【今週のちょっといい話】 第2241話−第2245話

 
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「次回の初級速読法集中講習は2月25日開始です(講師は栗田)」。    
「第128回定例会は2/23(木)開催で『選択法(人生最良選択決断法)』です」。
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「定例会No.67『連想法』No.68『解決法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
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第2241話(読者)■速読に様々な効果があることを知り、驚き
    「『視覚脳』を鍛えれば本がいままでの10倍速く読める!
     速読する技術」、
    (中経出版。栗田昌裕著。04年11月)の感想文。
「速読は単に本を速く読む技術だけでなく、他にも様々な効果があることを知り、驚きです」。
     (MA。35歳。男性。川崎市。051024受け取り)


第2242話(栗田)■グランデコから徳島県鳴門市までサギマダラが633km移動した(SRS8017 05.8/20) <徳島県1例目>
「2005年8月20日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが48日後に、徳島県鳴門市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月31日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS10540』と標識をして放蝶しました。
 それから48日後の05年10月7日に、徳島県鳴門市撫養町小桑島(むやちょうこくわじま)で、天野由美子さんが、この個体を再捕獲されました。天野さんは撮影をされた後、放蝶されました。
 移動距離は約633km。移動方向は南西です。
 本例は、グランデコ発のSRSマークの個体の中で、徳島県で確認された4例中の第1例となりました。鳴門市撫養町小桑島は、地図で見ると、淡路島から小鳴門橋を取って鳴門市に入った地点から、1km程度のところにあります。地図上では、市街地に見えます
 高知県で再捕獲された3例のグランデコ発個体と並べて見ると、時間経過に関する示唆が得られるかもしれません。
 ●徳島第1例♂10/7 鳴門市撫養町。  天野由美子。9/20 SRS8017。 
 ●高知第1例♂10/13 物部村久保和久保。土居敬典。 9/1 SRS11363。
 ●高知第2例♀10/30 土佐清水市足摺岬。藤井恒。  8/17 SRS6203。
 ●高知第3例♂11/3 大月町大堂海岸。 金田忍。  9/3 SRS12800。
 8/20にグランデコで標識した個体は、下記のようにいずれも大勢と異なるユニークな運命の軌跡を描きました。
 ●8/20 SRS7749→10/2    愛知県豊田市 鈴木 隆
 ●8/20 SRS7811→9/15   長野県のっぺ山荘 栗田昌裕
 ●8/20 SRS7822→10/18 三重県御浜町 石田昇三
   同上    →10/25 奈良県吉野町 石田昇三
 ●8/20 SRS7917→10/15&16 愛知県幸田町&田原市 伊豫田&東
 すなわち、
 SRS7749は、愛知県豊田市に移動。
 SRS7917は、長野県のっぺ山荘の第一例で私が自己再捕獲しました。
 SRS7822は、三重県を経て奈良県に移動しました。
 SRS7917は、愛知県幸田町を経て田原市に移動しました。
 こういう諸ケースを眺めると、8/20にグランデコにいた個体は、他の日に出会った個体群とは少し異なる動きをした個体が多いのかもしれません。こんな状況ですから、SRS8017が鳴門市に至る経路も、推測することは難しいように思われます。
 アサギマダラはすごい&おもしろい!!
アサギマダラには謎がある」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060123記載)。


第2243話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県南知多町まで441km移動した(SRS3080 05.8/6) <愛知県55例目>
「2005年8月6日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、70日かかって、愛知県の南知多町まで移動して再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月6日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS3080』と記載して放蝶しました。
 それから70日後の10月15日に、愛知県南知多町の旧・内海フォレストパークで、犬嶋満さんがその蝶を再捕獲されました。犬嶋さんはその蝶に、『MI UTS』と追記をして放蝶されました。
 ここまでの移動距離は442km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第55番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧内海フォレストパーク[以下内海FPと記載]。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22.内海FP。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.内海FP。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山。53.幸田町。54.蔵王山。55.内海FP)。グランデコから南知多町への移動は5例目となりました。本例は雌ですが、♀は55例中、10例目となりました。
 本例では標識時と、2回目の再捕獲時の画像をもとに、翅の鮮度の比較ができました。70日間、442kmの移動の前後で、翅の表面の鮮度が1ランク程度劣化したことが分かりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/6というアサギマダラのシーズンの初期にグランデコで標識されました。その後、8月下旬あたりまでは間グランデコに滞在した後に移動を開始し、10月15日までに知多半島に来たものと推測されます。
 そこで、8/6とそれに近い8/8に標識された個体たちのその後の経過を本例も加えて再掲すると以下の通りです:
 グランデコ05.08.06 SRS3080→05.10.15 愛知県南知多町←本例
 グランデコ05.08.06 SRS3093→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.06 SRS3209→05.09.17 赤城自然園
 グランデコ05.08.06 SRS3227→05.10.06 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.06 SRS3402→05.11.12 奄美大島
 グランデコ05.08.06 SRS3796→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS3958→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4070→05.10.02 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4164→05.10.09 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4168→05.09.25 のっぺ山荘
 群馬県は9月中旬、長野県は9月下旬、愛知県は10月上〜中旬、10月末から11月になると南西諸島に行っています。 
 これらの顔ぶれを見ると、8月の上旬にグランデコにいた集団が、10月15日頃をピークとして、愛知県を目指して移動している様子がよく見えて来ます。これはすごい事実です。
 『アサギマダラは集団の時空配置で移動の流れが読めてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060123記載)。


