【今週のちょっといい話】 第2664話−第2667話

     
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「初級速読法半月講習は6月17日〜7月1日です(講師は栗田)」。    
「中級速読法集中講習は7月2日〜7月16日です(講師は栗田)」。
「6月27日に活夢法の5回講習が始まります(講師は栗田)」。
「7月22−23日に初級速読法の1泊研修があります(講師は栗田)」。

「第132回定例会は6/22(木)開催で『挑戦法(可能未来解読挑戦法)』です」。
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第2664話(読者)■大変参考になり、2回読み直しました
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「むずかしかったが、大変参考になりました。2回読み直しました。努力しようと思っています」。
   (YT。83歳。男性。大阪府枚方市。060519受け取り)。


第2665話(栗田)■姫島小学校生がアサギマダラのマーキング(テレビ大分で紹介)
「姫島小学校の生徒さんたち25人に、06年6月1日に、アサギマダラのマーキングを指導しました。以下の内容は詳細は、本ホームページにも順次掲載しているメルマガの89号に紹介してあります(→いずれ掲載)ので、そちらで御覧ください。
 ここでは、次の第2666話で、その中の一頭が、石川県で再捕獲されたエピソードを理解していただくために、最小限の内容を再記しておきましょう。
 2006年6月1日に、『姫島のアサギマダラを守る会』の主催で、大分県姫島村の姫島小学校の生徒によるマーキング会が施行され、私(栗田)がその指導に携わりました。
 その結果、約300頭のアサギマダラが標識されました。主要結果を以下の通り:
【標 識】 頭文字−番号 ヒメ 6/1 
【標識日】 2006年6月1日 9:00〜10:00
【標識者】 姫島小学校の6年生25名。
【標識地】 大分県東国東郡姫島村みつけ海岸
【備 考】 吸蜜植物はスナビキソウ。天候は晴れ。気温は24−26度程度。
      標識個体数は297頭(参加された3名の先生方の分6頭を含む)。
      性別は、♂296、♀1。
      生徒による標識数の合計は291頭で、
      生徒の平均標識頭数は11.6頭。
      生徒の標識頭数の標準偏差は2.7頭。
 1● 姫島小学校の生徒によるマーキングは、今回が2回目です。
 2● 6月1日はよい『マーキング会日和』でした。
 3● 今年の移動のピークは5月30日頃で、6月1日はそれに準ずる状態でした。
 4● マーキングの模様はテレビ大分(TOS)が同日夕方のニュースで紹介しました。
 5● 今回の会では『蝶を破損しない』ための独自な工夫を導入しました。
 6● アサギマダラが集まる場所は『アサギマダラを守る会』の方々が保護しています」。
          (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060615記)


