【今週のちょっといい話】 第587話−第590話

      
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第587話 ■アサギマダラ(SRS463)が60日間1000キロの旅をした!
「『アサギマダラの特別コーナー』に示したように、わずか0.5gにも満たないやさしい蝶なのに、『渡りをする蝶』である。春には南西諸島から本州に渡り、秋には本州から南西諸島方面に渡ると考えられている。
 しかし、奄美群島から本州に渡った実例は報告されていなかった。
 2004年7月4日、うれしいニュースが飛び込んで来た。
 それは私が5月5日に喜界島(奄美大島の東25キロの小島)で出会って「SRS463」とマークを書いて飛ばしたアサギマダラが、愛知県のTI氏によって再捕獲され、写真撮影で確認されたのである。見出された場所は長野県下伊那郡茶臼山。
 地図で調べると、60日間で直線距離にして1057kmの旅をしたことになる。
 5月5日には新鮮だった翅には複数の小さい破損が生じていた。第4、6号という2度の強い台風をどのようにやり過ごすことができたのだろうか。またどのようなルートで長野県に至ったのだろうか。さまざまな想像がふくらむ。
 私たちの知らないところで、生き物たちは、日夜、謎に満ちた生命活動を続けている」。
                                  (2004:7:5 栗田昌裕・記)

第588話(読者)■読むのが遅くて損をするので速読法をマスターしたい
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著)の感想文として。
「読むのが遅いため多方面で損をしています。速読法をマスターしたいものです」。
                            (KT。49歳。女性。040524受け取り)


第589話 ■物の見え方、色彩、立体感、鮮明さが明らかに変わった
    (初級5回集中クラスの4日目の前に書いた「チェックリスト」より)
「<チェックリスト>
【気づき】・まず気づいた事は物の見え方が変化したという事。あきらかに色彩が以前と比べて明るく鮮やかに見えるようになった。また外に出ると景色が立体的に浮かび上がるように見えたり、コンビニなどに入ると商品が目に飛び込んでくるように見えた。・周辺視野が変わった。車を運転している時の景色が広く見え、通り過ぎていく樹木などが以前よりもはっきりと見えるようになりました。※子供のころから、昆虫採集が大好きで、色々な昆虫を採集していました。その中でもカマキリをさがす時は、カマキリがいるポイントに行き、その場の景色を見まわしただけで、すぐにカマキリを見つける事ができました。今回、物の見え方が変わった事で、思い出したのですが、これは周辺視野との関係があるのか疑問に思ったのですが、どうなのでしょうか」。(栗田注:周辺視野での情報処理力で判断をしているのです。すなわち、ファイリングされた情報と周辺視野から入る情報とが無意識の世界で照合された結論が出ているのです。この能力は、初級速読法では、その最終コーナーで、ダブルサーチなどの諸訓練を通じて特に自覚し、高めるようにしているものです)」。
       (NM。22歳。男性。SRS速読法初級第435クラス受講者。040613受け取り)
[スタッフ注:NMさんの読書速度は、初速は526字/分でしたが、
     5日間の講習で、25500字/分(48.5倍)に到達しました。
なお第435クラス全体の平均は19664字/分(26.5倍)でした]。

第590話 ■熟年夫婦で映画館へ
「今月(7月)から、熟年夫婦向けの映画割引が全国共通で始まった。夫婦の一方が50歳以上だと、二人揃って二千円で映画鑑賞できるサービスで、一年間続くそうだ。若くないので、映画館をはしごする気にはならないが、食事などで、映画館の周辺が多少は潤いそうだ。最近の映画館の音響効果は素晴らしく、家では味わえない凄さがある。二人という足枷があるものの、想い出作りの小道具として活用できそうだ」(234話)。
               (赤○敏○。男性。SRSインストラクター。040703受け取り)