【今週のちょっといい話】 第1459話−第1462話

      
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第1459話(読者)■速読のマスターで人生は大きく動き出し、変わりそう
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「この速読法をマスターできれば、僕の人生は大きく動き出し、変わるのではないかと思います。速読の資料を早く見たいです」。
   (KS。21歳。男性。大阪市住吉区。050307受け取り)。 


第1460話(初級)■光る現象を用いてクイズが簡単に答えられた
  (初級速読法の10テップの前に書かれたチェックリストより)
「◆11/3: 今日はお茶室開きのお祝いの茶事に招待されていて、夕方着物を着てでかけた。5時間近くに及ぶ茶事の間、大きな流れをつかみながら同時に細かい所作を見る、という、速読のやり方を活用して観察し、楽しんでいることに気付いた。
 ◆ 11/6:速読も、この1週間で終るのだから最後だけでも頑張って家で訓練しようとかたく決心したのに、ますます仕事が忙しくなってしまった。速読を始めた頃から起きるようになった現象だ。何故だろう。そう言えば、以前、こうなれば仕事の成果が上がるのに、ああなれば効果的なのに…などと考えていたことが、9月以降、突然次々と実現したために忙しくなってしまったらしい。余りにあっけなく手にいれたので気付かなかっただけだ。それにしても、漠然とした願望に過ぎなかったのに、不思議。
 ◆ 11/7:忙しさに追われる毎日は、あっという間に過ぎてゆく。なのに速読の時のように1分だけ切り取ると十分に長い。この時間のマジックをずっと不思議に思っていた。今日、ふと気付いたのだが五感の全てを総動員して集中することこそが、時間を長く感じさせる要因だと思う。
【今週のちょっといい話】
 ◆ 久しぶりに新聞に載っていたクイズをやってみた。“同じもの探し”というクイズで、違っている部分が、そこだけ光って見えたので簡単に解答できた。速読の訓練がこんなところにも活かせるんだなと思った。いや、もしかするとこのクイズは速読の訓練に役立つと言えるかもしれない。なんて考えていたら我ながら大発見!という気分になって何倍も嬉しくなれた」。
 (YN。55歳。女性。SRS速読法初級第442クラス受講者。041109受け取り)
[スタッフ注:YNさんの読書速度は、初速が680字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、16400字/分(24.1倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1461話(初級)■夢が楽しく、においや、感触が伴った
  (初級速読法の10テップの前に書かれたチェックリストより)
「◆ 夢が楽しいです。毎日、夢を見ます。
 ◆ わなわなリーディングの訓練で声にだして、わなわな言っていましたら、親に大丈夫?と聞かれました・・・[栗田注:講習では、誤解を受けないように気をつけましょう、と言ってはあるのですが・・・]。
 ◆ あと、講習2回です。あっという間でした。残りの講習も、集中して頑張ります。
 ◆ 夢の中でにおいをかぎました。あと、水泳の練習をしていました。私一人ではなく、仲間と数人で練習をしていて、泳いでいる時の、水をつかむ感触や水の冷たさが伝わってきました」。
 (MH。20歳。女性。SRS速読法初級第442クラス受講者。041109受け取り)
[スタッフ注:MHさんの読書速度は、初速が620字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、50800字/分(81.9倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1462話 ■ツツジ祭り
「とても良い天気の日曜で、私は子供(1歳9ヶ月)を連れ、父母と駒込の六義園で待ち合わせた。六義園は何度も足を運んでいる場所だし、SRS教材でも六義園が取り上げられていることもあり、愛着のある場所だ。
 ちょうどツツジ祭りが開催されており多くの人でにぎわっていたが、混雑した印象ではなく、互いに親しさが感じられる雰囲気だった。
 園内は濃淡様々な若緑色に包まれ、木洩れ日のコントラストが美しかった。
 子供は、靴の裏から伝わってくる細かい砂利の感触が楽しいらしく、足を引きずって歩いたり、小石や小枝を見つけたりして喜んでいた。また、『てって』と言って私の父母に両手を差し出し、自分を真ん中にして手をつないで歩くようにせがんでいた。六義園を訪れる人には年輩の方が多く、子供の様子はとてもほほえましく映ったようだった。
 藤代峠という築山はピンクのツツジのパッチワークのようだった。池の周りの手入れの行き届いたマツを眺め、ハトやコイにエサを与えた。コイの口がぱっくりと大きかった。
 シジュウカラの鳴き声が聞こえた。子供は飛んでいるものはみなカラスだと思って『カアカア』と言うので、『シジュウカラだよ』と教えてあげた。
 ヤマブキがあちこちに咲いていた。
 両親は、園内を歩きながら、今度自宅の庭に植える樹木を考えたり、手入れ具合を参考にしたりしているようだった。
 美しい色彩に心を満たされながら散歩を終えた。何度も訪れていても、体験はそのとき一回のものである、という言葉を思い出した」。
    (木○京○。SRSインストラクター。050424受け取り)。

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