■ SRSメールマガジン第18号

 
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2003.1.10
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第18号 

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☆ 目次
[あけましておめでとうございます]
[エス アール エス ホットニュース]
  ●SRS速読法・冬休み子供クラス(第405クラス)終了。
          速読の倍率は83倍・・・その感想文(9件)
[最新版3D写真]
  ●ガラパゴスアシカ/ガラパゴス諸島/パラレル法
[全人会ニュースより]
  ●「希望が見えると心身の癒し(ヒーリング)が生ずる」
           (全人会ニュース394号より)
[季節だより]
  ●三四郎池が凍った!
[栗田先生近況]
  ●「おもいっきりテレビ」1月出演決定。
  ●真鍋かおりさんとの対談決定、など。
[出版案内]
  ●「仕事と学習の成果を高める栗田式奇跡の速読法」(PHP研究所。文庫)
  の発刊、など。
[講座案内]
  ●「定例会」、「速読法」、「記憶法」、「肩の会」、「眼力法」、「健康法」、新日程。
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[新年のご挨拶]
 あけましておめでとうございます。
 皆様は、新しい年をどのようにお迎えになりましたでしょうか。
 エスアールエス研究所では、今週末12日から講義が始まります。年頭からフル回転で、1〜2月の2ヶ月間に速読法初級5回講習が2クラス(No.406、409)、速読法初級一泊研修が1クラス(No.408)、記憶法Aが1クラス(第32期)開催される予定です。もちろん毎月定期的に行われている「肩のこらない会」「定例会」も予定にありますし、「健康法」「視力回復法」もそれぞれ第40期、第26期が始まります。スタッフも全員、はりきって開講の準備に取りかかっています。
 メールマガジンも創刊から半年を経ました。今年もますます内容を充実させて、みなさまにエスアールエス研究所の最新の情報をお届けするつもりでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
  (メルマガ編集担当:上木美紀子・記)

[エス アール エス ホットニュース]
●SRS速読法・冬休み子供クラス(第405クラス)終了。
          速読の倍率は83倍・・・その感想文(9件)

 2002年12月25〜30日に、千駄木の教室で、速読法初級・冬休み子供クラスが行われました。連続6日間の講義に、小学校4年生から高校3年生までの34名が参加しました[講師は上木美紀子]。
 読書速度は、クラス平均で見ると、初速758字/分だったものが、初級(ステップ10)修了時には45700字/分となり、クラスの平均倍率は83.0倍となりました。
 迷路(20秒でたどるもの)は8.4個だったものが22.1個に増えました(2.8倍)。
 計算(60秒でできる個数)は61.3個だったものが、91.9個に増えました(60%アップ)[データはいずれも平均値。倍率は比率の平均値を示す]。
ステップ1〜5の感想文を紹介します。

■例1 TH (男子13歳)
【step1全体の感想】指を回した後に、体がやわらかくなっていたのに感動した。速読も色んな訓練をした後にやってみると、かなり速くなっていて、すごかった。

■例2 YK (男子17歳)
【step1全体の感想】イメージをふくらますというのが楽しかった。速読を身に付けたいという気持ちがより強くなった。訓練をしっかりやっていきたいと思います。

■例3 EN(女子11歳)
【steo2イメージ訓練/成長変化法】風がすずしくふいていて、気持ちがよかった。太陽の光が木にあたって大きく育った。
【step2凝視訓練/地図凝視】黒のまるがまんなかにあつまってきて、うかびあがった。「おもしろいな」と思った。

■例4 HF (女子16歳)
【step2凝視訓練/地図凝視】うすく色がついてきて文字のところだけが全部浮き上がって見えた。じわじわ浮いてきて面白かった。
【step2大文字訓練】緑色でぷよぷよしてて、小さなポールみたいなのに登って遊んでいた。なぜか周りには観客がいた。「大ちゃん」ががんばって飛んでいるのを見てやさしい気持ちになった。
【step3全体の感想】音は出ないのに見た瞬間に内容が分かるようになってきた。イメージ訓練をできるできると思いながらやったら少し良くなった気がした。迷路や計算は少しづつでも多くできるようになってくるととても楽しい。明日は「光の社長」にもっと頑張ってもらおうと思う[スタッフ注:「光の社長」とは、速読を行う際に主体となる意識の働きのことです]。

■例5 TM (女子11歳)  
【step3大文字訓練】はりがねでできていて、銀色。どこも自由に動く。ブランコで遊んだりすべり台をしたりする。目をつけてからは、いろんなものに興味を持ちながら遊ぶ。
【step3全体の感想】速読のスピードがどんどん速くなってきてうれしいです。今日の第3ステップの中で一番楽しかったのは『大ちゃん』を想像(イメージ)したときです。なんか友だちみたいでおもしろかった。
【step5クロスリング法】やっている間は、ちょうどよい温かさのエネルギーが回ってきて、太陽のそばにいるようでした。指のかんかくがあまりなくて、指先だけになってしまったみたいでした。
【step5全体の感想】光のりかいというのが分かってきたみたいでうれしいです。まだ、すべての内容は、見ただけでは分からないけど、時々文字が『パッ』と頭の中に入ってくるようになりました[スタッフ注: 「光のりかい」とは、速読による理解のことです]。

