【今週のちょっといい話】 第2349話−第2352話

 
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「次回の初級速読法半月集中講習は4月8日開始です(講師は栗田)」。    
「次回の初級速読法の一泊研修は5月13日・14日です(講師は栗田)」。
    
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「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「第129回定例会は3/10(金)開催で『大観法(大局観構築獲得法)』です」。
   ← ← G.大観法では復元能力が要る060302
「定例会のDVD版が着々できている→詳細はHPの該当欄、または問合わせを」。
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。


第2349話(読者)■一日数分の訓練で速読できる方法が分かりやすく理解しやすい
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「一日数分のトレーニングで速読ができるようになる方法が分かりやすく、理解しやすかったです」。
  (TT。14歳。男性。川崎区。051216受け取り)


第2350話 ■三笠書房の速読の文庫本は21刷りとなった
「『本がいままでの10倍速く読める法』(三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の文庫本は、これまでにも繰り返し重版を重ねて来ましたが、改めて06年2月にも21刷が出されることが決まりました。
 この本に関しては、ちょっといい話でも、多くの体験談が示されています。
 息の長いロングセラー&ベストセラーになっています」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。060302記載)


第2351話(初級)■光の読書の玄関に経ち、訓練後は速読の速度も理解度も全く違う
  (初級半月速読法の4日目の前に書かれたチェックリストと
4日目に書かれた8ステップの感想)
「【今週のちょっといい話】
 ●2/26-3/4:一日の会社の仕事を終えたあと、帰りの電車の中で速読をすると、速さも理解度も非常に低下していてびっくりした。帰宅してから指回し、呼吸法、イメージ、眼球訓練を行ったあと新聞を読むと理解度も速度も全く違う、ということを発見した。
 ●3/5-11:速読の理解度と音読の理解度を比べてみたが、あまり大きな違いを感じなかったので、このまゝで良いのだと感じた。
 ●速読でスピードを上げていくと、単語がバラバラに眼に飛び込んでくるが、それが文章として理解できる。これが分散入力、並列処理ということかと少し分かった気がした。光の回路の玄関口に立てたのかなと思う。
 ●寝る前にイメージ訓練と指回しをすると朝の目覚めがすっきりし、良い夢が見れた。
<チェックリスト>
【気づき】
 ●2/26-3/4:2行読みの実践は、中心視野で右の行を見、左の行は周辺視野で見るという意識を持ち、ガバッガバッとかたまりで、一定のリズムで読んでいくことだと実感でき感動した[栗田注:これはこの人のやり方で、一般的なやり方ではありませんので、要注意]。
 ●感動や不思議発見が心をフレッシュにするという体験はうれしい。
 ●速度を上げた方が理解度が高まる気もする。最初は後頭部がジンジンした感じがした。
 ●指回し、イメージ、眼球訓練を行ったあとに速読をすると理解度も上がるし速さもあげられる。やはり訓練を着実に続けることが大切だ。
 ●3/5-11:スピードを速めることで理解力が増すことを少しずつ実感している。イメージ訓練の効果が大きい。次の講習が楽しみだ。疲れている時にはスピードが上がらない。
<ステップ8>
【共鳴呼吸変法/ドームイメージ法】緑のきれいな公園の噴水から身体の中をかけ抜けて光の球が上空に舞い上がり、花火のようにきれいなドームをつくり、それがしだれ柳のようにきらめきながら降りてきた。そしてまた光の噴水がさらに高く上がり、ドームをつくって次第に下りてきた。段々に噴き上がる高さが上がり、50mまで上がった。
【イメージ訓練/移植法】大きなピンクのハスの花に空から降りてみるときれいな芝生の庭のある家があり、またしばらく飛ぶと瓦屋根の家があった。その屋根に降りると水滴があり、中をのぞくと魚がたくさん泳いでいた。そのうち大きな鯨が現れ、まわりの魚はあわてて逃げていった。ふっと飛び上がるとそこは水滴だった。
【全体の感想】
 10倍突破にもう少しのところまできた。あとは理解度を次第に上げられるようにしたい」。
(TH。65歳。男性。SRS速読法初級第451クラス受講者。050313受け取り)

[スタッフ注: THさんの読書速度は、初速が930字/分でしたが、
10ステップでは、18000字/分(19.4倍)に到達しました。
 第451初級クラス全体では、初速は837字で、最終回の平均は21853字/分(26.7倍)でした]。


