【今週のちょっといい話】 第10話−第11話

      
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殿○秀○氏(男性51歳)
第65回定例会で提出。2日間に及ぶ出来事が記載されています。
10■「終了時間を気にする人は伸びない」
「終了時間を気にするな」 9月20日の定例会の速読テキストの中の全人会ニュース第5
巻第46号(1998年11月18日)の2頁に「努力にタイムリミットを設ける人は進歩が少
ない」という文章があった。
 9月の定例会でぼくは11時になったところで帰り支度を始めて、終わる前に帰ってし
まった。
 あとでこの文章を読んで、ぼくのことが書いてあると思った。
 
【全人会ニュースより】
   「6時に帰るつもりの人は、すでにさかのぼった4 時か5時頃から、『心が
  帰り支度をはじめている』のだ。
    タイムリミットを設けるために、意識の表面では一生懸命にやっているつもり
  でも、潜在意識の「従業員の方」は、終わる時間が近付くと、自らブレーキをか
  けて、その何割かは、「うきうき」と店じまいにとりかかってしまう。
  「何時までやるか分からない」ことを感じている人たちは、6時の時点でまだ「フ
  ル操業」しているので、その時点でどんどん伸びる体勢にあるのだ。
  KW「終わる時間が待ち遠しくなったら、それ以後は進歩がない」
  KW「終了時間を気にする人に伸びる人はいない」

 わたしは、SRSの学習だけでなく、合気道もまだ終わらないかな、といつも時間を気
にしている。小学校から大学まで、そして現在も講義や授業を受けるときは、たいてい時
間を気にしていることに気づいた。どうりで、進歩がないわけだ。
 時間を気にしなかったのは学生時代にやったマージャンくらいのものだ。
 これは改めよう。今日の夜は合気道の稽古だ。振り返って時計を見るのをやめよう。 
「まだまだ」という気持ちで取り組もう。SRSの定例会もタクシーに乗ることになって
も最後まで取り組もう。いろいろな場面で終わりの時間を自分で決めてペースをスローダ
ウンしていることが多いことに気づいた。これを改めないと集中力が発揮できない。大き
な仕事ができないのではないだろうか。本日から改めることにする。

11■「終わりを気にしないで稽古を実践」 
 合気道の稽古を終了時間を気にしないようにしてやった。それでも4,5回ほど時計を見
た。見ないようにしてそれだけ見ているのだから、普段相当な回数見ているのだろうなあ。
 今日は終わりを気にしないようにしたので、最後まで集中力が途切れなかった。
うれしいことが二つある。終わったあとの気分がいつもよりとてもよい。それも長い時
間持続している。今は午前零時だが、まだ気分がいい。
もう一つは手首が痛まないことだ。テーピングもしないで稽古にのぞんだが、手首の痛
みはこなかった。これはSRSの回転法で手首を回していること、毎日合気道の準備体操
でやる手首のひねり技を行っているのも一因だ。


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