、
     無関心分野の本の速読で視野が広がった」

 2006年12月9日~12月23日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第485初級半月集中クラスに参加したS.T.氏(30歳。男性。初速800字/分→最高46800字/分。58.5倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた50倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<50倍突破体験談>
 まず、SRSの訓練に興味を持ったのは栗田先生の書かれた本を読み、そこに書かれていた訓練方法にとても興味を持ったからです。
 本で読むのと実際経験するのは、とても大きな違いがありました。例えば、指回しの回数もやり方も想像していたものからは大きく違っていました。
 さて、そのような訓練を受け、実践してゆくなかで色々なことを体験し、感じたのですが、今後の私の考え方に大きな影響を及ぼしたのは、人間を情報処理をするための存在として捉える独特の世界観だと思います。この考え方を私が身をおく世界にあてはめてみるととてもうまく物事を説明できるように思えたのが印象的でした。
 さらに進んで、情報の入力・処理・出力を鍛えることにより自分の社会に貢献できる可能性・幅を広げるという点についても共感できました。
 速読をこのような体系の中でのひとつの重要なスキルであると考えて日々練習を心掛けました。
 以上のように大枠で理解できたのですが、実際の体験も面白く興味深いことがいくつも起きました。ここでは、そのうち特に印象に残ったものをあげます。
 ひとつは、体調の変化です。肩こりがとてもひどかったのですが、今では気にならない程に回復しています。
 また、精神的な安定度も増したと思います。
 さらに、朝の目覚めがとてもよくなりました。これにより朝日経新聞に目を通す余裕ができました。
 これらの体調変化は指回しと関係があると思っています。
 次に、人と接するとき、相手の態度が以前よりフレンドリーになっているように感じることが数回ありました。これはたぶん自分の方で何か変化があったことに起因するのだろうと思っています。
 また、以上に加えて頭の回転の速さが速くなったというか、一度接した情報へのタイムリーなアクセスが可能になり、話をしていてとても実のある話ができるようになったと思います。これは毎朝欠かさず新聞を読むようにしていることとも関係があるのかもしれませんが、情報へのセンシティビティが増したと思います。
 さらに、本を読むということについて考える機会が与えられたことも新鮮な体験でした。本を読むことがいかに高い知性を要求される作業か感じることができました。
 最後に、読書速度が速くなりました。
 あくまでも読書速度をあげるために努力してきたのですがそれを通じていろいろなことを発見することができました。これからも自身を鍛えてゆきたいと思いました。

<チェックリスト>(この内容は、三日目と四日目の間に自宅で書かれたものです)
【気づき】
 ●12/18(月):夢で異物(よくわからない物質)を飲んでしまった。すぐに味わったが味わうと同時に目が覚めた。
 ●12/19(火):忘年会で飲むことが多いが、二日酔いにならないので、とても驚いた。即ち、例年であれば二日酔いになるか、体調を崩すことが普通になっていたため驚いた。
 ●12/20(水):指回しの速度がその日の気分、朝か夜かなどの時間帯、集中力によって大きく異なるように思った。
 ●12/21(木):速度だけでなくそれなりに理解を高めるように速度を落として読むことを心がけたら、それなりに理解が高まったので、びっくりしました。2step目あたりでうかがった「木が大きく、高くなる」話は、本当なのだなぁと実感した(スタッフ注。これは「樹木のたとえ」という解説のことです)。
 ●12/22(金):出張先からの帰りの飛行機で速読した。
【ちょっといい話】
 ●通勤の際、人混みの人の顔は判別できていなかったが、最近人の顔がある程度判別できるようになり、その人達の来ている服装から色々なこと(例えば制服から学校を連想するように)を連想することができるようになり視野が広がってきたような気がする。通勤時だけでなく生活全般で人と接するときの考え方にも影響が及んでいる気がする。
 ●飲みに行ってしゃっくりが止まらなくなったので薬指を回していたら、わずかの時間でしゃっくりが止まった。指回しの効果か定かではないがちょっと面白かった。

<ステップ9体験談>

【夢変化】よく分からないものを食べてしまう夢を見た。にがい味がしたように感じた。
【気づき】テレビをあまり見なくなった。考え方が効率的になってきた。考え方が効率化されたため行動も段取りよくできるようになった。
【役立て】新聞の速読・専門書と雑誌の速読をとり入れることで仕事・日常生活に厚みを持たせようとした。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】視覚・聴覚を意識するのには慣れているので何とか分かったが、それ以外については例えば平衡感覚についてはジェットコースターに乗った経験を想起するなど工夫した。
【イメージ訓練/フロンティア確認】金斗雲に乗ってぐんぐんと飛んだあとで、目の前で風車(羽が4つある)が回り始めた。羽以外の箇所は街の風景・電線・機関車・ビルなどであった。イメージがいろいろみえた。不思議だった。カラーでの映像がはっきりとみえたが、その映像は、ぐにゃとなり消えた。お城の天守閣のような映像だった。
【九方陣拡大法】字の色は黒でパネルは白だった。周囲はもやがかかっていたが九方陣を拡大すると拡大した部分はもやがとれた。栗田先生が空を連想することをおっしゃったので上をみると青色の空が開いていた空には雲があった。距離についてイメージをもっていないことに気付いたので日々の生活で距離感を意識しようと思った。
【全体の感想】ワナワナリーディングで速度が徐々に上がってきた。ただ、「確の目」が弱いのか、入力感覚が落ちている気がするので、訓練して速度をもっと上げていきたい。イメージ訓練でイメージが写真のように鮮明に見えた瞬間があっておどろいた。

