60■アオカナヘビは美しい黄緑の保護色を持つ南西諸島のトカゲ

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【解説】
日本で俗に「とかげ」と呼ぶ動物は4科に分かれる。
 キノボリトカゲ科(アガマ科)、イグアナ科、トカゲ科(スキンク科)、
  そして、カナヘビ科。
 
アオカナヘビは「とかげ」の一種だが、カナヘビ科(LACERTIDAE)の動物だ。
 宝島、奄美大島、喜界島、徳之島、沖縄島、久米島などの南西諸島に住む。
  黄緑色の美しい動物で、長さは20〜28cmほどになる。昼行性だ。

メスは体の横に白線の模様が入り、雄はその白線の上に褐色の線が入る。
 写真は喜界島の滝川林道で、偶然に見つけたメスの個体。
  餌となる昆虫を探していたのであろう。ハマウドの花に上って静止していた。

保護色のために、周囲の緑と一体化して一般にはみつけにくい。
 今回目撃出来たのは丈の高い植物の上にいたためで本当にラッキーだった。
  自然界には襲う者にも襲われる者にも生き延びるためのさまざまな戦略がある。 

    【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----
    撮影・解説:栗田昌裕 (050503撮影050503記)
    3D動物園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。


 

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