■ SRSメールマガジン第23号

   
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2003.3.01
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第23号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●第32期記憶法開講。(感想7件)
[最新版3D写真(添付書類)](パラレル法で立体的に見えます。)
   ●火炎樹を取り込んだ店/プエルト・ロヨラ/
                     サンタ・クルス島/ガラパゴス
[全人会ニュースより]
   ●「ものごとを理解することは共鳴空間をつくること」
                    (全人会ニュース401号より)
   ●「共鳴力は内面空間の「形」で決まる・・・楽器のたとえ」
                    (全人会ニュース401号より)
[季節だより]
   ●春先の自然と農耕地の変化は潜在意識の変化に似ている
    ・・・上越新幹線で見る麦畑など
[栗田先生近況]
   ● CS日テレ「CS日本・生きる歳時記 100人」は3月15日。
   ● 「ダカーポ」に取材記事が掲載され、「フラウ」から企画の提示。等。
[出版案内]
   ●「心身の科学39号」(SRS研究所)の予告。等。
[講座案内]
   ●「定例会」、「速読法」、「記憶法」、「肩の会」、「眼力法」、「健康法」。
   ●速読法の新日程。
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[エス アール エス ホットニュース]
●第32期記憶法開講。(感想7件)
 2月13日、第32期記憶法Aのクラスが始まりました。記憶法AはSRS能力開発法のステップ41から45にあたる講座(速読など他の講座に参加したことがない方でも参加できます)で、26の独自の技術を用いて、記銘・保持・想起の力を飛躍的に伸ばし、情報処理の基礎である記憶の仕組みを改革します。今回は27名(平均年齢35歳)が受講しています。
 記憶法の2回目(42ステップ)の体験談の一部を紹介しましょう。

■記憶法・例1 YS(女性14歳)
【感想】
Aの方法:初め、自分で覚えようとしたとき:ヤギ→水瓶→魚と、順番に覚えようとしたけれど、それよりも数字を動物や物と、重ね合わせたほうがとても覚えやすく、おもしろいと思いました。
Pの方法:ピクチャーメソードは、その絵を見ただけで、記憶していたものがまとめてすぐ思い出せてとてもやりやすかった。
Bの方法:1つの部屋にいろいろな動物を、決まった場所に置くと、動物園みたいだと思った。
人体ファイル:1つの所に何個もつけて、ピクチャーメソードと、似ていると思った。想像するとマンガにでてくるような人や物になっておもしろかった。
総合感想:星座を覚えるときと、同じ方法で、駅の名前も覚えると思う。

■記憶法・例2 MS(女性17歳)
【日常生活での役立て】歴史の年号を覚えるのに役立てた。今までどうしても無理だったのが、すんなりと頭に入った。月曜日から期末テストだが、全体の流れも、その他、細かいことも、前回より明らかに短時間で覚えられている。驚きました。
【感想】
Cの方法:無意味な物でも全体をつなげることで、すぐ思い浮かぶ。イメージは大切だと改めて感じた。
Aの方法:現実では有り得ない様な(例えば獅子がめがねをかけるなど)ストーリーにすると、楽しいと思った。記憶は楽しいものだと初めて感じた。
Bの方法:数えなくても分かるので、万一忘れてしまっても、位置と、部屋のイメージが思い出されれば、大丈夫そうな気がした。
Cの方法:イメージすることによって楽しくなった。楽しくなるともっとやろうと思うようになる。
総合感想:楽しく記憶できるのだと、初めて分かった。日常で(勉強など)役立てられることがたくさんあるので、次回はどんな方法を教えていただけるのか、楽しみです。

■記憶法・例3 YT(男性28歳)
【日常生活での役立て】身近な人の車のナンバーを覚えるのに数字記憶を活用。
【感想】
Aの方法:誕生日を覚えようとしたら、非常に面白い映像が浮かんだ。たくさん覚えられそう。
Bの方法:十二支と方角は非常に覚え易かった。昔の日本人の感覚に興味もあるので、これから何らかの形で活かしたい。
Cの方法:繰り返すことによって本当にいろいろなものや名前などが覚えられそうな方法だと感じる。
人体ファイル:動物のイメージがしにくいものがいる。自分の経験が足りないのかな…。