第2666話(栗田)■姫島から石川県にアサギマダラが625km移動した(R.Y.-2 06.6/1)<姫島小学校のマーキング例><姫島からの5例目>
「06年6月1日に、大分県の姫島小学校で小学校6年生が標識をしたアサギマダラが、石川県で再確認されました。
 これは、2006年度に姫島から北上した例の第5例目になりました。
 05年の6月1日に、大分県東国東郡の姫島のみつけ海岸で、スナビキソウの群落に集まっていたアサギマダラの一頭の雄に、小学校6年生の山下莉奈さんが『R.Y−2 ヒメ 6/1』と標識をして放蝶しました。この蝶は山下莉奈さんにより『新鮮』と判断されました。
 それから9日後の6月10日の7時50分に、石川県輪島市光浦町袖ヶ浜で、日吉芳朗さんが、その蝶を再捕獲されました。前翅長は53mmと計測されました。日吉さんは『6/10 わじま』を追記して放蝶されました。天気は曇りで、やや風があり、気温は19度で、小寒い一日でした。
 移動距離は約625km。移動方向は東北です。
 本例は、私が指導した姫島小学校の6年生生徒25人によるマーキング会(6月1日)で標識されたもので、その島外へ移動が確認された第1例となりました。
 生徒さんや関係者の方々もさぞ喜んだことと思われます。
 本例は06年の姫島からの島外移動としては第5例になります。
 05年には以下の2例が確認されました(いずれもSRS個体)。
  1■姫島 6/3 →石川県珠洲市 6/18。
  2■姫島 5/19 →埼玉県嵐山町 6/12。
 06年の再捕獲例は以下の順で見出されました。
  1■姫島SRS2422 栗田昌裕 5/21→6/3福井県敦賀市。藤井大樹。
  2■姫島SC065,SRS2212中城・栗田 5/15,18,19→6/4石川県輪島市。日吉芳朗。
  3■姫島SRS2733 栗田昌裕 5/21 → 6/6 石川県輪島市。日吉南賀子  
  4■姫島SRS5242 栗田昌裕 6/4 → 6/6 広島県安芸太田町。takeda。
  5■姫島R.Y-2 山下莉奈 6/1 → 6/10 石川県輪島市。日吉芳朗。
 姫島からは、本当に『東北方向』に飛んでいく確率が高いように見えます。
 本例が標識された6月1日は、5月30日を個体数のピークとする好天の続きで、風も少なく、個体数も多く、「絶好のマーキング日和」と考えられた日でした。
 この日は(この日も)、姫島にかなりの数のアサギマダラが飛来し、同時に、渡って行った日だと考えています。生徒さんたちは、1時間余で、291頭に標識をしました(私は501頭)。
 マーキング会の様子については、メルマガ89号に掲載した 
 『姫島小学校の生徒にアサギマダラのマーキングを指導
              (テレビ大分TOSで紹介)』
という記事を参照してください」。
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060615記)


第2667話  ■イカのワタを持って行ったカラス(体験談)
「栗田先生、スッタフのみなさま定例会では、いつもお世話になっています。愛知県の伊与田と申します。
 私の住んでいるところは、山が迫り、今はホタルが乱舞し、自宅の横には山からの湧き水が流れる沢があります。そこには沢蟹が生息し、時にはカワセミの姿も見ることがあります。
 カラスのお話しを伺いまして、随分前のことですが、こんな我が家の環境の中で起きた出来事をお話しします。
 不器用ながら、この沢で魚を捌いたりもします、その日は、イカでした。天気も良く、電信柱の上ではカラスが、寛いでいました(と思っているのは、呑気な人間。さすがは上から見下ろすだけのことはある)。
 私が、イカを捌き終え戻ると、まだカラスはいました。ふと好奇心で、上のカラスに向かい、イカのワタを振りかざし声をかけました。そして、ワタを石の上に置きその場を離れました。しばらくすると、カラスは、ワタ目掛けて舞い降りて来て、山の方へ持って行きました。
 人間の行動の一部始終を観察していたのでしょう。カラスの一面を見たような気がしました。その後、少し怖くなりそういう行動は、控えました。
 でも、川の中の沢蟹は、私が不器用に捌いたカスを、ハサミで器用に自分の住み家まで持って行きます。時には、引っ張り合いの綱引きを、行うことがあります。余談ですが、大雨になるような時は、川から上がって来るんです。家の軒で見かけることもあります。
 そんなこともあって、私は、料理に出てくる唐揚げは、とても食べられません」。
     (SI。女性。SRS受講者。060614受け取り)。
[栗田注:御連絡ありがとうございました。カラスは大変な生き物だと思います。
 他にも、興味深い場面を目撃されたら、御連絡ください]。
 以下の話に関連する話は:
    第2588話(栗田)■盆栽に肉片を隠したカラスの驚きのエピソード
    第2592話 ■トビがカラスに襲われている場面を目撃
    第2614話 ■近況+カラス体験談
    第2615話 ■カラスのモビングとカラスの餌を隠す行動について


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                        →購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第44回「完成法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):

■第44回 「完成法(完成力強化法)」 99年2月24日
 ものごとを達成する際には、完成力が必要である。
 才能や能力があっても、ものごとを達成し、完成できない人がいます。それは完成力がないからだ。完成力がない人はチャンスを逃し、自分の人生を完成することができない。
 願望を持つことと、完成力を持つこと、この二つが整うと、人生を全うすることができる。
 定例会で完成力の概念を知り、完成力を高める実践を始めよう。→定例会DVD
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