第2244(栗田)■グランデコから静岡県菊川市までアサギマダラが375km移動した(SRS8293 05.8/21) <静岡県第1例>
「2005年8月21日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、39日後に、静岡県菊川市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月21日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS8293』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その39日後の05年10月12日に、静岡県菊川市牛渕で近江吉彦さんが、御自宅のフジバカマの花に訪れたこの蝶を再捕獲されました。近江さんは、写真撮影をされ、その情報はアサギメーリングリストを経由して私に届きました。
 移動距離は約375km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから静岡県まで移動して確認された第1例目となりました。
 地図で確認すると、再捕獲地は、静岡と浜松のほぼ中間の位置にあり、大変興味深いところで見つかったもと思います。
 アサギマダラの南下移動に際して、『南回り(=太平洋の海岸沿い)のルート』(そういうものがあるとすればですが)に関連する出来事かもしれない、という気がしました。
 このような例がもう少し増えると、『流れ』が見えてくるかもしれません。
 『アサギマダラはすごい&おもしろい!!
アサギマダラには謎がある』」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060123記載)。


第2245話 ■良い品が安く入る洋品屋さん。観察力と共鳴力。言葉の現実化。
<第127回定例会『安定法(運命・生活・精神安定化法)』(060119)
  で提出されたちょっといい話です>・・・メールにて受け取り。
「◆ 1/9:地元にある行きつけの洋品屋さんは良い品が安く手に入る。店の前には安さ爆発の実用的な品々が積んであるが、店の奥にはやはり安いが、派手で可愛らしい外出着がある。3人の地元の知人に聞いたら、店の奥にお値打ちの外出着があることを誰も知らなかった。私が着ていた服をそこで買ったと言うと、『へー、あの店にそんなのあるの?』と驚いた。
 ◆ 『この店は、ちゃんと着られるいいものがお安く買えるから助かってます』と社長に言ったら、『お客様ができるだけ元を取れるように仕入れています』とおっしゃる。『元が取れる?』と聞き返すと、『“あら、それ素敵ね〜”とお友達やご家族に誉められるまでのものをできるだけお安く提供できるように仕入れています』。実にいい話を聞いてしまった!
 ◆ 私は支払いをしながら、『私は2千円札が来ると千円と間違えそうで怖いから、すぐ使っちゃうんですよ』と2千円札で払ったわけでもないのに言った。翌日、足を運ぶと社長がいて、『昨日、あの後すぐにお客様がいらして、2千円札でお支払いして行かれました。言葉にするもんじゃないですね』。
 ◆ 空いているから入ったのに他の客がわーっと入って来ることを業種にかかわらずたびたび経験している。通っている店でお店の人がそのことに気づくことはなかったが、この社長は2回目に会ったときにもう『Nさんってお客さん連れてくるでしょう?』と気づいた。『分かりますか〜?』というと、『分かります。そういうお客様っているんですよね』」。
 ◆1/12:『おでましになる』という言葉について余所で雑談した後この店をのぞいたら、奥さんが『お早いお出ましで』と私に声をかけた。
◆数日来のやりとりを思い出し、『観察力も共鳴力もある店主ご夫妻だな〜』と感心した。『ああ、観察力と共鳴力は、もしかしたら常に共存するのだ。観察力のある人は共鳴力もある。ならば、共鳴力をどうやったら磨けるのか分からなかったけれど、観察力なら分かる。よく見ればいいし、よく耳を澄ませばいいんだ』と思いついて、共鳴力の強化に少し光が見えた。
 ◆1/17:行きつけの飲食店の奥さんが豆乳鍋にはまっているそうで、作り方を教えてくれた。その足で出向いた先で豆乳鍋が振る舞われた。
 ◆1/18:何気なく言葉にしたことが現実になることが続いている。昨日は、行きつけの飲食店の奥さんに『この店に来る人は、私もそうだけど、お腹が空いたからという理由だけでここに食べに来ているんじゃないよ。心も満たしに来ているの』と言ったら、奥さんは少し涙ぐんでいた。今日、奥さんから連絡があり、週に1度遠方からお二人連れで来店くださる若い奥さんからメールが来て『○○(店名)に行くと、2、3日は元気でいられます』と書いてあったとのこと。私の推測の証拠が早速来たと思った」。
    (MN。女性。45歳。SRS速読法・記憶法・他の受講者。
                     060119受け取り)


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第35回「管理法」の内容のメッセージを紹介します:

◆ 第35回 「情報マネジメント法(管理法)」 98年5月
 私たちの外界を流動する情報と、内面を流動する情報をどのようにとらえ、どのように扱い、どのように管理するかについて20の新原理を提案し、解説する。能力開発のメインルートのビジョンを見る」。
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