■記憶法・例4 TK(男性38歳)
【前回からの気づき発見】135(日)想起が、回を重ねる度に、楽になっている気がする。
【感想】
Aの方法:・絵(イメージ)と結びつけることで、「こんなに簡単に覚えられるものか」と驚いた。・これから、色々な数字を、今日覚えたイメージとつないでいくのが楽しみになった。
Pの方法:始める前は、「覚えることが、かえって多くなって、大変になるのでは?」と半信半疑だったが、やってみると、驚くほど簡単に覚えることが出来た。
Bの方法:授業が始まってから、かなり多くの事を記憶しているが、不思議と頭がパンクしないで、覚えられることがとてもうれしい。ビジュアル化の威力はすごい。
Cの方法:速読を勉強していた時から、イメージ力は、自分の弱い所であると自覚があるので、今後、トレーニングを重ねて、高めていきたい。
人体ファイル:リニアメソッドよりも、自分としては、人体ファイルの方が覚えやすいような気がした。
総合感想:2日目だが、記憶力は上がっている気がする。

■記憶法・例5 HS(男性44歳)
【感想】
Cの方法:無意味な時間的推移を空間で秩序立てておけば、その順番も意味を持ち、まず忘れることはないと思った。
Aの方法:概念を形に置き換えれば全ての物をうまく覚えられ、さらにそれが新しいファイルになるということはすごいことだ。
Pの方法:具体的に手許に絵があるので割に簡単だった。
Bの方法:棒読みで歌のように覚えるのが日本の古典的な方法の一つなのだろうが順番にとらわれるため、ファイルとして応用のフレキシビリティに欠けることが良く解った。
Cの方法:応用範囲が広そうだ。練達できると面白いと思う。

■記憶法・例6 YS(女性44歳)
【日常生活での役立て】電話番号を数字ファイルを使って覚えた。
【感想】
Cの方法:絵巻物のように関連づけると思い出しやすくなるというのには納得しました。
Aの方法:一度しっかり覚えるだけで忘れないAnology Methodはすごい。
Pの方法:想像を含らませて愉快に覚えられました。一枚の絵でもこのように多くのイメージが結びつけられるというに驚きました。
Bの方法:方角と十二支。覚えることが楽しくなってきた。
Cの方法:イメージボックスは応用といってもピンとこないのですが・・・。
誇張法では、人の名前が楽しく練習できそうです。
人体ファイル:人体ファイルに結びつける方が部分的にもはっきり引き出せるような気がします。
総合感想:記憶は全く出来ないと思っていましたが、少しずつ増えています。とても嬉しいです。

■記憶法・例7 CI(女性51歳)
【感想】
Cの方法:イメージを絵巻物のようにつなげるとひとつの映像のストーリー。ひとつの世界が生まれる。そうするとその世界が生きてインプットされる手応えがあってとてもよく記憶できることに感動した。理屈や単なる語呂あわせでなく映像的な連想をするという方法が、ほんのちょっとした発想の転換で全く意味や効果がちがってくることが驚きだった。
Pの方法:Lの方法と似ているが、外的な空間に張り付いているので場所を見て想起することができる。Lの方法では1か所でつっかえるとあとが出てこなくなる恐れがあるが、Pの方法はそういう欠点がないので、より、応用がききやすいような気がした。

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[最新版3D写真(添付書類)]
 ●火炎樹を取り込んだ店/プエルト・ロヨラ/サンタ・クルス島/ガラパゴス
[解説] ガラパゴス諸島の一部をなすサンタ・クルス島にはダーウィン研究所がある。プエルト・ロヨラと呼ばれるその地域の、港から研究所に至るまでの通りは、観光客が多く訪れ、ユニークな店が並んでいる。
 写真は、そのような店の一つ。紅色の花が咲いた火炎樹(フレーム・ツリー)の根本にスタンドがあり、くつろいだ格好で若い客が時を過ごしている。
 樹木の幹が屋根を貫いているのが見えるだろうか。屋根の下の部分の幹は壁で塗り込められている。
 樹木が大きくなるときに、壁はどうなるのだろうか。あるいは、壁の部分の樹木の成長は、もうこの状態で止まってしまうのだろうか。
 ・・・いろいろと気にかかる両者(=樹木と建物)の関係である。
 パラレル法で立体視ができる。
                     撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「夢を見たらアイデアにつなげよ」
 夢を見たら、その解釈を考えるとともに、その内容を出発点として、「ふくらませる」ことが重要である。
 夢は、潜在意識が特定のテーマについて何かの仕事を始めたことを示唆しているので、そのテーマに関するファイルを「成長させる」ように努力をしておくと、深い意識を巻き込んで、ある方向に自分の世界を深め高め広げていくことが可能になるのだ。
 光文社の拙著「『夢見の技術』で頭がよくなる」の220頁の内容を紹介しておこう。               (全人会ニュース401号より)

