■ SRSメールマガジン第22号

   
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2003.2.20
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第22号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●SRS速読法初級半月5回講習(第409クラス)終了。
[最新版3D写真(添付書類)](パラレル法で立体的に見えます。)
   ●スカビオサ・ステルンクーゲル/星の球/
                  マツムシソウ属/マツムシソウ科
[全人会ニュースより]
   ●「ものごとを理解することは共鳴空間をつくること」
                    (全人会ニュース401号より)
   ●「共鳴力は内面空間の「形」で決まる・・・楽器のたとえ」
                    (全人会ニュース401号より)
[季節だより]
   ●「一進一退で冬と春が押し比べをしている
            ・・・・ロウバイ、ウメ、モモ、雑木林」
[栗田先生近況]
   ● CS日テレ「CS日本・生きる歳時記 100人」に出演決定。
   ● 季刊誌「住商こみゅにてぃ」で速読法の取材。等。 [出版案内]
   ●「3D写真で目がどんどん良くなる」(三笠書房)の増刷。等。
[講座案内]
   ●「定例会」、「速読法」、「記憶法」、「肩の会」、「眼力法」、「健康法」。
   ●速読法の新日程。
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[エス アール エス ホットニュース]
●SRS速読法初級5回講習(第409クラス)終了。
          速読の倍率は30.6倍・・・感想文(8件)

 2003年2月9日〜23日に、千駄木の教室で、速読法初級半月5回講習が
行われました。参加人数は66名、平均年齢33.1才のクラスでした。
 読書速度は、初速は、930字/分だったものが、
       初級(ステップ10)終了時には、25439字となり、
       倍率は30.6倍となりました。
 迷路(20秒でたどるもので認知力の指標)は、
       訓練前に8.6個だったものが、
       初級終了時には22.1個に増えました(3.0倍)。
 計算(60秒でできる個数。作業効率の指標)は、
      訓練前は75.8個だったものが、
      初級終了時には105.7個に増えました(41%アップ)
 [データはいずれもクラスの平均値。倍率は比率の平均値を示す]。
ステップ7の感想文を8件紹介します。

■例1 YI (男性21歳)
【夢変化】夢の中で会話することが多くなった気がする。
【全体の感想】光の読書、特に入力というものが少しずつだがわかってきた感じがする。ゆっくり読むのより速く読んだ方がとても読みやすく感じた。2000字を読んだ時もとても遅く感じた。はじめの書き出しの時、以前に読んだ文がふと出てきた感じがした。

■例2 AY (女性23歳)
【夢変化】身近な出来事が夢の中で再現、発展された。
【進歩、気づき】夢を見ているのによく眠れるようになった。目覚めがよくなった。
【共鳴呼吸変法/単純法2】これまで複数のイメージを同時に想起できなかったのに今日突然からくり時計のように3つのイメージが音をたてて動き出した。
【全体の感想】調子が良かったので全てが明るく、クリアーに理解、体験できた。光の読書と言語の習得の仕方は似ているというのはとても納得できる説明で、確かに英語を勉強しているときも1つ1つの単語を理解(その場で)しようとするのではなく、まずはそのままいれて、何度かでてきたときに分かった気になり、やがて本当に分かるという経験をしてきたような気がする。

■例3 TO (男性24歳)
【進歩、気づき】街が立体的に見えるようになった。
【全体の感想】意味は紙の上にあるのではなく、頭の中にあるんだ、という言葉が響いた。意味を理解するために読んだ2000字だが、2行読みでも内容を少しとらえられた気がした。

■例4 RM (女性24歳)
【夢変化】夢の中の会話がリアルになった。連続的になった。
【役立て】いつも読んでる大好きな本を通しで速読してました。街を周辺視野を使って広く見るようにしました。
【全体の感想】実は、2行読みになったとき、「もっとたくさん読みたい」(そのほうが読みやすい)と感じたことを思いだしました。先生が私たちにわかりやすい順序を組んでくれていたことがわかり、なるほど!というのと、私の思いも間違いではなかったのだという安心感がありました。また、今日の講義では、家でいろいろ考えていたことについて、目のうろこが落ちるような感覚がありました。特に、辞書、登録について、自分の悩みが消えました。(かたや、今まで何をきいていたのだろう?とも思いましたが…)残り少ないですが、これからどんどん加速して、残りの時間を全速力で、能力upしていきたいと思います!感情を使って読む感覚もわかり、嬉しいです。

