SRS速読法 速読体験談 私立大学-035(立教大学)

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☆初級5回半月クラス70倍速読突破体験談

     男性
     SRS速読法初級5回半月講習(No.464)受講
     初速660字/分→最高47900字/分、72.6倍速読突破


「以前は自律神経失調症で吐き気か動悸で目を覚まし、
  一日中だるく動悸・息苦しさ・頭痛が生じ食欲は無く、
   空腹時は腹痛がおき食後はほてりとだるさが襲い、
    集中力が続かず気持ちも追いつめられていたが、
     それが最初の2日間の講習で驚くほどに消え、

 指回しや速読訓練が体を正常・快調にしたと分かり、
  自力で自律神経が調節できてほぼ完治し、
   指回しで体が活性化され脳が目覚め体温が上がり、
    眠りが改善し好きな夢を見られるようになり、
     速読をすると背中が伸び姿勢が自然に保たれ、

 感情の浮沈がほぼなくなり常に冷静な平常心で、
  柔軟な視点で物事をとらえ固定観念から抜け出せ、
   笑顔がふえ穏やかになり人にも優しくなり、
    対人関係が円滑になり物事がスムーズに進み、
     驚くほど体が元気で集中力が持続して疲れず、

 学校では楽々集中でく流れと課題がすぐまとめられ、
  視野が広くなり世界が輝いて魅力に満ち楽しくなり、
   物事を広い視野で見るので整理がつきやすくなり、
    日頃通る道で数え切れないくらい新しい発見をし、
     好奇心をくすぐられどんどん歩きたくなった」


<70倍突破体験談>

 自分は以前、自律神経失調症でした。それが、この講習を受けてから、ある程度自力で自律神経を調節できる様になり、ほぼ完治したと感じています。以下に、その詳細を述べたいと思います。
 失調症だった頃は、まず朝は吐き気か動悸で目を覚まします。当然、長い割には浅い眠りしかとれませんから、だるさや吐き気は一日中ついて回ります。ことあるごとに動悸が強まり、時には息苦しささえ感じます。深呼吸をしても一向に回復せず、ひどい時は頭痛に発展します。食欲は無いに等しく、空腹時は一層の吐き気やだるさ、場合によっては腹痛がおきます。食べた後は、体のほてりとだるさが襲います。これらにより、一日中集中力が続かず、気持ちも常に追いつめられています。寒気が特にひどく、短時間でその部分に痛みが生じます。のどははれ上がり、これが歯ぐきやまぶたにまでしばしば及びます。
 以上が、失調症の時の主な症状でした。
 これらが、最初の2日間講習を受けた後に、驚くほどに消えていました。
 当然、この講習には速読を勉強しに来ていたわけですから、突然症状が消えて、最初は訳がわかりません。しかし、そればかり気にしている訳にもいかなかったので、とりあえず速読の復習と訓練をはじめたところ、症状が消えた原因にすぐに気がつきました。
 指まわしや様々な訓練は、体を驚くほど正常な状態にしてくれているだけでなく、速読それ自体が、他の訓練の何倍も体を快調にしていたのです。
 くの字型にまがっていた背中は一日中びしっと伸び、朝から晩まで、休まずに様々なことをしても、ほとんど疲れを感じません(たまに疲れは感じるが、それは体力の消耗から来たものではなく、姿勢の崩れから来るものであり、そんな時は5分ほど速読をすれば、すぐに体は元気になります)。
 速読の方は、2週目に(個人的に忙しくて)あまり練習する時間がなかったので、今後の課題は多い。先生は速読の方法を教えてくれたが、教わっただけでは、共鳴効果の初歩的な効果以上は何も期待できない。これから、自分でうんと努力をし、自分の得た感触を伸ばしてできるだけ成長していきたいと思う[栗田注:ここでは、『SRSは教わるものではなく、体現するものである』、すなわち『知識として学んだだけでは不十分で、適切な訓練と努力とを通して身に付いた技術として修得すべきものである』という1ステップで教えたキーワードの内容と等しいことを述べているのです]。
 それと、この講習を受けて、時間の概念等、様々な固定観念から抜け出せた。これからは、自分で新しい常識を発見できる様、努力を続けていきたいと思う。

<ステップ9>
【イメージ訓練/フロンティア確認】真っ白な光のある明るい世界だった。最初は地面らしき所に立っていたが、下に移動すると地面はなかったのだと気がついた。移動しても景色は変わらず、今までの記憶を消したせいで、何もない世界だった。自分(カラーつき)と金斗雲のみで、移動しているのは確かだが、止まっている様にも見えた。ただ、そこはすごく自由な感じがして、遊びでちょっとした生きものを作ってみたが、予想以上にパワフルで驚いた。
【九方陣拡大法】板の素材は、鉄の様でした。森の中の家の庭から始まっていたので、まず家を消して拡大。それから段々と森の木を消して拡大。1km以上になると、既に広場の様になり、森の横(上)に川が流れているのが発見された。ヘソで見下ろしており、少しキリがかかっていた。
【全体の感想】集中力が以前より持続する様になったので、毎回全力でできる様になっているのがうれしい。

