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■ウラナミシジミは敏捷・可憐で渡りをする蝶
/シジミチョウ科/パラレル法
【解説】
ウラナミシジミはシロチョウ科の可憐な蝶。
分布は本州南部から四国、九州、南西諸島に渡る。
食草はマメ科植物で、作物ではソラマメ、野生ではクズなど。
本州の南部の霜が降りない場所が、越冬する北限と言われる。
そこから、年に数回発生しながら、北上していく。
初冬には北海道に到達する。
体は小さいが、敏捷な蝶で、海をも渡っていると考えられる。
私の子供の頃の実家では秋になるとセンゴクマメによく産卵した。
時にそれを飼育したが、当時は渡りをすることは知らなかった。
2004年2月下旬、沖縄本島のやんばるの山中で成虫を撮影した。
予想しない出会いだったので、驚きだった。
古い個体だったので、成虫で越冬していたのだろう。
2004年5月上旬、喜界島北端では日毎に個体数が増えていった。
もしかしたら、そこから、北に渡っていったのではないか。
こんな小さい体で海を渡ることは驚き以外の何ものでもない。
写真は、奄美大島の長雲峠で撮影したもの。
2004年6月24日、ハイビスカスの葉の上で、
敏捷に飛んでは止まり、飛んでは止まりする数匹の個体を見た。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 040712記]
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