【今週のちょっといい話】 第1515話−第1518話

      
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第1515話(読者)■今までにない見方で本を見たことが新鮮
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「今までにない、見方で本を見たことが新鮮だった。速読をマスターすることは難しいが、楽しくやっていきたいと思った」。
   (SK。21歳。男性。愛知県宝飯郡一宮町。050425受け取り)。


第1516話(初級)■無意識に洗濯物をたたんでいて驚き、人の言葉が心にしみこんだ
  (初級半月速読法の2日目の前に書かれたチェックリストと、
      4ステップの感想文より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 ◆ 2/21:朝起きたら夢をストーリーを追って覚えていて、いつもよりたくさん覚えていた気がした。色はしっかりとついていた。また周囲の人物がたくさん出てきて現実にありそうで、ない夢だった。
 ◆ 普段はアパートで、洗たく物を“たたまなきゃ”と思って瞬間少しエネルギーを用いているが、今日は気づいたらたたんでいたのでびっくりした。気持ちが前向きで明るくなっているからかもしれない。
 ◆ 1日目の講習で感動体験の回数を少なく書いてしまったが、昼間太陽と青い空を見るたびに毎日喜んでいたのを考えていなかった。小さな感動は山ほどあるのに自分でそれを自覚していなかったので、そのような自分の心の変化にも目を向けていけたらいいと思う。
 ◆ 2/22:朝訓練を一通りやってから行動した。勉強していて、いつもより集中力がupしていて持続した。フッと息をつくタイミングが1時間ごとで、少しリズムができているのかと感じた。
 ◆ 2/24:指回しをやっていると体がぼーっと熱くなってくるのを感じるときがある。
[栗田注:これは自律神経系の反応です。六領域の中の自律系への効果としてとらえてください]。
 ◆ 昨日今日と、人の言葉がパッと心の中に広がってしみこんでいくような体験をした。
 ◆ 気合いを入れたいとき指の屈伸で活を入れている。
 ◆ 2/25:お昼すぎになってから昨日見た夢のシーンがふっと頭の中に出てきて夢を見たこと自体を思い出した。でも1シーンだけであらすじは思い出せない。
 ◆ 夜寝るときになって、うとうとしているくらいに昨日の夢の他のシーンが頭にうかんできた。びっくりした。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】オーストラリアの(フィッツロイ)島(?)のサンゴ礁の海を思いうかべた。春か夏の強すぎない日の光が心地よく、透明の海で私は海辺のサンゴの上にいる。遠くの方に船がきた。中くらいで、50人から100人くらいは乗っていそうだ。色は白と青で窓がたくさんついているのが見える。視界には海辺の緑もある。とてもよい気分になった。
【閉眼指回し】3指と4指がチカチカするほど明るくなって突然模様がすごい勢いで動き出した。体験浮上は自然に浮かんできたというより自分で思い出した感じだった。5指は色も動きも少なく、暗い感じだった。
【全体の感想】個々の訓練は徐々に上がっているのでよいと思う。必ずできると思って先生の説明を忠実に練習して字数を上げていきたい。
 (KM。21歳。女性。SRS速読法初級第551クラス受講者。050313受け取り)

[スタッフ注:KM氏の読書速度は、初速が660字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、18900字/分(28.7倍)に到達しました。
 第551初級クラス全体では、初速は837字で、最終回の平均は21853字/分(26.7倍)でした]。


第1517話 ■足に聞く
「デパートに靴を買いに行った。可愛らしい春らしい装飾を施した靴が何百足と並んでおり、目移りしてなかなか決めにくいように思われた。しかし、ふと思いついて自分の足に『どれがいい?』と聞いてみると、ぴかりとある靴が光った。その決断の早さに驚いた。足曰く、『長い距離を重い荷物や子供を抱いて歩くのはつらい』『もっと楽しくたくさん歩きたい』『通勤服とのバランス上、あまりにカジュアル過ぎては困る』『保育園で靴を脱ぐので着脱も簡単であってほしい』とのことだった。
    (木○京○。SRSインストラクター。050424記)。


第1518話(栗田)■景観の変化のリズムにチューニングして過ごしたい
「上越新幹線に乗るときはその車窓から田園風景を眺めてその変化を楽しんでいる。
 車中でよそ事に没頭していたり、遠地に赴いていたり、戻り時間が遅くて窓外がよく見えなかったりして、たまたま1週間ほど十分なチェックをしないで過ごした。
 今日ふと気づくと、先日までは、作物がないまま畑のようになっていた窓外のエリアが、突然に水を張った広大な水田地帯に変貌していて驚いた。
 自然の変化と人々の営為によって景観は常に変貌している。
 その動くリズムにチューニングして過ごしたいものだと改めて思った」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。050530記)。

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