第2352話(初級)■英文がどんどん速く読め、電話で共鳴し、イメージの美しさで涙
  (初級半月速読法の4日目の前に書かれたチェックリストと
4日目に書かれた8ステップの感想)
「<ステップ8>
【全体の感想】
 ビジュアルチャンキングの大切さがよくわかった。速読より指まわし、イメージなどの方に力をいれていたので、他の人の結果をみて、もっと速読しなければいけなかったのかなと思ったが、今日の講義を聞いていて、これでよかったと思った。
 今日のフレーム読みのレッスンは楽しかった。
<チェックリスト>【気づき】
 ●2/28:親指回しをすると人指し指、左がつっぱって、非常にいびつな形になる。中指回しの時は右の薬指がつっぱる。これもどこかバランスの悪いことを示しているのだろう[栗田注:『自覚が進歩の出発点』ですね]。
 ●感想文を読んでいると、2人くらいの人が、速読時文字が浮きでてみえたと書いていた。きっと光の読書はそういうことなのだろうと思った[栗田注:これは必ずしもそうではありません。視覚の変容の一例に過ぎません]。以前も書いたが、数字順唱音の時だったと思うが、イメージの数字が音読よりさきに飛びこんでくる感じがした時、これが光の読書に通じるのではないかと思ったが、似たような体験かもしれないという気がした[栗田注:こちらは意味のある体験です]。
 ●3/1:今日朝、夢が全部は思い出せないなと思ったが、もしかしたら、今までは思いだせないことに気づいていなかっただけかもしれない。思いだせたことが全てと思っていたかもしれないと感じた。
 ●昨日友人にTELした時、新聞の内容について話した。友人はちょうど話題にした人の本を買ってきていて今読もうとしていたところだといった。
 ●指まわしの時よく指を観察していたら左の親指は上下運動しているだけで、ほとんどまわしてないことに気づいたので意識してまわすように訓練している。
 ●指まわしの時、力を抜くとよいと思っていたが、ふと気づくと指の力が抜けて指がやわらかく回っていた。
 ●3/2:基本訓練が土台をつくるのに大事だと思うので、講習中にやった訓練を復習した。
 ●姉にTELしたら、今TELしようと思っていたといわれた。
 ●3/3:英文を読んでいたら、目がどんどん先にいく。日本語を読んでる時は、あたりまえで気づかなかった。
 ●3/4:指まわしはいつもスムーズとは限らない。今日は特に調子が悪い。何かバランスがよくないのか!3/5:指が痛くなった。
 ●速読を色んな速さでやってみた。2行読みは意味をつかむのがむずかしい。数行読みの方が意味がつかみやすい気がする。
 ●イメージの花を拡大していった時、美しさに涙が出そうになった」。
(MK。55歳。女性。SRS速読法初級第451クラス受講者。050313受け取り)

[スタッフ注: MKさんの読書速度は、初速が1020字/分でしたが、
10ステップでは、12300字/分(12.1倍)に到達しました。
 第451初級クラス全体では、初速は837字で、最終回の平均は21853字/分(26.7倍)でした]。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました →定例会DVDのご案内
→購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第58回「適応法」の内容のメッセージを紹介します:

■第58回 「適応法(適応発展法)」 00年4月12日
 適応とは生物が自然環境に自らを合わせて生き残る出来事を言う。適応より弱い現象を順応と言う。
 地球上の生物は形態的にも機能的にも驚くべき工夫を重ねながら、極限的な厳しい環境の隅々にまで浸透して生き延び、陸海空を繁殖の天国と化してきた。生命圏にはあっと驚く多様な適応のパターンがあり、数多くのブレイクスルー現象が実現している。そこからは多芸多彩な適応技術を学ぶことができる。進化の歴史も含めて適応の多くの実例を紹介したい。
 生物の進化とは、遺伝子変化を用いて「適応を発明するプロセス」に他ならない。地球の生命圏は生きる戦略と適応の智恵との宝庫である。生命の適応の事実を知りその想像を絶した柔軟さと多彩な広がりに驚くことができれば、自分の適応の仕方にも新生面を切り開く意欲が満ちてくるだろう。
 人間は身体環境と自然環境と社会環境に適応して生活をする存在である。適応法はこの三種の環境に新たな対処法を見出す技術である。そこで、環境を知り、環境を操作し、環境の隠れた可能性を読むことと、自分を知り、自分を操作し、自分の潜在的な可能性を読むこととの両方が大事である。それができれば環境と自分の両方の潜在的可能性の狭間で豊かに発展する主体的で創造的な適応のプロセスを楽しむことができる。
 適応には、@短期適応と長期適応という時間の違い、A消極適応と積極適応という姿勢の違い、B惰性適応と創造適応という内容の違い、C萎縮適応と発展適応という広がりの違い、D偶発適応と発見適応という知性の関与の違いがある。さらに、E柔軟適応と強靱適応という性質の違いもある。
 思想がないと短期適応で終わり、意志が弱いと消極適応に甘んじ、情熱がないと惰性適応に陥り、見識が乏しいと萎縮適応にはまり、知性がないと偶発適応に頼るものだ。柔軟性と強靱性がなければそもそも適応は成立しない。
 一般の生命体は偶然の事象を通じて長い時間をかけて適応の道を見い出していくものであるが、人間は経験と知識と想像力を活かし、知性によってスピーディに適応の技術や戦略を見出すことができる。
 斬新なアイデアを獲得し、豊かな夢を育て、体系的な思想を養い、情熱を維持しながら、意志を貫き、実践を通じて、充実した人生を展開していくための適応力の基礎を築こう。長期適応、積極適応、創造適応、柔軟適応、強靱適応、発展適応、発見適応を楽しみながら究めていくための能力を磨こう。


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