■例5 TT (男性25歳)
【進歩、気づき】自分の内面が安定した。視野が拡大し、鮮やかになった。対人の反応がよくなった。
【全体の感想】小学生の頃、父親の好きな時代小説を親の読む姿につられて読んでいた。年を重ねるとあの時なぜ読めたのだろうか?と常々考えていて、同時にその頃のような読書がしたい、と思っていた。そして今日その答えにたどり着いた気がした。そして一度に読む行が増していくのが嬉しい。

■例6 SK (女性27歳)
【全体の感想】大人のよみとり方と、こどものよみとり方が違うという説明はとてもわかりやすかった。今まではなんとかして、単語の意味を読みとろうとしていたような気がした。まだ音の読書をしている段階にあるようなので、光の読書に到達したい。

■例7 KO (男性30歳)
【夢変化】夢を断片的にしかとらえてなかったが、長い時間の夢を覚えていられるようになってきたと感じる。
【進歩、気づき】薬指の動きがだいぶ滑らかになってきたが中指の動きは未だ錆びついたまま。何でもとらえてやるぞという想いからか、あまり下を向くということがなくなったようだ。
【全体の感想】たて7字、よこ7字が見ることができるのだから、たてよこ49字がみえる、7行読みができるのはもっともだと感じた。あとはいかに自分の辞書につなぐことができるか頑張りたい!加えて堤防をより低くできるように明日までに少しでも頑張りたい。

■例8 KY (男性30歳)
【夢変化】夢が鮮明になってきたようだ。
【進歩、気づき】日常から、広い視野で、物事をとらえられるように気を配ると、視界の開きに驚く。視界の際までよく見えてきた気がする。
【全体の感想】「分かる」ということがどういうことが分かった気がする。今まで、「分かる」とはどういうことか考えたことがなかったが、そういう事が行われていたのかと感心した。どんどん文字を登録していきたい。

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[最新版3D写真(添付書類)]
   ●スカビオサ・ステルンクーゲル/星の球/
                  マツムシソウ属/マツムシソウ科
[解説]サッカーボールやボルボックス(プランクトンの一種)を連想させるような不思議な花材。それがステルンクーゲルである。ステルンクーゲルはドイツ語で「星の球」を意味する。これは日本のマツムシソウに少し似た花が咲いた後、種子が出て、その種子が飛んだ後のガクにあたる場所が発達したもの。このままで乾燥してドライフラワーになる。形の面白さと長持ちすることとがそのまま価値を生み、生け花として活用されている。自然の造形力は見れば見るほど面白い。パラレル法で立体視ができる。 
                     撮影・解説:栗田昌裕

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[全人会ニュースより]
●「ものごとを理解することは共鳴空間をつくること」
 外界の出来事を理解するときには、その出来事に対応する内面空間が出来上がっている。
 よく理解できるときには、外の出来事と内面空間とがよく共鳴している。
 したがって、理解力を高めるためには、「内面の空間を確立すること」と、その「共鳴する性質を高める」ことが重要である。SRS速読法で学んでほしいのはそのコツである。
 内面空間を構築することが不得手な人は、相手の言うことを、とらえることができない。できてもあやふやなまま理解が風化して消えてしまう。
 内面空間を構築することができても、その共鳴する性質が弱い人は、ずれた理解をしたり、浅い理解をしたりしてしまう。
 内面空間構築力と共鳴性の高まりを追求しよう。
                    (全人会ニュース401号より)
●「共鳴力は内面空間の「形」で決まる・・・楽器のたとえ」
 ギターやバイオリンのような弦楽器は、弦で発する音を、共鳴箱で増幅することによってすばらしい音を奏でる楽器になる。
 このとき、共鳴箱の形が適切であると、望ましい音を望ましい仕方で増幅できるが、共鳴箱の形が不適切であると、そもそも共鳴しなかったり、望ましい仕方で増幅できない。
 それと同様のことが人間の内面でも生ずる。
 自分の内面の「形」や「広がり方」を関心のある対象に応じて、変化させることができると、適切な共鳴が生じて理解することができる。
 内面空間の自由な可変性を目指して訓練をしよう。
                    (全人会ニュース401号より)

