【今週のちょっといい話】 第1399話−第1402話

      
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第1399話(読者)■いつかすばらしい人間になるようがんばります
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「今のぼくはぜんぜんさえないけれど、いつか仕事の面でも私生活の面でもすばらしい人間になって、ハッピーライフを送れるようにこの本でがんばります。ありがとう」。
   (YA。19歳。男性。東大阪市。050314受け取り)。 


第1400話(初級)■知人にSRSのホームページを教えたら、子供クラスに参加
  (初級速読法の7テップの前に書かれたチェックリストより)
「◆ 10/12:今日夢をいくつ見たかわかりませんが、そのうちの1つの夢のある場面を覚えていました。ある人の夢を見たので、今日実際にその人に会いに行きました。『あなたの夢を見たから来ましたよ』と話したら、昨日、その人たちの間で私のことが話題になったというのです。おもしろいなあと思いました。
 ◆ 前回のチェックリストに、(レストランで)傘を取られてショックだったと書きましたが、今日そのレストランに行ったら、傘立てにそれが戻っていました。間違いに気づいた人が返していたものと思われます。安物の傘ですが、今どきちゃんと返しに来る人がいるということを知ってうれしく思いました。
【今週のちょっといい話】
◆ 10/13:近所を歩いていたら、向こうから小学校高学年くらいの女の子が歩いて来て、すれちがいざまに私がくしゃみをしました。すると女の子は私の顔を見て大きな声で『くしゃみ!』と笑顔で言いました。くしゃみが不思議なわけはないから、この反応は何だろうとしばらく考えましたが、この子は人みしりをしない子なんだなあと思うことにしました。
◆ 10/14:通勤で毎日10分くらい見ている風景は、きちんと覚えていないものだなあとつくづく感じました。今日はその風景の中に、2階建ての家の1階ごとが割と高く、それぞれのベランダに多くの木が植えられているのを見ました。窓の中なのでベランダはないかもしれませんが。
◆ 10/15:昨日の『窓の中のベランダ』は、本日よく見たら『ベランダではあるが、前面と側面をコンクリートの壁で囲い、前面には細かい金属製の網のような、窓のようなものが設けられ、天井はない』ということがわかりました。面白い造りだと感心するとともに、『見ていなかったのね』。
◆ 会社の帰りに飲食に寄る店の主人に速読の講習についてときどき話しているのですが、ホームページを教えたところ、子供コースに子息を行かせることにしたと言っていました。息子がマスターしたら、自分も行こうという魂胆であると思われます。
◆ 10/17:先日友人が、ジョアン・ジルベルトのコンサートに行って『よかった』と話していました。今日たまたまラジオのホコリを拭いたときにスイッチを入れたら、そのコンサートの様子が紹介されました。最終公演は乗って、4時間以上ひとりでギターを弾いて歌ったそうです。72歳。すばらしいと思いました。
◆ 10/18:会いたいなと思っていた1人から留守電、もう1人からは電話があって会いました。会った人は大先輩なのですが、『これを話したらバカにされるだろうな』と思って話したら、意外にも喜ばれてしまいました」。
 (TY。48歳。男性。SRS速読法初級第442クラス受講者。041019受け取り)
[スタッフ注:TY氏の読書速度は、初速が720字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、8340字/分(11.6倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1401話(初級)■卒業研究で優先配属の権利を得た、速読を生かしたい
  (初級速読法の7テップの前に書かれたチェックリストより)
「◆ 10/14:夢に今までは出てこなかった友達がでてきた。
【今週のちょっといい話】
◆ 10/16:今日、大学で学科の卒業研究室配属説明会があり、私は優先配属の権利を得ることができた。これで自分のやりたい研究をすることができる。3年間勉強してきてよかったと初めて思った。
でも高校3年間で無駄にした時間はまだとり返せていない。これからも、もっと沢山のことを勉強していきたい。また、それに速読を生かしていきたい」[栗田注:人は時に過去の穴埋めをしなくてはならないこともあります。そうして地固めをして、人生の未来を盤石にしていくとよいのです。能力開発で大事なことは、過去・現在・未来の3本柱をよりよい形にしていくことです]。
  (AS。20歳。男性。SRS速読法初級第442クラス受講者。041019受け取り)
[スタッフ注:AS氏の読書速度は、初速が600字/分でしたが、
10ステップで27600字/分(46.0倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1402話(栗田)■アザミにヤドカリがたくさん登っていて、発見意外感動
「05年4月末に、鹿児島県喜界島の北端のトンビ崎の砂浜を歩いていた。
 シマアザミと呼ぶ高さ60cmほどの植物が5〜6本開花していた。
 そこに近づいて見ると、何かがぽとぽとと地面に落ちる音がする。
 いったい何の音だろう、と不審に思ってより接近して観察すると、2cmほどの大きさのヤドカリが7、8匹、地面の上を一目散に這って逃げていく。
 まさか、と思って、シマアザミの花や茎を見ると、何十匹ものヤドカリが、アザミの花に止まっている。
 私が近づく度合いに応じて、慌てて大地に落ちるものあり、大急ぎでアザミの茎を這い降りていくものあり、花の背後に隠れるものあり・・・。
 何と、ヤドカリの群れがアザミの花を食べていたのだ。
 そもそもヤドカリが何を食べるか、ということはあまり深く考えたことはなかったが、植物に登って花を食べるなどということは、予想もしていなかったので、それを発見して、大いに意外に思い、大いに感動した。
 喜界島には、一年のうちのある時期に、たくさんのヤドカリが集まる場所があることが知られている。
 アザミの花は一年の一時期しか利用できない。
 そのヤドカリたちが他の季節にはいったい何を食べて生きているのか、これからじっくりと探って見たい。
 自然には、私たちの知らないことがたくさんあるものだ」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。050430記)。

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