【今週のちょっといい話】 第1595話−第1598話

      
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第1595話(栗田)■大分県姫島から石川県玉州市にアサギマダラ(SRS1498が飛んだ)
「本日分の『ちょっといい話』の編集を始めたときに、ホットニュースが届いた。
 私が05年6月3日に大分県東国東郡の姫島でマーキングをしたアサギマダラ(標識は、SRS1498)が、6月18日に、石川県玉州市の高屋海岸で松井正人さんという方に再捕獲されたという。
 松井さんは、撮影後に『IMM034 タカヤ』と書き込まれて、再度放蝶された。
 この例は、姫島から島外に移動した個体の第二番目になる、
 第一番目は、SRS1070で、姫島から埼玉県に飛んだ個体だ。
 2005年は、北上するアサギマダラに関して、SRSの標識をつけた個体が、
  1)喜界島→長野県、
  2)奄美大島→兵庫県、
という距離を飛んで奇跡的に再捕獲された。これらはいずれも『歴史』であった。
 今年もまた、新たなドラマが生まれつつある。2〜3日中に、3D昆虫園の『アサギマダラの世界』に詳細を掲載するので、ぜひごらんいただきたい。
 私は、いろいろな仮定のもとで種々の確率の計算をしているが、姫島から飛んだSRS蝶が、2頭も遠隔で再確認されたという事実は、通常の確率計算の枠を超えた出来事だと思う。
 アサギマダラは間違いなく、ミラクル・バタフライ(奇跡の蝶)だと思う。
 アサギマダラのどこか『すごい』かというと、ちゃんと撮影確認や再捕獲をしてくださる人のところに飛んでいくところが『すごい』のである」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。050620記)。


第1596話(読者)■自然な花の美しさに感動!!
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「自然な花の美しさに感動!!
 ゆったりと静かな幸せな感じ。
 目もよくなり感謝です」。
    (YT。**歳。女性。熊本市。050525受け取り)。


第1597話 ■生の講談を初めて聴く
「国立演芸場(東京都千代田区)に講談を聴きに行った。
講談を聴くのは二十数年ぶりで、生で聴くのは生まれて初めてだ。
「神田ひまわり」という講談師の独演会と銘打っていたが
落語や曲芸も間に入っていた。
プロフィールなどが、あるウェブサイトに載っていたので
事前に読んでみたのだが、入門したての修行時代、
親からの仕送りには一切手をつけなかったとのこと。
親の反対を押し切ってまで飛び込んだ世界でやっていこうとする中での
親に対する唯一のけじめだったらしい。
自分の講談で稼ぐことができない時期に、この矜持は素晴しいと感じた。
そのエピソードが示すかのようなエネルギッシュな高座だった。
声の張りはもちろんのこと、座っている姿勢、身振りなどから
圧倒的な熱気が迸っていた。ちょっといい話第1525話で記した
あるインストラクターの方のお顔が心に浮かぶ。
終演後、外に出ると講談の熱気で火照った体に夜風が心地よく
心の中にちょっと熱い花が咲いていた」。
    (高橋和夫。SRSインストラクター。050616記載)。


第1598話 ■季節だより(神奈川県横浜市緑区県立四季の森公園。050521)
「SRS研究所のスタッフの皆さん、栗田先生、全人会ニュースの送付ありがとうございました。中○亮○郎です。
 季節だよりを作成したので、送信いたします。

 05−05−21(日)
  ●神奈川県横浜市緑区(県立四季の森公園:JR横浜線 中山駅から徒歩15分)

 花壇にはスノーボール、パンジーが植えられていました。

 園内を散策するとエリアごとにさまざまな植物が見られました。
 池の中ではキショウブ、コウノホネが顔を出していました。
 林を構成する木々では、ツリバナ、エゴノキ、シナサワグルミ、ウツギ、ミズキ、クマノミズキ、マユミが花をつけていました。エゴノキは、とても香りがよかったです。

  林内の日陰ではナルコグサ、ウラシマソウ、エビネが、下草としてかわいらしい花をぶら下げていました。
 また、イタチハギも開花していました。

 日当たりのよい田んぼの周りではノアザミ、カントウタンポポ(!)、オカタツナミソウ、ジシバリ、ハハコグサが見つかりました。

 雑草では、ハルジオン、オオイヌノフグリ、ムラサキカタバミ、シロツメグサ、スイバ、ニワゼキショウ、チチコグサモドキが見られました。

 また、カエデ、サクラ、ウメ、ヘビイチゴの実が見られました」。
     (中○亮○郎。SRS受講者。050522受け取り)。

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