■健康法体験談 「まわひねりき健康法」の体験談

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2004年12月「肩の会」(第111回)開催
・・・テーマは「まわひねりき健康法」(感想12件)
 2003年12月18日に、月例の「肩のこらない会」で、「まわひねりき健康法」が指導されました。そのときの体験談を紹介しましょう。
 まわひねりき健康法の基本は、「まわす」、「ひねる」、「りきむ」です。
 その効果は、日本手技療法学会で紹介されています。

■肩の会 例1 YH(男性)
【A群】「手押し」がとても強力に働いた。指先叩きは、手の先がとても痛いものだった。日頃、あまり強力に叩くことがないからだろう。しかしそのことが強力な刺激として体験できることを知ることができた。そのような方法を用意しておくのも手だと思った
【B群】指こすりは連動性のある刺激があり、急速に視野が明るくなった。一方で元に戻るのも速い気がした。その後少し夢に近いところへ入ることができた。その後、コントラストが強いシャープな視野でかつ自然な状態のところへ戻ってきた。
【C群】・内側ダブルフックは普段きたえることのできない薬指や小指の張力を強化する上で有用だと思った。・指開きもとても心地良かった。・「指のまわひねりき」は、強力な曲げが手のひらにストレスを与え、その刺激が全身へ伝播していく様だった。
【D群】・手首の端がとても心地良かった。普段から手首のコリほぐしの方法を実践していたので、日頃から用いていこうと思う。・花を咲かせる方法は、イメージ訓練などと併用して行うである。花が咲くと、心が広がり、光を強く感じた。とても気分が高揚した。
【総合感想】普段自分ではできない刺激をペアになった方にしていただき、ありがたかった。明日の体調がどのようなものになるのか、とても楽しみである(今晩の夢にも注目したい)。今回2回目の受講。初めて肩の会に参加してちょうど1年が経ちましたが、格段に心身が健康になったと実感しています。ありがとうございました。 

■肩の会 例2 YM(男性)
【A群】イメージの変化は、行う前より後のほうが密になっていた。しっかりと効果をはかる物さしが重要であることがわかった。指先叩きは、痛覚が心地よく感じた。
【B群】手のひら押しでは、親指のつけ根がかなりこっていた。技術を磨いていきたい。
【C群】垂直こすりのポーズが形としてしっくりきて、体が整う感じがした。C−4:「二指まわひねりき」は、指の動く範囲が広がり、スッキリした。
【D群】右指に比べ左指が弱いことを、クロスリングで自覚できた。
【総合感想】ペアでの手技で個人差があることを感じた。筋肉の量、かたさ、分布など自分の右の首にかなり痛みを感じる場所があった。

■肩の会 例3  MN(女性)
【A群】玄関先の風景をイメージした。色も白黒に近い。写真のようだった(2次元的)。訓練後、あたたかみと立体感=奥ゆきを感じておどろいた。郵便受けの赤色がとても鮮やかにきれいに見えた。ブーゲンビレアの濃いピンクや、花弁(?)の筋もはっきり見えた。静けさも増していた。
【B群】こすることで、手がこんなに熱くなることは知らなかった。訓練後に玄関先をイメージしたら、目の前に瞬時にイメージが浮かんだ。一度だけ試飲サービスのセールスに来た明治乳業のおじいさんがステップの下で、私を見上げてほほえんでいた。きれいな笑顔の人だなと思っていたおじさんの印象そのまま出てきた。
【C群】手がさらに熱くなった。今朝は7時間睡眠後、さわやかに目覚めた後、二度寝して、目がさめたら、右こめかみ、右肩がガンガンに痛かった。それがかなり緩和した。
【D群】拍手に圧迫刺激→交感神経刺激の意味があったことがおもしろかった。神社では、鳥居のところですると、音響効果が楽しめるように設計されているのだろう。
【総合感想】人の首を回すのはとても怖かった。こめかみのあたりがブヨブヨしていて、温度も高かった。次は、頭頂部だった。本人は右肩がこっているという自覚だったが、左肩の方が、かたかった。次第に血行が良くなり、赤くなった。前傾がとても浅かった。

