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第204話■ カカオ
SRS研究所ホームページ初の3Dクイズ「これは何の写真?」(第一問)を中二の息子に見せたら、「カカオ」と即答した。インターネットで検索をすると、木の幹に直接実がつく特徴的な写真を確認できた。なぜ、知っていたのかを息子に尋ねたら、チョコレートの箱で見たことがあるのだそうだ。世代交代の足音を感じた。(No.206)。
(赤○敏○氏、インストラクター、040131)
第205話■ 流木
自宅近くの量販店で、枯れた、小さな流木に、数千円の値札が付けられていた。上高地で収集されたものだそうだ。水面に枯れた木が林立する幻想的な、上高地の大正池の写真パネルの前に並べられているので、手にとってみたくなる。真贋の問題が残るが、アイデアと工夫で何でも商売になるものだなと、感心してしまった(No.207)。
(赤○敏○氏、インストラクター、040131)
[栗田注:とある国立公園では、流木と言えども内部で取ることは禁じられているので、そこから流れ出る川の下流の海で流木を拾う人がいる、と聞いたことがあります。それもアイデアと工夫の一例と言えるだろうか]
第206話■ 海辺の並木散歩道での出会い
僕は自宅の近くの海の並木散歩道に散歩に行くのだが、その並木散歩道で、もの凄い 知的な樹木を発見した。それはクロ松だ。そのクロ松は不思議な形で成長を遂げていた。
まず空に向って幹を伸ばし1メートルほどで直角に大地と水平に折り曲がりそのまま大地と平行にU字を描く。U字の底辺、つまりU字の弧の頂点すれすれに木製の橋がありそのスロープへの衝突をさけるようにU字を描き、今度は45度の空の方向に向かい幹は育っている。全体として斜形を描いていて、葉を繁らせている枝は斜形のバランスを取り幹の成長の方向とは反対の空間に向かい伸びていた。良く見ると、他にもそのようなクロ松が何本か生えていた。
散歩で植物を想像力と連想力で見たり、その構造や体系等を分析していると、どんどん元気になり、1月の定例会の「見識法」の内容の響きも、他の閃考体験も連続的に起こった。植物の知的さへの驚きと植物への興味も更に増幅した内容の濃い散歩だった。
配心力と眼力等の能力をもっと高めれば、更に散歩が楽しくなる。
訓練の必然性を感じ向上のヴィジョンが見えた気がする。
(松○弘○氏、23歳、423初級速読クラス他の受講生、040202メールにて受領)
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