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[最新版3D写真(添付書類)]
●ガラパゴスアシカ/ヘノベサ島/ガラパゴス諸島/エクアドル /パラレル法
 [解説]年末から、エクアドルのガラパゴス諸島を訪れた。ガラパゴスは、ビーグル号に乗って世界を旅していたダーウィンが、ゾウガメやフィンチが島毎に異なっている事実に気付いて、「進化論」を展開する上で役立つ具体的な根拠を見出したとこととして有名な場所だ。
 ガラパゴスには、固有種であるガラパゴスアシカがたくさん棲息している。昨年、日本では、アゴヒゲアザラシのタマちゃんが人気者になったが、少し似ている。
 ガラパゴスの自然は、ナチュラリストと呼ぶガイドの案内がないと接することができない。ナチュラリストは、観光客に対して、動物たちの生態に干渉しないようににしっかりと教育するので、どの島のガラパゴスアシカも、訪れた人間を恐れることもなく、自由気ままに浜辺で時を過ごしている。
 写真は、ヘノベサ島で撮影した。ベビーのアシカがお母さんアシカのたくさんある乳首に順番に吸い付いては離れ、また吸い付いては離れというようにして、おっぱいを飲み続けている。おかあさんアシカは、ものうげにくつろいでいるだけだ。
 のどかな海岸の風景だった。
 [1月の定例会では、ガラパゴス諸島での体験をもとにして、「進化法」の解説と指導をします。コンセプトに関しては、後記を参照のこと。] 

   撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「希望が見えると心身の癒し(ヒーリング)が生ずる」
 人間は活路が閉ざされたと思うと、絶望に陥る。
 絶望は、ストレスの最たるものであり、そこからさまざまな心身の反応を引き起こして、病的な状態が引き起こされる(セリエという学者は汎適応症候群という概念でこれを説明し、ストレス学説の端緒を切った)。
 逆に、閉ざされた中に活路が見えると、希望の光が射してきて、心身の状態が改善する。この場合の活路は想像上の活路でも構わないのだ。
 人は、想像上にせよ、可能性を見出すことができれば、心身に癒しが生ずる存在であることを知っておこう。この認識は重要である。
 (全人会ニュース394号より)

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[季節だより]
● 三四郎池が凍った
・・・アオキの実、ジャノヒゲの実、マガモ
 03年1月7日、2週間ぶりに、東大の三四郎池を散歩した。
 南側の半分ほどは、高台や樹木の陰になっている領域だ。そこに氷が張りつめていた。
 三四郎池に氷が張った場面は、過去の私の記憶にない。
 これは意外に珍しいことなのかもしれない。それほどその日の朝の寒さが厳しいものだったのかもしれない。
 この池には、冬場は渡り鳥として訪れたマガモたちが10数匹住んでいるが、カモたちは池の北岸の日当たりのよい領域にいることが多く、幸いにも氷に閉じこめられないでいる。もし、池の面が完全に凍結していたら、餌を取るのにも苦労するかもしれない。おそらくそのようになったら、別な場所に飛んでいくのであろう。
 そう思って北側に行って見たら、パンを投げて与えている女性がいた。投げるたびに、カモたちが集まって急いで食べている。
 このような人たちのおかげで、このカモも、そんなに餌が豊かにあるとは思われないこの狭い池を訪れて冬越しができるものなのかもしれない。
 池のほとりでは、二種の植物の実に注目した。いずれも冬の寒さとマッチした実である。
 第一は、アオキの実である。アオキは小さい紫褐色の花を3〜5月頃に咲かせるが、1〜2センチの楕円形の実は秋に成熟する。しかもこんな冬場にまで残っているのだ。この池のほとりの実は、秋のものが残っているというよりも、むしろ、これから次第に熟して赤くなろうとしているように見える。例外的に実りが遅くれている木なのかもしれない。
 第二は、ジャノヒゲの実である。ジャノヒゲは、細長い葉が集まって半球状を形成する植物で、庭のグラウンドに植え込みとしてよく使われている。三四郎池のほとりにも、ところどころでかたまりを形成しているのをみかけるが、たまたま実が7〜8個ついた穂が池のほとりの小径に落ちていた。誰かが摘んだものだろうか。大変美しい青い色彩の実だった。その種皮を剥くと、中には、半透明の白いかたまりがある。
 子供のころ、生家の周囲にジャノヒゲが植えられていた。そこには秋から冬になると実がたくさんなった。豆鉄砲と同じような仕組みのメダケの竹筒のセットを作り、ジャノヒゲの実を太い方の竹につめて飛ばして遊んでいたことを思い出す。
 同じようにして飛ばしたものとしてはスギの実がある。そのようなものを作って遊んでいた頃の純粋な喜びがなつかしい。
 身の回りのものを素材として、夏には夏の遊びがあり、冬には冬の遊びがあった。
      
