101 喜界島の百之台からは美しい田園風景と珊瑚礁の海が眺望できる
   /鹿児島県大島郡喜界町/小さい旅5/パラレル法

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[解説]
喜界島は地殻変動によって約10万年前に海底から浮上した島である。
 そのために島全体が海中で出来た隆起珊瑚礁で覆われている。
  島の中央には海抜204mの百之台があり、そこからの眺望は絶景だ。

写真は百之台(ヒャクノダイ)展望台の数百m東方の地点から見下ろした光景だ。
 五十戸弱の阿伝の集落と、周囲に広がる格子模様の美しい田園風景が見える。
  その向こうには珊瑚の岩礁が海岸を縁取り、打ち寄せる波が白く砕け散る。

この島は今も1.5〜1.9mm/年という世界的にも稀な速度で上昇中という。
 総面積は約57kuで、周囲48.6qの小さい島なのだが、
  アサギマダラの渡りに関しては極めて特殊な役割を果たしている。

すぐ西に位置する奄美大島は、島の大半が人の踏み込めない山地であるのに、
 喜界島は平坦で、林野は19%に過ぎず、耕地が35.5%もある。
  しかし一見分かりやすいこの島に、未解明の大きな謎があると感じている。

 [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

小さなメッセージ:
 「問題意識を持って眺めていると、たくさんの新しい発見がある」

       ----小さい旅は心の旅、発見の旅----
      ----SRSは美しい地球の能力開発----
     -----心の中に豊かな自然を育てよう----

     [撮影・解説:栗田昌裕 050403撮影050511記]
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