■ SRSメールマガジン第30号

   
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2003.5.10
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第30号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●「SRS速読法初級一泊研修(No.413クラス)開講」
[最新版3D写真(添付書類)](パラレル法で立体的に見えます。)
    ●グアバ/バンジロウ/フトモモ科
[全人会ニュースより]
   ●「よい感情とともに覚えておけば
    よく思い出せるしなつかしく思い出せる」
                    (全人会ニュース411号より)
[季節だより]
   ●「五月の屋久島は多様で躍動的な新緑に満ちている」
[栗田先生近況]
   ●「ダ・ヴィンチ」誌の企画で、小西真奈美さんと対談。
[出版案内]
   ●「心身の科学41号」(SRS研究所)が近々完成、等。
[講座案内]
   ●「定例会」、「眼力法」、「健康法」。
   ●「肩の会」の年間計画。
   ● 速読法、記憶法の予定。
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[エス アール エス ホットニュース]
●SRS速読法初級一泊研修(No.413クラス)開講。
 2003年5月10日に、千駄木の教室で、速読法初級一泊研修が始まりました。参加人数は70名(平均年齢34.9歳)のクラスです。
 一泊研修は、2日間で速読法初級(ステップ1〜10)を終えるコースで、1年に数回開催されます。
 1日12時間以上講義が続くという、一見ハードなクラスですが、栗田先生の講義を聞きSRSのさまざまな訓練をしていきますと、受講生の元気度はステップ毎に次第に上昇していきます。もちろん、2日間を終えたとき(初級終了時)の速読の倍率は、5回講習(5日間)の結果と比べて遜色のないものになります。
 このクラスの速読倍率、感想は次回のメールマガジンでご紹介します。