■肩の会 例4  YI(男性)
【A群】「手背押し」のとき手背にたくさんつぼがあることがわかった。
【B群】目を閉じたとき光をいつもより敏感に感じた。
【C群】内側ダブルフックで平衡に回すと肩こりにも効き目がありそうに感じられた。
【D群】拍手は手が痛い。
【総合感想】肩回しは非常に難しいと思いました。肩叩きは叩いてもらって気持ちよかったです。眠りたくなりました。

■肩の会 例5  DK(男性)
【A群】頭がすっきりとしました。指こすりは、肩が疲れました。肩の筋肉の活用ができていないのかと思いました。
【B群】手のあたたかさから、体もあたたかくなったように感じました。リラックスしました。
【C群】手首こすり(C−1)は、小さい運動なのにとてもリラックスの効果があることが感じられました。指開き(C−3)は、手の奥に刺激がいくので、ふだんはない刺激で手が気持ちよく、軽くなりました。
【D群】Z字型ストレッチは、動かすことで、とても効果が感じられました。
【総合感想】ペアでの「腕のまわひねりき」は、とても難しく感じました。首の動く範囲は、ペアの方に前へ傾ける動きが狭いと教えていただき、自分ではふつうに思っていたため、とても意外に感じました。首は、寝るときの姿勢の影響があると教えていただきましたが、その人の頭の形や、赤ちゃんのときの寝方の影響は大きいだろうなと思いました。枕を良いものを選ぶことが大切かなと思いました。

■肩の会 例6  HT(男性)
【A群】指回しはよくやるが、やるだけで満足していて、バリエーションを増やすことや、巧緻性を上げることに注意を払っていなかったことが自覚できた。
【B群】マサツの熱がじんわりと手から腕、胸の辺りまで伝わるようだった。熱によって、うまく出来ているかどうかがはっきりわかるのでやりやすい。
【C群】手首こすりでは、弱いところを刺激しているような痛気持ちよさがあった。二指まわひねりきでは、「普段、使ってないなー」という部分がよく自覚できた。ここまで、手指を刺激してきただけなのに、視界が明るくなってきた。
【D群】拍手をするだけで柔軟度が、上がるのは、疑っていたわけではないが、きちんと測ってみると驚きだった。
【総合感想】「まわひねりき」を、ペアでやるのは難しかったが、人にやってもらうと効く効かないが、よくわかったので、人にやることを通して、自分のひずみを正していくこともできると思う。「まわ→ひね→りき」がスムーズに流れた時は気持ちいい。日常生活の中で感じるこりは、かなり進行したこりで、運動を通して早い段階で、自覚できるようにしていきたいと思った。

■肩の会 例7  TK(女性)
【A群】ボーっとしていた視野がすっきりした。気分に活が入った感じ。視野が明るくなって、体が軽く感じられる。
【B群】体の内から、だんだんと熱くなってくる感じがする。普段使っていない腕の筋肉を使ったようで、腕も、ポカポカしている。
【C群】目が冴えてすっきりした。肩の上部の筋肉が痛い感じがして、普段は、使っていないんだなぁと思ったのと同時、こういう動作をすることによって、使うことが実感できるんだなぁと思いました。
【D群】全身がすっきりして、視野が明るい。体の中から、力がわいてくる感じがして気持ちがよい。手のひら全体が軽い。
【総合感想】「まわひねりき」を人に対して行う感覚がやっとつかめた気がします。首を人に倒してもらうと、自分で無意識に逃げている方向が、分かって良かったと思います。意識的に、普段、避けている動きをして使っていない筋肉を使うようにしたいと思います。

