【今週のちょっといい話】 第2286話−第2290話

 
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第2286話(読者)■こわがりですから、運転がうまくなりたいと思う
   「脳をいままでの10倍よく働かせる法」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年2月初版)の感想文。
「読ませて頂いて実践しましたらパチンコで勝てました。
 今は、こわがりですから、車の運転がうまくなりたいと思っています!!」
     (KY。55歳。女性。東大阪市。051128受け取り)
[栗田注: 上記の本には、パチンコの勝ち方や、運転の仕方が書いてあるわけではありませんので、誤解しませんように。読者が自主的に応用したこと、応用したいことを述べているのです]。


第2287話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県三ヶ根山まで418km移動して自己再捕獲できた(SRS6179 05.8/17) <愛知県65例目>
「2005年8月17日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、60日かかって、愛知県幡豆町三ヶ根山まで移動して、自分で再捕獲できました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月17日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS6179 8/17』と記載して放蝶しました。
 このとき、この蝶にはすでに、『FD Lyra 401 8/5』という標識が書かれていました。これは、同所で、8月15日に記載されたもので、M.S.さんが書かれたものです。
 私が放蝶してから60日後の10月16日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、私はこの蝶に再会することができ、再捕獲し、撮影した上、『SRT4288』と追記して再度放蝶しました。
 ここまでの移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再確認されたもののうちの第65番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧内海フォレストパーク[以下内海FPと記載]。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22.内海FP。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.内海FP。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山。53.幸田町。54.蔵王山。55.内海FP。56.名古屋市天白町。57.豊橋市大岩町。58,59.内海FP。60,61,62,63,64,65.三ヶ根山)。グランデコから三ヶ根山への移動例としては30例目(47.7%)となりました。
 愛知県での自己再捕獲例としては、16例目(24.6%)になりました(昨年は1例だけでした。今年は、標識数が昨年より多かったためもありますが、直観がよりよく働いた側面も貢献していると本人は考えています)。
 2005年は三ヶ根山で、1831例の標識を行い、その中で、16例のグランデコからのSRSマーク個体を自己再捕獲できました。
 これから、グランデコ個体の自己再捕獲率は0.87%であったことが分かります。換言すると、三ヶ根山で遭遇した個体の中で114例に1頭がグランデコから来たSRSマーク個体であったことになります。
 これは、東北から愛知県まで、移動する個体群を定量的に評価する上で非常に重要な基礎的な数値になります。
 自己再捕獲例なので、再捕獲時(8/17)と再々捕獲時(10/16)の画像を比較することができました。その結果、418km、60日間の移動で、1ランク以上の劣化が生じたことを確認しました。本例は63例、64例と違って、微少破損が4翅すべてに生じており、途中で困難な状況に遭遇した可能性が考えられました。同じようなスケジュールで旅をしていても、破損に関しては個体差があるものです。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数のアサギマダラ集団が出現します。
 本例は、8/5というアサギマダラのシーズンの初期にまずグランデコで標識されました。次いで、シーズンの中期である8/17に再捕獲されました。おそらくその後しばらくグランデコ周囲に滞在した後、移動を開始し、10月16日までに三ヶ根山に移動したものと推測されます。グランデコから愛知県への移動個体は、10月15−16日
の2日間に、10月15日で10例、16日で7例となりました(16日のうち6例が三ヶ根山)。おそらく、この頃の三ヶ根山の近域には東北からの個体が極めて数多く飛来していたと考えられます。
 愛知県での第60、61、62、63、64、65例は、伊豫田さん3例、私が3例で、10月16日に三ヶ根山で再捕獲されました。その時間を見ると順に以下のようでした:
 8/7 SRS3770   第60例 10/16 12:55。
8/31 SRS10750  第61例 10/16 13:36。
 8/4 SRS2350  第62例 10/16 15:16。
9/1 SRS10977  第63例 10/16 14:08。
8/31 SRS10621  第64例 10/16 14:41。
 [8/5] FD Lyra 8/17 SRS6179 第65例 10/16 16:43。
すなわち午後の時間帯に全例が再捕獲されました。
伊豫田さんの再捕獲の場所と、私の場所は少し離れていたと思います(私の場所は上記)。
 上記の6例を見ると、8/31、9/1の3例が一緒にいたことが分かります。
 以上を総合して、今年の三ヶ根山では、10月15−16日頃に、最も多くの『グランデコ個体』が飛来していたと考えられます。
 『アサギマダラは移動例を集積すると、動きの全体像が見えてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060207記載)。


