【今週のちょっといい話】 第2251話−第2255話

 
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「第128回定例会は2/23(木)開催で『選択法(人生最良選択決断法)』です」。
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第2251話(読者)■速読にヤル気が起き、分かりやすく夢のある内容で面白かった
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「仕事柄、生活時間が不規則で、なかなか仕事の勉強もできないでいます。そんな時、栗田さんの本に出会い、私も速読をマスターして短時間でより多くの情報を理解していこう!とヤル気が起きました。わかりやすく、夢のある内容の本で、面白かったです」。
     (TY。18歳。男性。愛知県弥富町。051019受け取り)


第2252話(栗田)■グランデコから徳島県由岐町明神山までサギマダラが658km移動した(SRS8469 05.8/21) <徳島県3例目>
「2005年8月21日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが54日後に、徳島県由岐町明神山で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月21日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS8469』と標識をして放蝶しました。
 それから54日後の05年10月14日に、徳島県海部郡由岐町明神山で岩佐晴男さん、和子二さんが、この個体を再捕獲されました。
 移動距離は約658km。移動方向は南西です。
 本例は、グランデコ発のSRSマークの個体の中で、徳島県で確認された4例中の第3例となりました。
 本例では標識時(8/21)の画像と、再捕獲時(10/14)の画像を比較することができました。その結果、54日間、約658kmの移動で、翅の鮮度は約1ランク低下したことが分かりました。
 高知県で再捕獲された3例のグランデコ発個体と徳島県で再捕獲された3個体とを並べて見ると、時間経過に関する示唆が得られます:
●徳島第1例♂8/20 SRS8017 →10/7 鳴門市撫養町  天野由美子
●徳島第2例♂8/24 SRS10013→10/9 由岐町明神山  大原賢二
●徳島第3例♂8/21 SRS8469 → 10/14 由岐町明神山   岩佐晴男・和子
●高知第1例♂9/1 SRS11363→10/13 物部村久保和久保 土居敬典
●高知第2例♀8/17 SRS6203 →10/30 土佐清水市足摺岬 藤井恒
●高知第3例♂9/3 SRS12800→11/3 大月町大堂海岸  金田忍
 また、8/21にグランデコで標識した個体の運命は下記の通りです:
8月21日SRS 8214→9月25日 長野県大町市 大代孝浩
8月21日SRS 8583→10月2日 群馬県桐生市 羽賀佐市
8月21日SRS 8647→10月2日 愛知県三ヶ根山 窪田宣和
8月21日SRS 8123→10月3日 三重県伊勢市 玉置高志
8月21日SRS 8293→10月4日 静岡県菊川市 近江吉彦
8月21日SRS 8321→10月4日 愛知県三ヶ根山 榊原君江
8月21日SRS 8379→10月7日 愛知県美浜町 亀口幸代
8月21日SRS 8469→10月14日 徳島県明神山 岩佐晴男・和子←本例
8月21日SRS 8714→10月28日 和歌山県日高町 乾風 登
 これらのデータ群は、個体群全体に統一的なストーリーを与えようとすると困難に思われますが、移動にどれくらいの自由度があるかを知る上では役立ちます。
 アサギマダラはすごい&おもしろい!!
アサギマダラには謎がある」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060125記載)。


第2253話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県豊橋市まで411km移動した(SRS2916 05.8/5) <愛知県57例目>
「2005年8月5日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、72日かかって、愛知県豊橋市大岩町まで移動して再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月5日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS2916』と記載して放蝶しました。
 それから72日後の10月16日に、愛知県豊橋市大岩町の『豊橋総合動植物公園』の植物園でフジバカマに花に吸蜜中のその蝶を、佐藤英治さんが目視およびホームビデオによる撮影で確認されました。
 ここまでの移動距離は411km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再確認されたもののうちの第57番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧内海フォレストパーク[以下内海FPと記載]。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22.内海FP。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.内海FP。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山。53.幸田町。54.蔵王山。55.内海FP。56.名古屋市天白町。57.豊橋市大岩町)。グランデコから豊橋市への移動は3例目となりました。そのうち1例は、本例と同じ場所で別な人によって10月9日に撮影された例でした。
 佐藤さんによれば、『愛知県・豊橋市の豊橋総合動植物公園を訪れた際、マークされた個体を3頭目撃したので報告します』とのことでした。他の2個体は赤城自然園からの『AP1340 9/21』と、田原市からの『三河T MT42 10/15』(当日移動か、同所再捕獲か)でした。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に同時多発的に多数のアサギマダラ集団が出現します。
 本例は、8/5というアサギマダラのシーズンの初期にグランデコで標識されました。その後、一夏をそこで過ごしてから、グランデコからの移動を開始し、10月15日までに豊橋市に来たものと推測されます。
 私の提唱する『(アサギマダラの移動に関する)群雲モデル』によれば、三ヶ根山あたりに来る群雲(むらくも)の広がりの中に豊橋の市街地も入っているでしょうから、このあたりのフジバカマが生えている場所には、どこにでもアサギマダラが訪れている可能性があると思われます。
 『アサギマダラは集団の時空配置で群雲的な移動の流れが読めてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060125記載)。


