【今週のちょっといい話】 第2987話−第2991話

  
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「12月9日から、SRS速読法の半月5回集中講習を開催(講師は栗田)」。
「12月18日(月曜)、第138回定例会『明響法(明響性格改造法)』が開催されます」。

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「2月3日に記憶法1日講習、2月4日心象法(イメージ訓練)一日講習(講師は栗田)」。
「3月10−11日(土日)にSRS速読法の一泊研修を開催(講師は栗田)」。

 いずれも、問い合わせ、参加申し込みはSRS研究所(電話03-3821-3197)へ。


第2987話(初級)■夢が同時進行し、感情が安定し、指回しで過去が蘇り、文字の見え方が変わって理解に対する不安が消えた

 (初級半月速読法の4日目に書かれた【ステップ7と8の体験談】より)
「<ステップ7>
【夢変化】
●夢に色がつき始めた。オムニバスのように同時に違うストーリーが表れたりした(栗田注:このような夢を並列夢と呼びます)。
【気づき】
●感情が安定している。前向きだが淡々と事に対応している様だ。
【役立て】
●ちょっとした時間に指回しをしたり看板を見るときに周辺視野を意識したりしている。
【共鳴呼吸変法/単純法2】
●1つ1つの色ごとにカラーでイメージしやすくなっていた。動物や海、火山、砂ばく、空を使って当てはめると同時にも多色で映像が動いていた。「吸う」「吐く」との関連を理解したい。
【イメージ訓練/回転法】
●ユリ:DVDの速回しの様に見える映像が回転した。ゆっくりと回転するのが難しかった。
●イルカ:イルカが縦横いろいろな回転をしながら自由に泳いだ。周り(背景)がそれにつられて変わった。
●自分:上下がわからなくなって身体のまわりに泡が埋まった。
【全体の感想】
●価値観が変わった。とらえ方のスタンスが変わったからだと思う。
●不安に感じていた事が解消されたことで実体験もいくつか出来たことがうれしい。
●特に文字が輝いたりおぼろげな光とともに浮かび上がって見えたのはうれしい。

<ステップ8>
【共鳴呼吸変法/ドームイメージ法】
●単にイメージを思いうかべるのとは違い、ドームを想定するとその中に空間が生まれて独立した世界の中にいるような感じだった。
【イメージ訓練/移植法】
●ストーリーを追っていくとどんどん次の場面に切り替わっていくが、不思議とつながりがあってたどっていけた。
【閉眼指回し】
●指によって見ることが出来る色が変わるのが不思議。見ようと念じても出てこない指もあれば不思議に出現する指もある。私の場合は赤と黄色が強いようだ。また、回しづらい指で過去の記憶がよみがえる。
【全体の感想】
●今日の午前中で文字の見え方が変わってきた。変わったとたんに見方も変えられて字数が増えた。
●理解の概念の違いが解ったことで不安も消えた。ともかくは気持ちを強めてモチベーションを高め、次にどんな体感と心感があるか受けとめたい。訓練するぞー」。
   (AI。42歳。男性。SRS速読法初級第464クラス受講者。050918受け取り)

[スタッフ注: AIさんの読書速度は、初速が690字/分でしたが、
8ステップで、18020字/分(26.1倍)に到達しました。
 第464初級クラス全体では、初速は897字で、最終回の平均は28789字/分(32.7倍)でした]。


第2988話  ■山古志村と身近な生き物調査と四季の生き物前線

「 栗田先生、侑未子代表、SRSスタッフの皆様

 ちょうどよい紅葉シーズンとなりました。
 おかわりありませんでしょうか。
 今年も2度、山古志村へ出かけましたが、現地では被災の爪痕が工事の痕に置き換わっており、少し残念な思いをしています(栗田注:山古志村は、2005年7月の新潟中越地震で大規模な被災が生じた地です)。調査は2年目ですが、今年の春に希少な植物があった場所は地盤が悪いため、すべてコンクリートなどが吹き付けられてていました。
 現地を歩くと、さまざまな動植物は人間との暮らしの中で生きていた思うわけですが、その暮らしそのものが変わってきているのだなぁと肌で実感いたしました。個人的には、このような動植物の保護もなんとかして欲しいのですが、被災を忘れないためにも、少しぐらい被災の痕を残してもよいかと思っておりますが、現地の人たちのことを考えると、よい折衷案は望みにくいのかもしれません。
 