●「夢を延長して描き出すイメージ力を磨こう 」
 夢を未来に続ける力を伸ばすためには、実際に見た夢の場面を延長する訓練が有用です。
 延長の仕方はさまざまです。例えば、夢の中のある風景に注目したならば、その風景の周辺を、自由な想像力を駆使しながら描き出して散策するイメージ訓練をしてみましょう。
 その場合、風景の中に、意外なものの存在、予想外の事物の配置を見出すようにしてください。このようにすると雰囲気しか残っていない漠然とした夢でも、潜在意識が作動して、具体的な中身を付加することができ、表面意識の夢記憶の場を確立する「整備力」が伸びて来ます。すると夢を活用するアイデアやヒントを生み出す「活夢力」も伸びて来ます。
 ストーリー性のある夢に注目した場合には、夢のストーリーの続きを描き出してみましょう。この際には、潜在意識と対話しながら、思いがけない複数の展開を楽しみましょう。
 このように、「そのままの夢」から、心象力、想像力、想定力、推理力、創造力を介入させて、一歩も二歩も「踏み込んだ夢の世界」、「進んだ夢の世界」を作り出してみましょう。
 私たちの内面は可能性の世界であり、同時に自由な創作の世界でもあることを再確認しよう。そうすれば、睡眠中に見る夢が、未来を創造する「夢」に変わっていくのです。 
                                         (全人会ニュース401号より)

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[季節だより]
●春先の自然と農耕地の変化は潜在意識の変化に似ている
                ・・・・上越新幹線から見る麦畑など
 上越新幹線は、東京から埼玉県を通り、群馬県を抜けて、新潟県に至る。
 その窓外に走り去る田園風景を繰り返し眺めていると、さまざまな季節変化を観察することができる。
 大宮と高崎の間では自然の大地と農耕地の両方を舞台とする変化が見られる。
 2月下旬、丘や川原に生えた落葉樹にはまだ緑色の葉を見ることはできない。
 芽の中に生命力を押し込めて、その噴出を抑制しているのだろうか。
 川原の雑草も立ち枯れているし、点在するぶどう棚も冬のつるの姿のままだ。
 しかし、2月末ともなると、日射しがわずかに強くなり、広がる青空ののどけさも増したことが実感される。
 それまで一部の畑で主役を張っていたネギや白菜は次第に勢いを失っていく。
 随所に見える温室の中には、何かが育っているのが確認できる。
 年末から放置されていた大部分の畑は、再び息を吹き返す。
 発芽した麦が次第に成長していく様子を追うことができるのだ。
 まず、丈の低い麦が端正に整列して、緑色の平行線が畑地に描かれ始める。
 3月上旬ともなると麦の背丈が10センチほどに育って緑で埋まる畑もある。 緑色に覆われた畑地は次第に拡大し、緑色の密度自体も高くなる。
 農耕地全体が麦畑の緑色のパッチワークで塗り替えられていくのだ。
 この頃、西北の方向には、周囲の黒々とした山々から隔絶されたかのように、浅間山だけに雪が残り、その真っ白に輝く姿に驚いたりする。
 東北に目をやると、うっすらと新雪をいただいた赤城山を見て、気分がクリーンになったりする。
 ふと気付くと高崎駅が近い。
 隣接する山々の斜面はくすんだ茶色に覆われ、新緑の色合いは見えない。
 ただ斑点状に分布する竹藪だけが明るい黄緑色をはらんで目だっている。
 線路脇の畑地では、満開になった梅の花が輝きの余韻を残して走り去る。
 高崎を過ぎ、トンネルを越えて上越高原に至ると、コンニャクの畑が広がる。
 冬場はただの空き地だったコンニャク畑も、再度植え付けの準備が始まった。
 東京の周囲をなす関東一円の畑で、冬場から春先にかけて次第に起きるこのような諸変化には注目する価値がある。
 それは潜在意識領域で起きる変化が、やがて顕在化して能力を確実に変えていく変化に似ているからだ。気付かぬうちに始まり、しかし確実に進行し、ふと気付いたときは春のまっただ中だ。そのように能力も変わっていくといい。
 兆しの段階で変化をとらえることができると、充実した時の流れを生み出すことができる。
 問題意識を持って繰り返し季節の推移を見ていくと、どこを見ていても面白い。