<ステップ10の個別体験談>
【指回し体操】指回し体操をすることで、頭の回転、記憶の喚起スピード、二日酔いの改善、肩こりの解消などの効果があらわれたと感じた。
【夢変化総括】夢には色がつくようになり、登場人物も増え、より鮮明に周辺の状況が見えるようになってきた。そのうえ、起きた後も夢の内容をよく覚えていることがあるようになった。
【睡眠変化】睡眠時間は短くても疲労は回復するようになった。気分よく寝たいのに体が起きたがっているという感覚を体験して、少し驚いた。
【十二脳神経刺激法体験】「低次脳機能」がクラスの平均と比べて低いので改善しようとしたが努力不足であまり改善しなかった。低次脳機能を改善するのに役立つ十二脳神経刺激法をより積極的に生活に取り入れていきたい(スタッフ注:低次脳機能の改善は、SRSの重要な目標の一つです)。
【四肢末梢運動体験】普段ほとんど動かしていない筋肉を動かすことで体に新鮮な刺激を与えることができたと思う。
【共鳴・暗合現象体験】暗合体験としては私の思っていたことを相手が既にやり始めていたなどささいなものが多かったが、いくつかあった。
【閉眼視野の変化】6A1B3C、感覚派(イメージ派)。閉眼視野の変化には徐々に気付くようになってきた。当初は変化が起きていたのかもしれないがそれに気付かなかったのだと今は感じている。
【イメージ感覚訓練の体験】光球が指で作った環を通過する感覚などは最初から持てた。また、その他の部位についても(一部を除き)感じることが最終的にできるようになった。ただ、最初は左右差を感じていなかったが、最終的に左が敏感であることに気付けた。
【イメージ能力の変化】イメージをつくるための想起の体験がより簡単に思い出せるようになり、かつ、その思い出したイメージも比較的具体的で詳細なので、イメージの内容にも具体性がでてきて、うれしくなった。
【体調・元気度変化】肩こりが多かったのだが、最近はなくなり、元気になってきた。二日酔いも少なくなった。人と話をしているのが楽しくなった。
【5分間指回し】最初の頃は何も特徴的なものは見えなかったと思ったが、リラックスして目を凝らしているとイメージ、体験などが浮かんでくるようになった。
【観色度変化】開始当初は色が30図につかなかったが、その後赤く見えるようになった。とても不思議な体験をしたと思った。
【閉眼手動変化】最後の方で視野に変動が認識できた。色は白をベースに虹色がかった色がところどころに見える程度であれば最初の方でも見えた。
【感情・情緒・性格変化】感情的になることがあってもそれをコントロールできるようになってきた。情緒は不安定なときもあったが、安定するようになってきた。
【日常生活・行動の変化】朝早く起きて新聞を速読するようになった。このため、引出しが多くなり想念が活性化されていることも相まって話をしていて楽しくなってきた。行動を冷静に見つめるようになったため効率的に効くようになってきた。
【呼吸法体験】呼吸法により体とイメージと呼吸を一斉に使うという体験ができた。日月の呼吸法ではさわやかな朝と落ち着いた夜を想起でき、心が安定するように仕向けられるようになった。
【役立て】社内法律家なので法律雑誌を速読するようになり、法律面での知識も増えた。また、本屋さんで今まであまり関心のなかった分野の本を速読することで視野が広がってきている気がする。
【最古の記憶】離乳食を食べているとき、とてもおいしいのにとりあげられ、“よこせ”と母にせがんだ記憶がよみがえった。母に確認したところ“よく覚えてるわね”とけげんな返事がかえってきた。


<スタッフ注>

■第485初級クラス全体では、初速は平均822字で、最終回の平均は38537字/分(倍率の平均値は52.6倍)でした。


<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野

=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・心象法・情報法・感情法・増識法・

  運動法・健康法・共鳴法・感覚法・加速法・認知法・性格法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。定例会ビデオDVD版。

一つ前の体験談を読む
次の体験談を読む
体験談グループ別リスト(見出し付き)へ
速読体験談のトップページへ戻る
SRS能力開発法のHP表紙に戻る