【今週のちょっといい話】 第2256話−第2260話

 
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第2256話(読者)■本書を読んで一日で3倍速く読めるようになった
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「『本がいままでの10倍速く読める法』を読んだのですが、1日で3倍速く読めるようになった」。
     (TK。21歳。男性。富山町。051024受け取り)


第2257話(栗田)■グランデコから徳島県鳴門市までアサギマダラが635km移動した(SRS5391 05.8/15) <徳島県4例目>
「2005年8月15日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが78日後に、徳島県鳴門市撫養町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月15日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS5391』と標識をして放蝶しました。
 それから78日後の05年11月1日に、徳島県鳴門市撫養町木津で浅木富美さんが、この個体を再捕獲されました。
 移動距離は約635km。移動方向は南西です。
 本例は、グランデコ発のSRSマークの個体の中で、徳島県で確認された4例中の第4例となりました。
 高知県で再捕獲された3例のグランデコ発個体と徳島県で再捕獲された4個体とを並べて見ると、時間経過に関する示唆が得られるかもしれません。
●徳島第1例♂8/20 SRS8017 →10/7 鳴門市撫養町  天野由美子
●徳島第2例♂8/24 SRS10013→10/9 由岐町明神山  大原賢二
●徳島第3例♂8/21 SRS8469 → 10/14 由岐町明神山   岩佐晴男・和子
●徳島第4例♂8/15 SRS5391 → 11/1 鳴門市撫養町   浅木富美
●高知第1例♂9/1 SRS11363→10/13 物部村久保和久保 土居敬典
●高知第2例♀8/17 SRS6203 →10/30 土佐清水市足摺岬 藤井恒
●高知第3例♂9/3 SRS12800→11/3 大月町大堂海岸  金田忍
 徳島の第1例と第4例は、撫養町小桑島、撫養町木津で両者の距離は2〜3km程度と近接していますので、同一エリアと考えてよいと思います。
 8月下旬〜9月上旬に、グランデコを出て、鳴門市に行った個体群(再捕獲は2例)と、明神山に行った個体群(再捕獲は2例)とがどのように関わっているのか(あるいはあまり関わってはいないのか)、上記の4例だけでは明確に見えて来ませんが、他の移動例と総合すると見えてくるのかもしれません。ここがもう少し多くの例を通して見えてくるとよいと思います。
 アサギマダラはすごい&おもしろい!!
アサギマダラには謎がある」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060130記載)。


第2258話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県南知多町まで441km移動した(SRS12721 05.9/3) <愛知県58例・59例目>
「2005年9月3日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、72日かかって、愛知県南知多町まで移動して再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の9月3日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS12721』と記載して放蝶しました。
 それから72日後の10月16日に、愛知県知多郡南知多町の旧・内海フォレストパークのゲート外で、佐分隆文さんが再捕獲され、確認の上、再度放蝶されました。
 ここまでの移動距離は441km。移動方向は南西でした。
 それからさらに3日後の10月19日に、旧・内海フォレストパークの内部で、桑山一七さんが再々捕獲され、『KK4 UTS』と追記の上、再々度放蝶されました。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再確認されたもののうちの第58番目、第59番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧内海フォレストパーク[以下内海FPと記載]。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22.内海FP。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.内海FP。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山。53.幸田町。54.蔵王山。55.内海FP。56.名古屋市天白町。57.豊橋市大岩町。58,59.内海FP)。グランデコから南知多町への移動は6例目、7例目となりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に同時多発的に多数のアサギマダラ集団が出現します。
 本例は、9/3というアサギマダラのシーズンの後期にグランデコで標識されました。その後、まもなくグランデコからの移動を開始し、10月16日までに知多半島に来たものと推測されます。
 本例は、10月16日から19日まで、丸3日間をはさんで、同じ場所で確認された例です。このような例の蓄積から、代表的な標識ポイントでの滞在期間と移動期間との見積もりが統計的にも可能になることが期待されます。
 『アサギマダラは個別例を詳細に調べることで理解が深まる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060130記載)。