 今週末は京都に出かける予定にしております。
 
<ちょっといい話>
 オオオナモミのことを調べていると、環境省で行われていた『身近な生きもの調査』を偶然にも見つけた。同調査は1983年から行われ2001年に終了している。同調査が正確であるかどうかは別として、全国的なデータの収集が終わってしまったことは悲しむべき事だろうと思う。さらに、環境情報を扱っていると過去がどうであったのか?という手がかりは現在のデータを吟味する上でとても貴重なのだが・・。
 ともかく、身近な生きもの調査とは別にホームページ上のコンテンツの1つとして、『四季のいきもの前線調査』があるのを知った。
 カテゴリーは、『桜』『ウグイス』『ツツジ』『田植え』『熱帯魚回遊』『虫の鳴き声』『ヒガンバナ』『稲刈り』『もみじ』『初雪』豊富だ。誰でも投稿でき、誰でも閲覧できるシステムで、カテゴリーには、ちょっと役立つ情報が学べる。
 気になって調べてみてみると、稲刈り前線が一番データがあった。データ数は僅かだが、岡山県(8月下旬)、京都府(9月上旬)、静岡県(10月上旬)、茨城県(10月上旬)と見事に稲刈り前線が北上していた。しかし、1ヶ月以上も差があるところを見ると品種によるものだろう。おそらく、この調査の意図は気温分布と各種前線という関係を見たいのだと思う。しかしながら、私の故郷である岡山県で8月下旬に稲刈りが行われていたのには驚いた。そうだったかな?という感じだ。このような全国データは、多くの人たちのちょっとした気づきによって支えられていることも感じられた。
 今後は、例え統計に耐えられなくても、もう少し直観が働くくらいのデータが集まるとよいと思う」。
 参考: 四季のいきもの前線調査
 http://www.biodic.go.jp/mijika/index.html
      (大○哲○。SRSインストラクター。061130記)


第2989話(栗田)■姫島から屋久島にアサギマダラが402km移動した(S・C386 06.10/17)

「2006年10月17日に、大分県東国東郡の姫島村で中城信三郎さんが、フジバカマ園に集まったアササギマダラに『S・C386 10/17 ヒメ』と標識(マーキング)をされました。
 その個体は、11月28日に、鹿児島県熊毛郡にある屋久島の屋久町尾之間で久保田義則さんによって再捕獲されました。移動距離は約402km、期間は42日間かかったことになります。
 本例は、姫島で放蝶され個体の中で、屋久島に移動して再捕獲された1例目となりました(過去も含めて)。
 屋久島は鹿児島の先端から直線距離で60kmほどのところにあります。おそらくこれくらいの距離は一気に渡れますから、1ヶ月以上、比較的のんびりと九州に滞在していた可能性が考えられます。どこに滞在し、どのように移動して行ったのか、大いに関心が持たれるところです。
   (栗田昌裕。アサギマダラ研究家。姫島の「アサギマダラを守る会」顧問。061201記載)。
追記。2006年のアサギマダラの渡りのデータは、以下に要約して示されています(本例の詳細データもそこからクリックして見ることができます):
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou_no_tabinokiroku/2006_watarichou_no_tabinokiroku.htm


第2990話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然のよろこび」には「碓氷第三橋梁(めがね橋)は二百万個の煉瓦で出来た最高傑作」掲載

「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
    11/30 20:07  碓氷第三橋梁(めがね橋)は二百万個の煉瓦で出来た最高傑作
    http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-211.html
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
(SRS研究所のHP:
 http://www.srs21.com/3d_insect/blog%20index/blog%20index.htm
 から目次経由でも見ることができます) 
 アサギマダラ調査関連情報と、
 カナディアン・ロッキーの旅の画像を紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。061129記載)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは電話03-3821-3197へ
 今回は、第128回「選択法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):

■ 第128回 「選択法(人生最良選択決断法)」 06年2月23日
 決断力を高め、人生最良の選択を行う技術に関して解説する。
 いかにして、人生の各場面で最良の選択を行うシステムを作るかに関して、80項目の内容を解説する。その中には、「選択と被選択」「選択の場」「選択肢の余裕」「理性的選択と直観的選択」「能動的選択と受動的選択」「主体的選択と消極的選択」「選択とストレス」「等身大の選択」「育成の選択」「矛盾解消の選択」「安定増加の選択」「選択と超自然の力」「時空相応の選択」「退行的選択と逃避的選択と欺瞞的選択」「選択における動機と目的の意義」「自衛的選択と保身的選択」「歴史と選択」「徳川家康の選択」「選択とアイデア」「選択とビジョン」「選択ファイルの構築」「選択と多段階推測」「選択と深層海流」「選択と未来の読み」「選択と理解」「選択と情報収集」「選択と会話」「選択と影響」「選択と行動」「選択と戦略」「選択と価値観」「選択と免疫」「選択と進化」「選択と煮え切ること」などの項目が含まれる。
 このように選択のさまざまな側面が検討され、自然と社会がいかに多様な選択で満ち満ちているかについて認識してもらった上で、最終的にこのような選択方式を採用しようという提案がなされる。それが人生最良選択の方式である。→定例会DVD

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