【今週のちょっといい話】 第859話−第862話

   
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第859話(読者)■速読を身につければ勉強がはかどる
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著)の感想文。
「速読法を身につければ分厚い参考書の内容も短期間で覚えられるのですごく勉強がはかどると思った」。
                   (HY。20歳。男性。京都府左京区。041026受け取り)

    
第860話 ■巨大なビル群が意外に美しく、日常に美しさが満ちている
 (初級速読法5日間集中クラスの4日目の
   step7の講習前の週に書かれた「ちょっといい話」より)
「【今週のちょっといい話】(メールで提出)
 オフィスビルが林立する再開発地域で働いています。人が多く、人工的で好きになれないとずっと思っていました。朝はラッシュの波を慌しく抜け、帰宅は遅いので文字通り『帰路を急ぐ』だけ。早く行く/帰ることが一番で、周りの景色などほとんど見ていませんでした。
 しかし訓練を始めて視界が広がると、この巨大なビル群が思いのほか美しいということに気づきました。特に夜は無数のライトに照らされて建築の構造が浮かび上がり、美しいのです。
 これ以外にも、周辺視野で広く世界を見るようになったことで、日常生活に美しさが満ちていることを再発見しました」。
        (IA。23歳。女性。SRS速読法初級第441クラス受講者。040912受け取り)
[スタッフ注:IAさんの読書速度は、初速が2140字/分でしたが、
     初級講習で、21600字/分(10.1倍)に到達しました。
なお第441初級クラス全体の平均は17387字/分(21倍)でした]。
[栗田注:眼力が高まると、身近なものが美しく見えてきます。これは精神が健全になった証拠です。地球で進化した私たち人間は、健康なときには、地球が美しく見えるのです。
 10倍突破を目指す初級速読は11月末に始まり、50倍突破を目指す中級速読は12月中旬に始まります]。

第861話(栗田)■長野県からトカラ列島までアサギマダラが1053km飛んだ(SRS1450)
「2004年8月8日、長野県南佐久郡小海町の八千穂高原で、ヨツバヒヨドリという植物の群落で吸蜜していたアサギマダラという蝶に、SRS1480と標識して飛ばしました。
 同年11月14日、山田さんという方が、鹿児島県十島村の中之島でこの蝶を捕獲し、その情報を得ることができました。この島はトカラ列島に属しており、屋久島と奄美大島の中間の小さい島です。
 この蝶は、98日間で、海を渡って約1053kmの距離を移動したことになります。
 3ヶ月余にわたって、この蝶がどのようなコースを辿って中久島まで飛んでいったのでしょうか。小さな生き物の情報処理能力と行動力に関してさまざまな想像が広がります」。
                            (SRS提唱者。栗田昌裕。041123記)。
[アサギマダラに関しては、HPのアサギマダラの特別コーナーを参照のこと]    


第862話 ■公園の鳥
 「千駄木駅近くの須藤公園では秋になっていろんな鳥が鳴いています。けれど鳴き声に詳しいわけではないので、なんとか写真に撮ってどういう種類の鳥か調べてみようと思い、デジカメを構えて公園を通っています。木の枝にトリが4匹並んでいたので、すかさず撮ったところ、ただの鳩でした。ちょっと残念に思いつつも鳩が『私たちだって鳥ですけど』と言ってるようでした。そういえば地面を歩いている鳩はよく見ますが枝に止まった鳩はあんまり見たことがありませんでした」。
                    (高○光○。SRS研究所スタッフ。041111受け取り)。