第2259話(栗田)■グランデコから長野県岡谷市までアサギマダラが261km移動した(SRS9482 05.8/23) <長野第7例>
「2005年8月23日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、44日後に、長野県岡谷市で再確認されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月23日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS9482』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その44日後の05年10月6日に、長野県岡谷市山手町で、赤羽裕史さんが、自宅庭のフジバカマの花に吸蜜にきていたこの蝶を撮影されました。赤羽さんは、その画像をアサギネット掲示板に報告されたことから、本例の再捕獲が分かりました。
 移動距離は約261km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから長野県まで移動して確認された第7例目となりました。
 赤羽さんによれば、御自宅の庭には9月下旬頃からアサギマダラが来るようになり、10月には1日に8頭ほどと見ることができ、10月10日にも5頭ほどが飛来しているのを確認されました。
 「グランデコ→長野県」の例を要約しておきます:
9/15 大町市(のっぺ山荘。栗田昌裕。8/20 SRS7811 )。 第1例。
9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/23 SRS 9523 )。 第2例。
9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/4 SRS 2395 )。 第3例。
9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/8 SRS 4168 )。 第4例。
9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。9/1 SRS 11285)。 第5例。
9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。9/1 SRS 8214 )。 第6例。
9/29 諏訪市(豊田文出。 宮阪誠文。8/18,9/1 SRS6511 B)。第8例。
10/6 岡谷市(山手町。  赤羽裕史。8/23 SRS9482)。第7例。
 グランデコでは、8月下旬から、9月上旬にかけて南下移動が始まります。その後、9月中旬から10月上旬にかけて、群馬県赤城自然園で多くの個体を見るようになります。
 05年の長野県では9月15日が大町市ののっぺ山荘でのグランデコ個体の初見日でしたが、多くのグランデコからの個体の再捕獲は上記のように9月下旬の出来事でした。
 その後、9月29日には諏訪市で再確認され、さらに、10月6日には岡谷市でも再捕獲され、岡谷市では、そこそこの頭数のアサギマダラが確認されました。
 諏訪市豊田は諏訪湖の南東にあり、岡谷市山手町は諏訪湖の北西にあり、相互の距離は7kmしかありません。
 諏訪市と岡谷市の2例から、アサギマダラの移動の流れの中では、諏訪湖あたりを抜けていく個体群の存在が垣間見えて来たことになります。これらが移動集団全体の中でどれくらいの割合を占めているかが関心のまとです。
 例年は大町市のアサギマダラは9月中旬からせいぜい下旬で姿を消します。
 しかし、05年は、10月中旬にも少数のアサギマダラがのっぺ山荘で観察されたそうです。時期を比べて見ると、諏訪あたりで見られた個体群が、大町市に移動している可能性も否定できません。
 『アサギマダラは不思議な生命体。アサギマダラには謎がある』」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060130記載)。


第2260話 ■全人会ニュースの解説で最古の記憶を思い出した
「インストラクター会議で栗田先生の
全人会ニュースのちょっといい話の解説を
聞いているときに、最古の記憶を思い出しました。
第1085話の『星がよく見え、月がきれい』というもので
栗田先生が『ちょっといい話はこんなことでいいんだね。今日なら雪がきれいとか』
とおっしゃった時、突然ある景色が浮かんできました。
何となく見覚えのある景色でした。
右手の崖に沿って道路が通っていて、崖には雪で白い。
おそらく自分は車の中から後方をのぞいているという感じでした。
以前から、生まれた日が大雪だったと知識としては聞いていました。
今回は『ああ、これが最古の記憶なんだな』と気付くような感覚でした。
母に、僕の思い出した景色を伝えると、覚えていないと言われましたが、
病院からの道はずっと崖だ、とも言われました。
生まれた後、退院して帰る道ではないか?と何となく思いました。
真偽はほとんど確かめようもないけど、この景色を大事にしていこうと思います。

追記:思い出した準備段階として、
・安定法の『自分のルーツを知ろう』というKWを受けて、
3日前にも、母と生まれた病院がどこかなど聞いていて、
いつかその病院を訪れたいと思ったりしていた。
・その日(060121)は朝から雪が降っていた。
・雪を見ると僕はとてもわくわくするが、
そうでない人がいると意外に思い、
なんで自分は雪が好きなんだろうと疑問を持った。
ことが、あったことに後から気付きました」。
    (高○光○。SRSインストラクター。060128受け取り)


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第38回「制御法」の内容のメッセージを紹介します:

■ 第38回 「制御法(心身システム制御法)」  98年8月26日
人間をシステムとみなし、そこでの情報処理の仕組みを改善するのがSRSの基本的な姿勢であるが、その際には「自覚」に次いで「制御」(コントロール)という概念と技術が必要になってくる。心身全体のシステムをどのように改善し、どのように制御するかをシステム制御理論を紹介しながら指導する。心身を新しい概念に基いてよくコントロールする技術を学ぼう。

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