33 池の落葉/須藤公園/文京区/東京/パラレル法

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 秋も深まってくると、都会の公園にも落葉の季節が訪れる。
 池の周囲のさまざまな落葉樹から、いつの間にか落ちた葉が、池の面をびっしりと埋める頃には、今年もまた終わりに近づいたな、という若干センチメンタルな気分が湧いてくる。
 見る人の感性によってはただのごみとも言える木の葉の群れが、何か大切なものに感じられるのは、夏の間の生き生きとした樹木たちのイメージとそのときの自分の活動の余韻とが落ち葉の向こうに投影して見えているからだろう。
 やや大きい赤っぽい葉はミズキ。ミズキの葉は裏返すと白っぽいので、写真で目立つ白い葉も同じミズキである。
 紡錘状のやや茶色の濃い葉はケヤキ。
 少し赤みを帯びたものはサクラ(ソメイヨシノ)。
 明るい黄色の葉はムクノキだ(パラレル法で立体的に見えます)
[撮影・解説:栗田昌裕]
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