20■蓼科高原(8/4)から和歌山県(10/5)まで
          337kmをSRS1146が飛んだ

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■蓼科高原(8/4)から和歌山県(10/5)まで337kmをSRS1146が飛んだ
    /長野県茅野市蓼科高原/和歌山県日高町西山/パラレル法

[解説]
Asagi 19では、蓼科高原のピラタスの丘で、2004年8月上旬に、
 アサギマダラの標識(マーキング)を行ったことを述べた。
  その中の一頭が、和歌山県まで飛んだことが10月上旬に分かった。

具体的には、長野県茅野市蓼科高原のピラタスの丘で、8月4日に
 一頭の雄に「8/4 タテシナ SRS-1146」と書いて、飛ばした。
  胸から前翅の先までの長さ(=前翅長)は59mmであった。

この個体は、この日、蓼科でSRS1128〜1167と標識した中の一頭で、
 ヨツバヒヨドリに吸蜜に来ていた新鮮な個体である。
  気温は26度で、天候は晴れ、出会った時間は15時37分だった。

その後、SRS-1146がどこをどう飛んだのかは誰も知らない。
 ところが10月3日になって、和歌山県日高町西山の
  海抜280mの西山山頂付近で崎山孝也氏がこの蝶を発見された。

その日の天候は曇り時々晴れ、気温は26度であったそうだ。
 山頂付近の西側斜面遊歩道で出会い、撮影後に、
  「10/3サイ YSK59 西山」と追記し、再度放蝶された。
 
西山は秋になると、たくさんのアサギマダラが訪れる場所だが、
 崎山氏にとっては、今年初めての再捕獲であったとのこと。
  こうしてSRS1146は04年の和歌山県での最初の再捕獲例となった。

SRS1146は、60日間をかけて、
 南西方向に377.5km移動したことになる。
  上の写真は蓼科高原を出発した8月4日のSRS1146の画像である。
 
    【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      【撮影・解説:栗田昌裕 041005記】
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