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[最新版3D写真(添付書類)]
 ●グアバ/バンジロウ/フトモモ科
[解説]今回は果物の3D写真である。
 グアバ・ジュースを飲んだことはあるだろうか。そのもとになるのが、ここに示した果物だ。平素何げなくジュースを飲むときに、その原料となるものに親しむことは重要だ。SRSではこのことを「言葉に魂を入れる」と呼ぶ。
 グアバは熱帯アメリカ原産で、別名バンジロウとも呼ばれる。果実には、ビタミンAとCが含まれる。特にビタミンCが多く含まれ、ミカンの約8倍あり、果樹の中でも最高の部類である。果実はそのまま生食もできるし、ジュースなどにも利用する。葉はタンニンを含み、お茶としても加工され、糖尿病にも効果があるという。学名はPsidiumu guayava。   撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「よい感情とともに覚えておけば
 よく思い出せるしなつかしく思い出せる」
 SRSの訓練をしていると、一見関係がないような「過去のある出来事」がまるごとすっぽりと思い出せる瞬間を体験することが生ずるだろう。
 これは潜在意識の刺激によって、過去の記憶倉庫が活性化したときに起きる現象である。
 このときに、ひとまとまりになって思い出せる単位が「玉(たま)」という概念である。
 そのような想起体験の中に、なつかしさなどのよい感情を伴って思い出せるものが少なくないだろう。
 よい感情を伴って思い出せる体験は、体験した当時からよい感情を伴っていた出来事であることが多い。
 よくまとまり、しかも、よい感情を動かして残した体験は、ひとまとまりで思い出せるし、思い出したときにもなつかしさ、その他のよい感情が伴う。
 したがって、平素から、「ひとまとまりにして覚える」、しかも、よい感情を伴わせて覚える、ということを心がけよう。
 そういうこころがけで日々の生活に対処するだけで、体験の倉庫のあり方が改善して、「記憶は快感である」という認識が生まれ、記憶力を改善する道を歩み始めることができる。
     (全人会ニュース411号より)
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[季節だより]
●「五月の屋久島は多様で躍動的な新緑に満ちている」
 五月の連休に自然を撮影することを主目的として屋久島を訪れた(4月29日〜5月4日)。
 ここを訪れたのは2度目である。
 前回は終始ビデオ撮影で明け暮れたが、今回はデジカメ撮影で明け暮れた。
 メイン・イベントは縄文杉に出会う道すがらを撮影することであった。
 屋久島は九州最高峰の宮野浦岳(標高1935m)を中心にいただき、年間降雨量が大変に多い島である(平地で4000mm、山地で10000mm。このような雨量の多さは、緑豊かな島として知られるハワイのカウアイ島の状況に類似しているという)。
 そのためにすそ野は亜熱帯でありながら、頂上近くは雪が降る亜寒帯気候に匹敵し、その間に実に多様な植物が垂直分布をなして繁茂しているユニークな島なのだ。具体的には、海岸近くではガジュマルやアコウなどの亜熱帯植物が見られ、海抜が上がるにつれて、タブ、シイ、カシなどの暖帯の植物、モミ、ヤマグルマなどの温帯の植物、ヤクザサ、シャクナゲなどの亜高山帯の植物が見られる。
 飛行機から降りて見ると、周囲は緑、緑、緑で満ちあふれていた。
 屋久島には照葉樹林が原生林に近い形で残っていることが特徴の一つであり、屋久杉と呼ばれる高齢のスギも含む貴重な生態系を保護するために、1993年12月に世界遺産に登録された。
 照葉樹林とはツバキやシイやカシのように常緑で肉厚の葉を持った樹木が主体となった森のことであるが、落葉樹林も混じっており、屋久島の初夏の山肌は特にそのすそ野の領域では濃緑と黄緑色がパッチワークのような模様をなして、その景観はこの上なく美しい。同様なパッチワークの美しさは、沖縄の北部のやんばる地方で、3月下旬頃に見ることができる。
 島をぐるりと一周する約130kmの道路沿いにはさまざまな花が咲き乱れていた。
 民家の庭先では朱色や黄色のハイビスカスのように亜熱帯の夏らしさを感じさせる花もあるが、アマリリスのように春を感じさせる園芸植物も多く、アザミの仲間やシャリンバイのように日本産植物の花のほかに、オオキンケイギクやベンガルヤハズカズラやヒルザキツキミソウのように、外来植物で野生化したものが群生して開花している場面にもいたるところで遭遇し、目を楽しませてくれた。
 縄文杉まで往復する登山道は文字通り「不思議の森」である。
 いたるところで遭遇する大樹、巨樹、古樹の樹幹のすそは、スカートを履いているかのようにコケで覆われ、しかもそのコケの種類が尋常ではない。同じ場所にスギゴケやミズゴケを初め、まったく見知らぬ種々の苔がそれぞれのなわばりを作って生えている様子は屋久島の森に神秘的な色彩と雰囲気を与えている。
 オーストラリアのタスマニアの森林でこれに類似した苔の多い山道を歩いたことがある。屋久島は「日本のタスマニア」なのだと思った。
 樹木に関しては、ヤクスギはもちろんだが、ヤマモモ、センリョウ、マンリョウ、イスノキ、タブノキ、リョウブ、ハリギリ、ヒサカキ、ヒメヒサカキ、サカキ、シキミ、ユズリハ、ナナカマド、ヒノキ、モミ、ツガなどが次々と姿を見せて飽きることがない。特に印象が深かったのはヒメシャラのつるりとした樹皮と、他の樹木に抱きつくようにして生えているヤマグルマである。ヤクスギを屋久島の森をユニークなものとしている主役とすれば、ヤマグルマはヤクスギを引き立てて面白くしている準主役である。
 路傍では、ウラジロを初めとするシダ類や季節を感じさせてくれるさまざまな花が目を楽しませてくれた。ハイノキの白い花(直径1cmの花でいっせいに咲いている様子はなかなかにぎやかでいい。ハイノキはその灰を染色の媒染剤にするのでその名前がある)、リンゴツバキの可憐な赤い花(ヤブツバキに似る)、サクラツツジの淡いピンクの花、ヒカゲツツジの淡い黄色い花、ヤクシマアジサイの白い花、ヤクシマテンナンショウの花(マムシグサの仲間)、ヤクシマミヤマスミレの可憐な白い花、アリドオシの白い花、ウツギの仲間の白い花(ヒメウツギ?)などなど。花は見なかったがフタリシズカも見た。いたるところでホウライイチゴが生えているのを見た。また荒川登山口の近くでは食中植物のモウセンゴケがたくさん生えていた。別な道では、アブラギリ(昔は下駄を作るのに用いたという中国原産の樹木)の美しい白い花、シキミの淡黄白色の花を見た。
今回の旅行では、ヤクスギランドや屋久杉館を訪れた翌日、荒川登山口から縄文杉までの往復路を撮影することで丸一日を費やし、さらに別な日に白谷層雲峡を中心とする往復の山道も撮影した後、屋久島を一周した。
 白谷層雲峡は映画「もののけ姫」で描かれた森のモデルにもなった場所と言われる。ガイドマップには「もののけの森」という表示もある(白谷小屋〜辻峠の間)。白谷小屋から少し先の辻峠から10分ほど上ったところにある太鼓岩まで往復をしたが、太鼓岩は素晴らしい眺望を楽しむことができる岩場がある場所なので、機会がある人はぜひ訪れてみることを勧めたい。
 ヤクシカやヤクザルに出会えるのも屋久島旅行の魅力の一つであるが、今回は、縄文杉の下と辻峠と西部林道でヤクシカを見た。ヤクザルにはヤクスギランドまで上る道の途中、白谷層雲峡、西部林道で遭遇した。
 白谷層雲峡では、渡りをする蝶アサギマダラの食草であるキジョランをみつけてうれしくなった。4月29日には有用植物リサーチパークでのんびり飛翔しているアサギマダラを2頭目撃した。キジョランと同じガガイモ科のサクラランも随所のガジュマルの大木の幹にからんでいるのを見た。屋久島でアサギマダラがどのような生活をしているかを詳しく知ることが今後の課題として残った(野辺山→屋久島という移動例がある)。
 季節を追求しながら感覚の窓を全開にして自然の中を歩いていると、いつでもどこでも発見と感動と楽しさで満ちてくる。
 地球の自然は美しく素晴らしい。「地球の能力開発」を追求しよう。
 