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●2003年3月に、CS日テレの番組
  「CS日本・生きる歳時記 100人」
に出演します。日程は3月15日になりました(2週間ずれました)。
 これは速読法、活夢法、健康法、散歩法などに関して、45分間の連続インタビューを通して、さまざまな内容を語るものです。
 2月19日に、半日かけてロケが行われました。

●「FRAU(フラウ)」という講談社の女性誌で、視力回復先端技術の中で拙著の3D本を扱った記事が出ます。3月20日発売とのこと。

●03年3月19日号の「ダカーポ」という雑誌に、記憶法に関して取材を受けた内容が記事として掲載されています。記憶力の再生・強化術というp140〜153の記事の中で、p144〜145に、「記憶力をアップするための3つの法則」として取材内容が紹介されています。

[2003年3月2日に、日本手技療法学会で、押圧健康法の発表と指導を行います]。

[2003年3月17日に、埼玉県立盲学校で、押圧健康法に関して、講演をします]。

[2003年5月の全日本鍼灸学会では、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行うことになっています]。

[直木賞作家・山本一力氏との雑誌「ダ・ヴィンチ」の対談記事(2003年1月、2月号)がホームページにアップロードされています。「対談集」のコーナーにありますので、読んでみてください。テーマは、以下の通り。
「山本一力×栗田昌裕 提案、アタマをもっと元気にする速読術 上・下」。]
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[出版案内]
◎「不動産受験新報」に連載中です。
 「不動産受験新報、4月号」、住宅新報社、2002年3月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第14回」が掲載中。

◎「心身の科学 第38巻」(SRS研究所)が出ています。
 2002年1〜2月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 まもなく、心身の科学 第39巻が出ます。
 ご希望の方は、SRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせを。
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[講座案内]
●速読法    初級半月集中クラスが4月から開講されます。
        4/6、4/12、4/13、4/19、4/20の予定(変更があり得ます)。
        申し込み受付中。

●速読法    一泊研修が、5月に開講されます。
        5/10、5/11 申し込み受付中。

●定例会  3/18 第93回「明晰法」【想念浄化明晰法】          
        想念とは潜在意識の働きを示す。潜在意識では無数の想念が雑
        多な働きをしている。それが整理されないと、心が曇り、もの
        ごとの見通しが悪くなり、発想が混乱し、思考が不明瞭となり、
        創造性が落ち、エネルギーロスが生じ、ストレスが蓄積する。
        想念を浄化し、整理すると、心が晴れてクリアーになり、創造
        力が増し、シャープなアイデアが浮かび、将来の見通しも明る
        く見えてくる。そのための技術を指導する。

        4/24 第94回「連綿法」【連綿意識持続法】
        能力開発を遂行する上で、意識を連続的に綿密に働かせること
        は極めて重要なカギになっている。特に速読法の場合に、入力
        の「連綿」さによって、「分かる速読」ができるかできないか
        が決まってしまう。
        意識を「連綿」状態で持続させるための技術を指導する。  

        5/22 第95回「発展法」【共鳴飛躍発展法】          

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法
        を指導します。相互にチェックすることも行います。
        次回は、4月10日(木曜日)の夜です。講師は栗田。
        この日は「回転振動法」を指導します。 
        以下、5月は「重力場健康法」、6月は「伸展健康法」、
        7月は「均衡健康法」、8月は「叩打健康法」、
        9月は「振動健康法」、10月は「押圧健康法」
        11月は「摩擦健康法」とテーマを定めて教えていきます。

●健康法    4月から金曜日午後に行われます。
        講師は太田インストラクター。

●眼力法    4月から金曜日の夜に行われます。
        講師は古賀インストラクター。
        このクラスでは、変動磁場を用いた方法、栗田式手技を用いた
        方法、3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めま
        す。
        
 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。


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