【今週のちょっといい話】 第911話−第914話

   
一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る

第911話 ■林家こぶ平の指回し
 [栗田注。以下、TVで指回しをしていた場面に関して、報告を受けたものです。テレビでときどき指回し体操をしている人をみかけることがあります。指回し体操はSRSの独自の訓練ですが、世の中に広がっていることの一証左と言えるでしょう]。
 「昨日(9/26)の夜、TBSだったと思いますが、題名は確か『こんな落語じゃオヤジにおこられる』とかいうものでした。
 林家こぶ平が、林家正蔵(三平の父)の大名跡を継ぐことになって一念発起し連日修行を積んでいる様子をドキュメンタリーで撮ったものでした。
 不器用なこぶ平が恥も外聞も捨てて必死でネタを覚えようと努力していく、まじめな番組でした。
 その中で電車で移動中のこぶ平が、指回しをしている場面が出てきます(中指をけっこう上手に回していました)。
 ナレーターが、『物覚えがよくなるからと教えられた指回し、こぶ平はいつも指回しをする』と説明していました。
 ほんの数秒の場面でしたが、とても好印象でした」。
                    (早乙女明。SRSインストラクター。040927受け取り)

    
第912話 ■瞑想で自分の悪癖を深く自覚できた
 (初級速読法5日間集中クラスの5日目の体験談と
         step9の講習前の週に書かれた「チェックリスト」より)
「<10ステップ個別体験談>
【呼吸法体験】六つの世界を同時にできるのでこれが大事だと思った。やってる事は単純そうに見えたが六つの世界を自覚して行うと、とても深い所に行っている感じがした。やった後の気分もなかなかいい。
<チェックリスト>
【気づき】・速読を行うのにやりやすい本を発見。
・体の感覚が全体的に敏感になった。特に鼻。・我慢が以前よりもできるようになった。忍耐力がついた。
・瞑想する時に、意識の深くに入れるのが少しだけ分かった。
・SRSの教室の臭いが風呂を洗う時に使う洗剤の臭いと一致した。
【今週のちょっといい話】瞑想を行ったところ、自分の悪癖をとても深く自覚できた。客観的に見られるようになったとも言える。また、それを制御するのは自分の過去の行動パターンからすれば難しいとも思えたが、今ならできると感じた。1つずつ良い習慣に直していこうと思う」。
        (YA。18歳。男性。SRS速読法初級第441クラス受講者。040918受け取り)
[スタッフ注:YAさんの読書速度は、初速が760字/分でしたが、
     初級講習で、22700字/分(29.9倍)に到達しました。
なお第441初級クラス全体の平均は17387字/分(21倍)でした]。


第913話 ■イメージに苦痛を伴っていた自分が楽しくイメージできた
 (初級速読法5日間集中クラスの5日目の体験談と
         step9の講習前の週に書かれた「チェックリスト」より)
「<チェックリスト>
【気づき】9/13:今までよりもはっきりした夢を見た。ある人を見た時、日曜日に見ていた夢の内容が出てきて、なんだ日曜日も夢を見ていたのかとすごく驚き、うれしかった。
 9/14:新聞を速読していた時、光の読書まで、もう少しだと思った。
 9/15:四肢末梢訓練と眼球訓練後に風景を見たら、まわりの風景がはっきりと見え、さらに力をもらっているような気がした。その後にいつも通っているドアの近くに植物が置いてあるのに気がついた。感動的だった。
 9/16:母親に買い物を頼んだ時、買ってほしい物をいろいろとイメージさせようとする自分がいた。その時、自分もイメージを描いていて、しかも、すごく楽しい気持ちでイメージしていた。今までは、自分はイメージがあまりうまくできなく、少し苦痛も伴っていたぐらいだったが、その自分でもこんなに楽しくイメージできることを知った。もっと考えてみるとイメージはとても不思議でその場でありもしないことを考えられたり、ものすごいことをやっていることがわかってきて、イメージ能力というものをもっている人間はそれだけでとても幸せなんじゃないかと思えてきた。
 9/17:たまたま手にとった本や、たまたま見ていたテレビで、目標に向かって懸命に生きている人々のことを見た。目標に向かっていく人達のパワーをあらためて実感し、感動した。
【今週のちょっといい話】「自分の持っている歴史」
 自分の昔のことを思い出してみて、いろいろと発見した。それほど長い人生を生きていないが、様々な人々と出会い、いろんなことを考え、感動し、そして、それらがすべて過去に自分に起こった本当の出来事で、かけがえのない、自分にしかないものだということを知った。自分にも他人にも誇れる自分の歴史がある。そんな気がした。
        (SH。19歳。男性。SRS速読法初級第441クラス受講者。040918受け取り)
[スタッフ注:SHさんの読書速度は、初速が1040字/分でしたが、
     初級講習で、25000字/分(24.0倍)に到達しました。
なお第441初級クラス全体の平均は17387字/分(21倍)でした]。


第914話(栗田)■長野県八千穂高原からアサギマダラが喜界島まで1160km飛んだ(SRS1507)
「2004年8月8日、長野県南佐久郡小海町の八千穂高原で、ヨツバヒヨドリの花で吸蜜しているアサギマダラという蝶に、SRS1507と標識をして飛ばしました。
 同年12月6日、鹿児島県の奄美諸島のひとつの喜界島で、福島さんという方が、ツワブキの花で吸蜜中のそのアサギマダラを捕獲してくださいました。その上で『MF 4062』等を新たに書き加えて、再度放蝶されました。
 この蝶は、120日間で、約1169kmの距離を移動したことになります。
 この御報告に接して、「うわーっ、びっくり!」というの が第一印象でした。というのは、放蝶してから、4ヶ月も経過してから、はるか喜界島で再捕獲されたからです。
 しかも、翅の損傷はそんなにひどくない。『やはりアサギマダラはすごい』と感動するとともに、移動ルートを知りたいと思う気持ちが高まりました。 
 今年、長野県八千穂高原から放蝶されて本州より南方で再捕獲された例は、下記の3例になりました。
 A●長野県八千穂高原(麦草峠近く) 9/3
          → 鹿児島県屋久島 11/17 (SRS2971)
   (約970km 移動。移動日数:75日)
 B●長野県八千穂高原(小海町)8/8 12:48
          → 鹿児島県十島村中之島 11/14(SRS1480)
    (約1053km 移動。移動日数:98日)
 C●長野県八千穂高原(小海町)8/8 14:10
          → 鹿児島県大島郡喜界島 12/6 (SRS1507)
    (約1169km 移動。移動日数:120日)
  このうち、B、C例は、同場所で同日に、わずか82分の差で捕獲され、標識放蝶されました。そのうち、Bは11月14日にトカラ列島で再捕獲され、Cは、その23日後に、より南方の喜界島で再捕獲されたわけです。これから、移動ルートに関して、『類似の道筋を辿ったのではないだろうか?』といった想像がふくらみました。
 Aの場合、放蝶日はやや遅い9月3日ですが、より北方の屋久島で11月17日に再捕獲されました。このことも、その想像を支持するような気がしました」。
                             (SRS提唱者。栗田昌裕。041208記)
[アサギマダラに関しては、HPのアサギマダラの特別コーナーを参照のこと]    
[SRSは地球の能力開発]