※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●雑誌「ダヴィンチ」の企画による対談が5月8日に行われました。
 場所は、渋谷のホテル「セルリアンタワー東急」の37階。
 相手は女優の小西真奈美さんでした。
 対談の内容は雑誌「ダヴィンチ」誌上で、3回に渡って連載される予定です。

●メルマガの前号(29号)で「とある飲料のテレビコマーシャルで、指回しが使われている」とのことなので、ごらんになった方はご連絡くださいという趣旨のことを書きました。早速、ST氏から具体的な情報をいただきました。ありがとうございました。

○雑誌「家の光」(9月号)に、指回し健康法が紹介される予定です。

●10倍突破体験談が追加されています(現在312人)。 

[2003年6月9日の全日本鍼灸学会では、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行います]。
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[出版案内]
◎「不動産受験新報」に連載中です。
 「不動産受験新報、7月号」、住宅新報社、2002年6月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第16回」が掲載予定。
  不動産受験新報では、現在の連載をまもなく終わり、その後、別なタイトルの連載が企画されています。

●「心身の科学 第41巻」(SRS研究所)が近日中に出ます。
 2002年7〜8月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 ご希望の方は、SRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせを。

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[講座案内]
●速読法    初級半月集中クラスが、開講中です。
           5/18、5/24、5/25、5/31、6/1の予定。
           その次の開講は9月になります。

●速読法    初級速読一泊研修は、7/5(土)、7/6(日)に開催されます。
          申し込みはお早めに。 

●記憶法     5月15日から開講中。木曜日午後7時から。全五回です。
           5/15、5/29、6/12、6/26、7/3の予定(変更があり得ます)。
           次回は未定。

●定例会  5/22 第95回「発展法」【共鳴飛躍発展法】
         仕事や学習で自らを発展させるには、共鳴力を最大限に活用す
         る必要がある。共鳴力には内部共鳴と外部共鳴との両面がある。
         内部共鳴により、内面の底力を最大限に引き出し、外部共鳴に
         よって、最適な行動(=出力)を見出してゆくことで、諸事に
         飛躍的な発展を生み出すことができる。
         そのために必要な知的諸技術と心身の技術、生活上の技術、
         行動上の技術を指導する。

        6/19 第96回「観光法」【高速観光学習法】
         「観光法」とは「光を観る技術」のことである。ここでは、
         SRSが目指す「光の回路の開発」を行うことを通じて、
         学習効率を上げ、最速で学習する技術を指導する。

        7/17 第97回「思念法」【思念健康法】
         SRS能力開発法には種々の健康法の体系がある。
         ここでは、主に思念を活用して心身の健康を実現する多用な技
         術を紹介する。その一部は、SRS気功法と連携している。

        8/17 第98回「配心法」【配心把握法】

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法、
        健康法を指導します。相互にチェックすることも行います。
        次回は6月に、「伸展健康法」を指導します。講師は栗田。
          以後、7月は「均衡健康法」、8月は「叩打健康法」、
         9月は「振動健康法」、10月は「押圧健康法」、
         11月は「摩擦健康法」、12月は「まわひねりき健康法」、
         1月は「歩行健康法」、2月は「共鳴健康法」、
         3月は「思念健康法」、4月は「回転健康法」、
         5月は「重力場健康法」、とテーマを定めて
         年間計画に基いて教えていきます。

●健康法    金曜日午後に行われます(次回開講日未定)。
        講師は太田インストラクター。

●眼力法    金曜日の夜に行われます(現在開講中)。
        講師は古賀インストラクター。
        このクラスでは、変動磁場を用いた方法、栗田式手技を用いた
        方法、3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めま
        す。

 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。

 速読検定試験は次回は7月1日です。参加ご希望の方は問い合わせを。



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