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[季節だより]
●「一進一退で冬と春が押し比べをしている
            ・・・・ロウバイ、ウメ、モモ、雑木林」
 2月下旬、研究所の近くでは、ロウバイの黄色い花がすでに盛りを過ぎて、萎れ始めた。
 梅の花はあちこちの庭で開花の勢いを増している。
 しかし、そう思っていた矢先に、ひさしぶりにみぞれが降った。
 冬の巻き返しかとも感じられた。
その頃、群馬県の上毛高原ではあちこちの家屋の日陰や、山陰に残雪を見ることができた。しかし、ドライブをしているときに感ずる日ざしには、明らかに春の勢いが宿り始めていた。
 ところがその翌日、再び粉雪が降り、山も家々も一面が薄雪で覆われてしまった。
 それが解けると、遠景で眺める山肌の色が確実に変わりつつあることが見えてきた。
 落葉樹で覆われた淡い土色に見えた山肌に、確実に赤みが差して来たのだ。
 これは無数の枝先の木の芽がふくらんで、林全体の色調が変わりつつあることを意味している。繰り返しの寒波を受けながらも、確実に成長への勢いが増しているのだ。
 上毛高原駅では、駅に飾られた生け花の桃が3分咲きに開花した。
 上野駅でも、駅の花屋の店頭に並べられた桃が満開になった。
 春と冬が押し合いを繰り返しながら、しかし、確実に春の勢いが増して桃の節句に近づきつつある。 

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●2003年3月に、CS日テレの番組
  「CS日本・生きる歳時記 100人」
に出演します。日程は3月15日になりました。
 これは速読法、活夢法、健康法、散歩法などに関して、45分間の連続インタビューを通して、さまざまな内容を語るものです。
 2月19日に、半日かけてロケが行われました。

●03年2月27日に、「住商コミュニティ」という雑誌(季刊誌)で、速読法に関して取材を受けました。

◎03年2月6日、「ダカーポ」という雑誌で、記憶法に関して取材を受けました。近日中に掲載されることでしょう。

◎2003年3月2日に、日本手技療法学会で、押圧健康法の発表と指導を行うことになっています。

◎2003年3月17日に、埼玉県立盲学校で、押圧健康法に関して、講演をすることが決まりました。

◎2003年5月の全日本鍼灸学会では、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行うことになっています。

●直木賞作家・山本一力氏との雑誌「ダ・ヴィンチ」の対談記事(2003年1月、2月号)がホームページにアップロードされています。「対談集」のコーナーにありますので、読んでみてください。テーマは、以下の通り。
「山本一力×栗田昌裕 提案、アタマをもっと元気にする速読術 上・下」。
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[出版案内]
●「3D写真で目がどんどん良くなる」(三笠書房)が増刷されました(18刷)。初版は、2001年12月20日に出ました。

◎「仕事と学習の成果を高める栗田式奇跡の速読法」(PHP研究所、文庫)が、
 2002年12月上旬に発刊されました。
 これは通算93冊目で、2002年では11冊目の著書になりました。

◎「不動産受験新報」に連載中です。
 「不動産受験新報、4月号」、住宅新報社、2002年3月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第14回」が掲載されます。

◎「心身の科学 第38巻」(SRS研究所)が出ています。
 2002年1〜2月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 ご希望の方は、SRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせを。
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[講座案内]
●速読法    初級半月集中クラスが4月から開講されます。
        4/6、4/12、4/13、4/19、4/20の予定(変更があり得ます)。
        申し込み受付中。

●速読法    一泊研修が、5月に開講されます。
        5/10、5/11 申し込み受付中。

●定例会  3/18 第93回「明晰法」【想念浄化明晰法】          
        想念とは潜在意識の働きを示す。潜在意識では無数の想念が雑
        多な働きをしている。それが整理されないと、心が曇り、もの
        ごとの見通しが悪くなり、発想が混乱し、思考が不明瞭となり、
        創造性が落ち、エネルギーロスが生じ、ストレスが蓄積する。
        想念を浄化し、整理すると、心が晴れてクリアーになり、創造
        力が増し、シャープなアイデアが浮かび、将来の見通しも明る
        く見えてくる。そのための技術を指導する。

        4/24 第94回「連綿法」【連綿意識持続法】
        能力開発を遂行する上で、意識を連続的に綿密に働かせること
        は極めて重要なカギになっている。特に速読法の場合に、入力
        の「連綿」さが、「分かる速読」ができるかできないかを決め
        てしまう。意識を「連綿」状態で持続させるための技術を指導
        する。                         

        5/22 第95回「発展法」【共鳴飛躍発展法】          

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法
        を指導します。相互にチェックすることも行います。
        次回は、3月10日(月曜日)の夜です。

●健康法    4月から金曜日午後に行われます。

●眼力法    4月から金曜日の夜に行われます。
        このクラスでは、変動磁気を用いた方法、栗田式手技を用いた
        方法、3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めま
        す。
        
※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。


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