※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。
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[栗田先生近況]
●2003年1月13日(成人の日)の12時〜13時に、日本テレビの「おもいっきりテレビ」に出演することが決まりました。テーマは「眼力」です。
おもいっきりテレビとしては27回。テレビとしては106回目の出演です。

●「ダヴィンチ」の企画で、「真鍋かおり」さんとの対談が予定されています。

●12月に、3Dを用いた訓練に関して日経ヘルスの取材を受けました。これは、2月発売の3月号に掲載される予定です。テーマは「眼力・能力開発」です。

●12月10日に、読売新聞に、取材記事が掲載されました。
 「(首都圏450万部 仕事の情報誌) ぴーぷる」の第一面で、
 速読法をクローズアップした「特集」欄です。
 「本を速く読みたい 速読マスター・栗田さんに聞く」というタイトルのもとで、
 「風景のようにページを見る」、「教室や講座、納得いくものを」という内容で記事がまとめられています。

●直木賞作家・山本一力氏との対談記事の後半部分が、2月号の「ダ・ヴィンチ」に掲載されています(2003年2月6日号)。
「山本一力×栗田昌裕 提案、アタマをもっと元気にする速読術 下」。

●ナースのための雑誌にSRS速読法の紹介が掲載されています:
 「アンファミエ」(株レモール)、(リニューアル創刊号)、2002年11月10日現在の内容、「SRS速読法で、心もカラダも頭も!私自身に本気のケア いつも輝いていたいから、SRS速読法で上質な自分磨き」、210−211頁。

◎2003年5月の全日本鍼灸学会には、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行うことになっています。
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[出版案内]
●「仕事と学習の成果を高める栗田式奇跡の速読法」(PHP研究所、文庫)が、
 12月上旬に発刊されました。これは通算93冊目で、今年では11冊目の著書になりました。

●「脳力全開 栗田式記憶法入門」(PHP研究所、文庫)が入手可能です。
 発刊日は11月15日です。 

●「不動産受験新報」に連載中です。
 不動産受験新報、1月号」、住宅新報社、2002年1月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第12回」、p193−196。
    「魂を込めたメンタル辞書」に関して述べています。

●「栗田式 仕事力を10倍高める速読トレーニング」(PHP研究所、2002年7月21日発行)は、好評をいただいています。初級受講後に、復習と整理を兼ねて読むのに最適です。

●「心身の科学 第38巻」(SRS研究所)が出ています。
 2002年1〜2月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 ご希望の方は、SRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせを。

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[講座案内]
●記憶法A   2/6、13、27、3/6、13(いずれも木曜日、午後7時〜11時)
          受講受付中です。

●定例会  1/30 第91回「進化法」【進化鳥瞰開発法】
         進化論の歴史はガラパゴス諸島をダーウィンが訪れて、フィンチを始め
         とするさまざまな生き物の島毎の変化を観察することから始まった。
         今回、年末年始にガラパゴス島を訪れたので、その報告を兼ねながら、
         進化論の展開とSRS能力開発法との重なり部分に注目し、能力
         開発に進化論のアイデアがどのように活用されるかを解説する。
       2/ 20 第92回「表現法」【高速出力表現法】
         出力は自分の思いを言葉や行動で表現する営みである。出力の仕方には
         無数の可能性があり、その選択と工夫によって、その人の価値が決まる。
         試験に受かるかどうかも、出力表現の仕方に依存する。迅速にかつ的確
         にかつインパクトのある出力表現をどのように行うかについてSRSの
         体系に即して解説する。
       3/18 第93回「明晰法」【想念浄化明晰法】
         想念とは潜在意識の働きを示す。潜在意識には無数の想念が雑多な働き
         をしている。それが整理されないと、心が曇り、ものごとの見通しが悪
         くなり、発想が混乱し、思考が不明瞭となり、創造性が落ち、エネルギ
         ーロスが生じ、ストレスが蓄積する。想念を浄化し、整理すると、心が
         晴れてクリアーになり、創造力が増し、シャープなアイデアが浮かび、
         将来の見通しも明るく見えてくる。そのための技術を指導する。

●肩の会   この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法を指導し
        ます。相互にチェックすることも行います。
        次回は、1月23日の夜です。

●健康法  金曜日午後に行われます。次回講習は1月24日スタートです。

●眼力法  金曜日の夜に行われます。
        このクラスでは、変動磁気を用いた方法、栗田式手技を用いた方法、
        3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めます。
        次回講習は2月14日スタートです。

 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

●講座のご案内
 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。


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