96 長雲峠から本茶峠への尾根は奄美大島の背骨の一部をなす
   /鹿児島県龍郷町/パラレル法

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[解説]
奄美大島は山地の多い島である。
 平地は海岸沿いのごくわずかの領域にすぎない。
  山地は南北に続き、その北部の背骨に当たるのが龍郷町の山々である。

北端に近い展望を見せてくれるのは長雲峠だ。
 そこから尾根沿いの道路を南下すると本茶峠に出る。
  この間の道は以前は秋になるとアサギマダラが多かった。

しかし、最近は、道路が造り直されてしまい、周囲の雑草が減って、
 秋にアサギマダラを見る機会は激減した。今後はさらに減るだろう。
  そんな尾根道を東側の芦徳の入り江から眺めた風景が上の写真だ。

山の相貌は季節によって激変する。奄美の春時計は本州よりずっと早く進んでいる。
 湾のある場所では潮汐変化が加わるから、時間によっても海の様子が変化する。
  そんな多様性をはらんだ中での、春3月末の景観としてとらえてほしい。
  
 [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
 ----SRSは地球の能力開発----
-----心の中に豊かな自然を育てよう----
    [撮影・解説:栗田昌裕 050326撮影050502記]
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