[解説]
奄美大島は山地の多い島である。
平地は海岸沿いのごくわずかの領域にすぎない。
山地は南北に続き、その北部の背骨に当たるのが龍郷町の山々である。
北端に近い展望を見せてくれるのは長雲峠だ。
そこから尾根沿いの道路を南下すると本茶峠に出る。
この間の道は以前は秋になるとアサギマダラが多かった。
しかし、最近は、道路が造り直されてしまい、周囲の雑草が減って、
秋にアサギマダラを見る機会は激減した。今後はさらに減るだろう。
そんな尾根道を東側の芦徳の入り江から眺めた風景が上の写真だ。
山の相貌は季節によって激変する。奄美の春時計は本州よりずっと早く進んでいる。
湾のある場所では潮汐変化が加わるから、時間によっても海の様子が変化する。
そんな多様性をはらんだ中での、春3月末の景観としてとらえてほしい。
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
----SRSは地球の能力開発----
-----心の中に豊かな自然を育てよう----
[撮影・解説:栗田昌裕 050326撮影050502記]
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