■肩の会 例8  SA(男性)
【A群】A−4が一番難しかった。小指、薬指のコントロールが他の指よりもうまく行かない。実施後は閉眼明度が向上している。また閉眼時の広がりも増したようだ。
【B群】指をこすっているのだが、けっこう上腕の力を要してしまい、息が切れた。左手のコントロールが少々悪い。また、親指の形が左右に違いがあるのに気付いた。
【C群】C−1を行った後、首側部のコリが軽くなった。C−5、C−4では、背筋が作用していることがわかった。特にC−4で腕を回すと、右肩甲骨の側部のコリがほぐれる感じがした。C−4には、いろんな動かしかたがあると実感した。
【D群】クロスリングの時に小指など末指がとても弱いことがわかった。また、リングの力の入り方は手の位置によって異なることが感じられた。
【総合感想】本日の講義の中で左右の肩の回り方、指の力などアンバランスな点があることが良くわかった。その上でペアになった時に自分のもつセンサーの偏りが、相手の本質を見る際の支障になっている点がわかりました。これを回避するには自分のバランスを改善するか、偏りを補正する手段や感覚神経がいるのだろうと感じる。「まわひねりき」は、やっと感覚がつかめた感じです。ストレスとリラックスの話はとても参考になりました。

■肩の会 例9  GS(男性)
【A群】首の後ろで指回しをした時、首に暖かさを感じた。指の関節が柔らかくなったのが実感できた。
【B群】手のひら押しでは、今日の自分のコンディションが不調な所があることが分かった。
【C群】視界が広がり、明るくなった。左右の手の間の温度感覚が、敏感になった。
【D群】クロスリングでは、圧迫する力のコントロールが難しいと感じた。
【総合感想】身体の左右差というものが、予想よりとても大きくて驚いた。普段生活していて、全く意識しないゆがみやこりがよく分かった。体操をしているうちに、周囲の風景が明るく見えてきた。

■肩の会 例10  HK(男性)
【A群】・指の外こすりで、指がとても温かくなりました。・手背押しで指の間のツボが押されて気持ちが良かったです。指先叩きでスナップがきくと、思ったより音がする事に気付きました。
【B群】1.手のひら押し、日によって違いますが、親指の根元はいつもこりがあります。2.手根こすり、刺激によって、とても温かい。
【C群】普段の生活では、あまりこする事のない場所をこすり、又は動かし筋肉もあまり使わない動作を行ってみて、新鮮な感じでした。
【D群】・手を叩いて、体が柔軟になるとは、驚きました。・ドーム圧迫をして、色々と手の位置を変えると感じが違う。
【総合感想】ペアで、「まわひねりき」を行ってみて、可動域が、人によって全然違う事が、わかりました。首や肩の筋肉のつき方や、首、肩のコリ具合と、場所の違いが、人によって違うので、どこが一番コっているか発見のコツが難しい。自分の右側の方が、固い事は認識していましたが、首の動き方も、かなり固い事がわかって良かったです。

■肩の会 例11 AT(女性)
【A群】指先がすごく冷たかったのが暖かくなってきた。それにともない身体もほぐれたような気がする。気持ちもリラックスして呼吸が深くなった。神経が通った。
【B群】押したり、こすったりしているうちに、頭がボーッとしてきた。手の肉感をいつもより感じる。
【C群】こんなにも使っていない筋肉があるのに驚いた。指が思うように曲がらない。身体が熱くなってきた。指先が軽やかになった。
【D群】思っていたより手首が固かった。指に刺激を与える度、全身(上半身)にジワーッと余波が伝わる。
【総合感想】右肩が上がっているのは前から知っていたが、その為首を右側に傾けて真っ直ぐにしているらしい。随分と負担がかかっているようだ。ペアになっている人の腕回しは自分も一緒に大きく動くと効くようだ。

■肩の会 例12  MO(女性)
【A群】指を刺激することで、体がほぐれた感じがしました。体が温まり、気分が良くなった。
【B群】熱くこすることによって、生じた熱が、その部分だけでなく、周辺に伝わっていくのを感じました。
【C群】Bで熱を感じていたのが、少しさめてきた感じがしました。
【D群】クロスリングは右利きなので右が強いと思ってたのですが、力を入れて外すと右が外れやすく、意外であった。
【総合感想】まわひねりきの最後が難しかった。相手の方の左右差(首を回したり、肩をたたいたり)がよくわかった。

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