第2254話(栗田)■グランデコから静岡県函南町までアサギマダラが310km移動した(SRS9210 05.8/22) <静岡県第3例>
「2005年8月22日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、48日後に、静岡県函南町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月22日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS9210』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その48日後の05年10月9日に、静岡県田方郡函南町で、野田良子さんが、自宅庭のシュウメイギクの周りをふわふわ飛んでいたこの蝶を再捕獲されました。初めて見る蝶で気になり、色々調べていて、SRSのHPを見つけて、メールで御連絡をいただきました。
 移動距離は約310km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから静岡県まで移動して確認された第3例目となりました。
 地図で確認すると、本例が10/9に再捕獲された田方郡函南町は、伊豆半島の根本にあり、新幹線三島駅から約5km南東方向にあります。
 それに対して、静岡県での再捕獲の第2例が10/24に捕獲された三島市東大場も、伊豆半島の根本に当たり、新幹線三島駅から約4km南東方向にあります。
 田方郡箱南町と三島市東大場とは2km以内の近さにあります。
 再捕獲日は、16日の差がありますが、伊豆半島の根本の非常に近接した場所で2頭が再捕獲されたことは非常に興味深いことだと思います。本例はシュウメイギクの周りで発見され、第2例は、フジバカマで発見されました。
 この地域は、調べ方によっては、興味深い事実が隠れているかもしれません。
 静岡県での捕獲例の第1、第2、第3例を並べて見ると:
●8/21 SRS8293 → 10/12 静岡県菊川氏牛渕  近江吉彦
●8/17 SRS6402 → 10/24 静岡県三島市東大場 平井尊子・悠人
●8/22 SRS9201 → 10/9 静岡県田方郡箱南町 野田良子
 これら3個体は、アサギマダラの南下移動に関する、『太平洋海岸沿いの経路』(そういうものがあるとすればですが)に関わる例かもしれない、とも思われます。
 10月上旬〜下旬には、グランデコ発のたくさんの個体が愛知県で再捕獲されていた時期です。その時期に一致して静岡県にいることは、もしかしたらそれ以外の可能性をも意味しているかもしれません。
 『愛知県から静岡県に戻る』and/or『静岡県から通常の南下とは異なる移動をする[たとえば、南西諸島ではない方向に飛ぶ、など]』、あるいは、『このまま本州に居残る』という可能性も否定できません。
 グランデコ発で静岡県で再捕獲される例がもう少し増えると、流れが見えてくる可能性もあります。
 グランデコで8/22に標識された個体で再捕獲されたのは本例だけです。
グランデコで8/21、8/23に標識された個体で再捕獲されたのは8/21で8例、8/23で6例あることから見ると、異例に少ない再捕獲率と言えます。その理由は不明です。
 アサギマダラはすごい&おもしろい!!
アサギマダラには謎がある」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060125記載)。


第2255話 ■にぎやかな電車
「朝の通勤電車内は比較的静かだ。先日、上野駅から修学旅行らしき高校生の集団が乗り込んで来ると、事情は一変した。ちょっとした電車の揺れに過剰に反応する。キャーキャーという女子学生の楽しそうな声が響き渡る。もう30年以上も山手線を利用しているが、この賑やかな光景は、昔も今も変わらないことが面白い。彼らが下車すると再び静寂さが戻り、まさに台風一過だ。若き息吹の余韻を楽しめる年齢にようやく至ったようだ(No.285)」。
    (赤○敏○。SRSインストラクター。060121受け取り)


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第37回「超剋法」の内容のメッセージを紹介します:

■ 第37回 「超剋法(ストレス解除法)」 98年7月22日
ストレスは、生命活動にひずみを生ずる現象である(そのひずみを与えるものをストレッサーと言う)。現代人は日常生活のさまざまな場面でストレスを生じ、それを克服しながら生きていくことを余儀なくされている。しかし、考え方によっては、ストレス現象は非常に興味深い生体反応の学びの場である。そこで、次回の定例会では、ストレスの生理学を総括し、そこで働くさまざまなホルモンや、そこで作動する免疫系の出来事や、精神活動とストレスとの関連について学ぶ。さらに、SRS独自の観点から、ストレスの概念をとらえ直し、ストレスに巧みに対処し、ストレスを活かす技術を解説する。
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