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[解説]
ミヤマカラスアゲハはアゲハチョウ科の蝶(学名はPapilio maackii Menetries)。
北海道、本州、四国、九州に分布する。中国、朝鮮半島にも分布する。
食草は、キハダ、カラスザンショウなどのミカン科の樹木である。
カラスアゲハと同様、煌びやかに輝く金属光沢を持ち、蝶の好きな者を魅了する。
年に2回、春と夏に発生する。春型は小型だが、色彩は夏型より美しい。
雄は水辺で吸水する性質があり、蝶道を形成する。
カラスアゲハに似るが、後翅の紅色の斑紋の内側に黄白色の帯があることが特徴。
太陽の光線の具合によって、翅表の輝きや色調が変化する。
これは表面の微細構造によって光が干渉して生ずる現象で「構造色」と呼ぶ。
05年6月24日に北海道に行ったとき、支笏湖周辺で数頭の本種を見かけた。
何とか撮影したいとカメラを構えて眺めていたら世にも不思議なことが起きた。
目の前に飛来した一個体が、突然落下して足下に翅を開いて着地したのだ。
階段の隅に止まったので、幸い、風の影響を受けないで撮影することができた。
いったいどうして落下したのだろうと、撮影しながら不思議に思っていたら、
風が吹いて、そのままの形でひっくり返り、しっかりと裏面を見せてくれた。
おかげで、そのままの状態で裏面もしっかり撮影することができた。
しばらく見ていたが、全く動かない。触れて見ると、すでに死んでいた。
何が起きたのかは未だに理解できないが、一生に一度位の稀な出来事だろう。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「世の中には不思議な出来事がある。
不思議な出来事は重なりやすい。
この日、もう一つの一生に一度の出来事が東京で起きていた。
それを知ったのはこの日の夕方のことだったが、
私の主観の世界ではこの二つが無関係とは思えない」
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050624撮影050718記]
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