【今週のちょっといい話】 第2660話−第2663話

     
一つ前のいい話に
戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る

<お知らせ> →講座日程案内   →SRS能力開発法
「初級速読法半月講習は6月17日〜7月1日です(講師は栗田)」。    
「中級速読法集中講習は7月2日〜7月16日です(講師は栗田)」。
「6月27日に活夢法の5回講習が始まります(講師は栗田)」。
「7月22−23日に初級速読法の1泊研修があります(講師は栗田)」。

「第132回定例会は6/22(木)開催で『挑戦法(可能未来解読挑戦法)』です」。
  ← ←T.挑戦法では異体験を通して新たなファイルエリアを開く 060613


第2660話(読者)■興味深く読ませていただきました
    「仕事力を10倍高める!栗田式 頭がよくなる脳トレーニング」
     (栗田昌裕著。PHP研究所。05年9月初版)。
「興味深く読ませていただきました。講習会に参加して見たいと想い、資料を送っていただきたいと思います。よろしくお願いします」。
   (RK。19歳。男性。千葉県市川市。060522受け取り)。


第2661話(栗田)■姫島から広島県にアサギマダラが119km移動した(SRS5242 ヒメ 06.6/4)<姫島からの4例目>
「06年6月4日に、大分県の姫島で私が標識をしたアサギマダラが、広島県で再確認されました。
 これは私が体験した『アサギマダラの2006年度の北上移動』の第5例目です。
 同時に、2006年度に姫島から北上した例の第4例目になりました。
 05年の6月4日に、大分県東国東郡の姫島のみつけ海岸で、スナビキソウの群落に集まっていたアサギマダラの一頭の雄に、『SRS5242 ヒメ 6/4』と標識をして放蝶しました。この日は晴れでした。このアサギマダラの新鮮度は上の中で、破損はなく、翅の縁の白毛は6割残存していました。
 それから2日後の、6月6日の13時に、広島県安芸太田町猪山で、takedaさんが、その蝶を再捕獲されました(報告者は藤本康男さん)。
 移動距離は約119km。移動方向は東北です。
 ●本例は、06年に私が関わった遠隔移動の第5例です。
 本例は、06年の姫島からの北上個体で再捕獲された第4例にあたります。
第3例までは、海岸での再捕獲でしたが、本例の再捕獲地は瀬戸内海と日本海の中間地点にあります。詳細は不明ですが、興味深い一例と思われます。
 ●もともと姫島から移動する個体は、移動個体の観察を通して、山口県の笠戸島方面に主として移動するのではないかと考えられています(姫島のアサギマダラを守る会の中城信三郎さんの意見)。
 ●姫島と安芸太田町猪山とをつなぐライン上に笠戸島がほぼ乗っていることは、示唆的ではないかと思いました(一例だけで何かを判断するつもりはありませんが)。
 ●6月4日は、多くの新規アサギマダラが飛来すると同時に、それまで島にいた個体がどんどん渡って行ったと考えています。
 具体的には、6月3日の時点で、18時代の最後の100頭を確認したところ、96頭にSRSの標識がなされていました。
 すなわち、6月3日には、96%の標識率が達成できていたのです。6月4日の朝も、ほぼ同様の標識率でスタートしました。ところが、6月4日の時間が経過するたび、未標識個体の割合が増加していき、12:00過ぎ頃には、標識個体は20%以下になっていました。
 これは、前日までに標識された個体(あるいは当日標識された個体)がどんどん渡り、前日までいなかった個体が、その日の午前中にどんどん到着することで生じた現象と思われました。実際に、海岸でマーキングをしていると、どのあたりに到着しているか、という場所もほぼ特定できるような飛来の仕方でした。
 ●これまでの再捕獲例を整理しておきます。
1■姫島SRS2422 栗田昌裕 5/21→6/3福井県敦賀市。藤井大樹。
2■姫島SC065,SRS2212中城・栗田 5/15,18,19→6/4石川県輪島市。日吉芳朗。
3■姫島SRS2733 栗田昌裕 5/21 → 6/6 石川県輪島市。日吉南賀子  
4■姫島SRS5242 栗田昌裕 6/4 → 6/6 広島県安芸太田町。takeda」。
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060613記)


第2662話(栗田)■6月2日に西日本新聞で「渡り蝶数千匹の舞」が紹介される
「2006年6月2日の西日本新聞で、姫島でのアサギマダラのマーキングに関する記事が紹介されました。これは6月1日に、姫島小学校の6年生の生徒さんたちに対して、マーキング指導をした際に、取材を受けたものです。
 この生徒さんたちのマーキング個体から、後に石川県輪島市に飛んだ例が出ました。
 記事の要約と縮小写真は、インターネットのHPでも見ることができます。
 以下はそのHPのアドレスと、記事の引用です。ご参照ください。
http://www.nishinippon.co.jp/banaten/Pet/animal/kiji6.html

 引用記事タイトル■ 渡りチョウ数千匹の舞 大分・姫島  (2006.06.02掲載)
------大分県国東半島沖に浮かぶ離島・姫島村に、日本列島を縦断する渡りチョウ『アサギマダラ』が飛来し、華麗な乱舞を見せている。羽を広げると約八センチの大形チョウ。その名の通り、あさぎ色(薄青)のまだら模様が特徴。春に台湾など南方から東北などまで北上、秋に南下し、千キロ以上を移動するとされる。
 姫島北西部の『みつけ海岸』は、春移動の大規模な中継地であることが確認されている。今年は五月初めごろに飛来。一日二千五百―四千匹が海岸部に自生するスナビキソウに集まっている。
 一日は、姫島小学校の六年生二十五人が謎の多い移動ルートを解明するため、羽に確認した場所、日付などを記すマーキングを行った。アサギマダラを調べている医師栗田昌裕さん(54)=東京都=は『今月中旬まで乱舞が見られる。国内では姫島だけの光景です』と話す。-----[引用終わり]。
 (写真には、中央に、子供たちにアサギマダラの説明をする私の様子が写っています)」。
    (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060613記)


第2663話 ■北の丸公園で4月14日に天皇、皇后の散歩に出会った
  (第40期記憶法Aの44ステップで提出された「ちょっといい話」より)
「●4/14…訓練を目的とする散歩を日課にしているのですが、北の丸公園で朝6時頃、集団で散歩しているなと思っていたら、その中に天皇と皇后がおられた。目を疑いました」。
    (TU。44歳。男性。SRS記憶法受講。060515受け取り)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                        →購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第42回「学習法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):


■第42回 「学習法(高速学習法)」 98年12月17日。
 われわれは一生が学びの機会である。
 向上心と意欲があればたくさんのことを学び、どんどん成長することができる。
 その際に、スピーディに効率よく学ぶことが学びを快適にする上で重要である。
 そのためのさまざまな工夫と技術を解説する。
 学習法は速読法がダイレクトに活かせる現実的な応用の場でもある。→定例会DVD

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る