第2288話 ■訓練のおかげか、最近共鳴が多く、ほしいものがすぐ手に入る
 <記憶法38期の45ステップで提出された「ちょっといい話」>    
「最近、共鳴がとても多いです。会いたいと思ってた人にすぐにあったり欲しいと思ったものがすぐ手に入ったりするようになりました。
 これも訓練のおかげかなと思ってしまいます」。
    (KH。24歳。男性。SRS記憶法・速読法受講者。051220受け取り)。
[栗田注:SRSの訓練をすると、ものごとの流れがよくなり、共鳴体験が増加します]。


第2289話 ■木のぬくもり
「早朝まだ暗いうち、ジョギングしていると手足の指の触覚さえもが失せて
ジーンとしびれるようになる。
だがしばらくすると開閉運動すらままならなかった指に感覚が戻り
そのうちポカポカとほてってくる。至福の時でもある。
『走る』動作により血流が増え末梢血管にも血液が流れることと
筋肉を動かすことで体内温度も上昇し・・などと生理学的には
いろいろ説明されるはずだが、
寒く眠いが克己心を出した自分に
ご褒美が与えられているのだと思いたい。
指が温まってくると手袋をはずして、樹木に触れてみる。
サクラの木、イチョウの木・・。
ついでに鋪道の敷石や手すりなどにも・・。
樹木にはぬくもりを感じるが、敷石や手すりは冷たい。
特に金属製の手すりは触れた指先から体温が奪われていくようだ。
その物質の熱伝導率や熱保容量などによって・・と
物理学的に説明されるであろうが、
生きている樹木には温かさがあると思いたい。
木にはぬくもりがある」。
    (高橋和夫。SRSインストラクター。060204受け取り)。


第2290話 ■想像力と心配りで和食の味わいが増す
「とある和食のレストランを訪れた。以前から家族連れで訪れようと思っていたところだ。
 私以外のメンバーは数年前に訪れたことがある。
 こじんまりした場所で、古風な家の造りが、なつかしさを誘う。
 案内された部屋の隅では、サンシュユの花(→3D植物園の第192番。サンシュユの項目参照)が満開になっていた。
 サンシュユは、葉が出る前の早春に黄色い花を咲かせるので、花材としても重宝な樹木だ。桜のような華やかさはないが、部屋の一隅で、確実に春の訪れを実感させてくれる。
 心のこもった美味な和食が次々に出され、行き届いたもてなしと、器や盛りつけの妙を楽しむことができた。くつろぎのひとときを味わいながら、和食は『和』のひとときを提供する場をつくるものだとの認識を持った。
 食材ひとつひとつに、心を配ると、その由来や流通に関する理解も加わり、料理に対する感銘が深まる。調理の仕方に関しても理解を深めようとすると、味わいも深まる。
 日本料理は、味覚・視覚を含む五感の全部と、想像力も加えて楽しむことができることを改めて実感した」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。060206記載)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
→購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第44回「完成法」の内容のメッセージを紹介します:

■第44回 「完成法」(完成力強化法)。 99年2月24日
 ものごとを達成する際には、完成力が必要である。
 才能や能力があっても、ものごとを達成し、完成できない人がいます。それは完成力がないからだ。完成力がない人はチャンスを逃し、自分の人生を完成することができない。
 願望を持つことと、完成力を持つこと、この二つが整うと、人生を全うすることができる。
 定例会で完成力の概念を知り、完成力を高める実践を始めよう。


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