<ステップ10>
【指回し体操】体が思いっきり活性化されているのがすぐにわかる。朝おきてすぐに回すと、脳が一気に目覚め、体温が上がって軽く汗ばむ(ただし、本気で集中していないとダメ)。おふろ上がりは、体が柔らかくなっているので、回しているとききもちよく体がほぐれる。
【夢変化総括】割と自分の好きな夢を見れるようになりました。コントロールはできないけど、そんなに悪い方向には行かなくなりました。
【睡眠変化】もともと寝つきが悪かったので、完全にはよくなりませんでしたが、朝はやくおきれば、夜はちゃんと眠れるようになりました。4時間しか寝ていない日でも(その日の天気が悪くても)、体は快調で、集中力は落ちませんでした。
【十二脳神経刺激法体験】頭がサッパリする訓練である。口関係のものは、自分としては開にしておいたほうがやりやすかった。あまり力みすぎず、体の筋肉のバランスを整えるつもりでリラックスしてやると、効果も上がり、また回数も増える。
【四肢末梢運動体験】段々とコツがつかめる様になった。大事なのは、体の他の部分を全く忘れて、動かしている部分のみに心をくばり、自分がその部分になり切るということ。こうすれば、ミスをする回数がぐっと減る上、その部分の感触がすごくよくわかる。
【共鳴・暗合現象体験】まさに先生の言う通り、講習2日目に、大した用事もないのにあまり親しくなかった友人からメールが来た。対人関係もアルバイト先の人達がすごく自分を必要としてくれた。気のせいか、何かがつまって進まなくなることがグンと減った。
【閉眼視野の変化】最初は気がつかなかったが、段々と各部分が見える様になった。といっても、視野に見えているわけではなく、視野に入っていない場所まで、なぜか「見える」感じがするのである。しかもカラーで。
【イメージ感覚訓練の体験】どちらかといえば、細い「い」より「あ」や「う」の方が手にひびいた。光の玉は当たったところが気持ちよくも悪くもなく、微妙な感じがあった。目で見つめるだけで、こんなに感じるとは思わなかった。人の視線って結構痛いのかも…。
【体調・元気度変化】驚くほど体が元気になりました。といっても、やる気があふれてきて燃え上がるわけではなく、常に平常心でいることができ、体も全く何の問題もなく、視野が広くなって、世界が輝いて魅力に満ちて興味をそそられ、毎日が楽しくなりました。
【5分間指回し】場合によっては、回している指が見える。たいていの場合、自分で回しているだけだと、白黒が動くのみであるが、先生に言われてから、それぞれの反応が起きはじめる。その色を見ようとすれば、その色が表れる。
【観色度変化】最初は、目の粗いものは黄色に見えていたが、ラストはオレンジに見えて、少しずつ赤が出やすくなった。そして、青や紫にもよく気がつく様になり、黄色につられて緑もたまに出るが、あまり多くは見かけない。
【閉眼手動変化】10A、感覚派。見えていて、たまに色もつく。想像力によるものと思っていたが、どうも動きがリアルすぎる。目で見えていると感じる時も多いが、後ろは見えるはずがない。手の感覚が伝わって見えていると感じるのではないだろうか。
【感情・情緒・性格変化】感情の浮き沈みがほぼなくなり、冷静に、しかも柔軟な視点で物事をとらえられるようになりました。笑顔がふえ、おだやかになり、人にもやさしくなりました。あせっていないのに、前よりも物事がスムーズに進みました。
【日常生活・行動の変化】一つ一つのことを広い視野でみるようになり、整理がつきやすくなりました。ゆっくりとものごとをしています。
【呼吸法変化】最初の頃は、体の調子を整えるために、気を使いながら、心拍数や体の感じに注目していましたが、段々と、空気そのものの味を楽しめる様になり、空気のおいしい場所や時間を選んで臭いを楽しむ様になりました。
【役立て】自分の体調の調整方法を学ぶ様に努めたし、今後はこれを徹底させていきたい。あと、まだ津波がチョボチョボとしか堤防を越えていないので、一気に堤防をくずせるように、努力したい[栗田注:「津波」は講習で指導される内容です]。
【最古の記憶】2才の解き、まだトイレを覚えきれず、ねぼけた頭でふとんで大用をたした。

<チェックリスト>
【気づき】

 ●9/22(木):今週はとても忙しく、授業の復習が今まで手つかずだった。指回しや速読やイメージ訓練は続けてはいるが、自分としてはもっと時間が欲しいところである。とりあえず今までの感想を一通りまとめると、まず、体が全く疲れない。姿勢が崩れると、5分で集中力がなくなるが、5〜10時間おきに速読をすれば、なぜか姿勢は自然に保たれる(深層意識の活性化が原因?)一日を通して、気持ちが浮かれることも落ち込むこともなく、常に平常心を保てる様になった。その上、集中力が一日中続くので、休みなく何かを続けてする様になった。心拍数や呼吸は、一日を通してほとんど変化がない。目線が上向きになり、もう数え切れないくらい、日頃よく通る道で、新しい発見をした。その度に、前は何とも思っていなかったことが、今では好奇心をくすぐる様になったので、どんどん歩きたくなった。
 ●9/24(土):今日は4時間しか眠っていない上、台風接近によりどしゃぶり。でも集中力は全然落ちません。最近は、朝起きて指回しでねむけをさまし、朝一の速読で元気を出して学校に行ってます。学校の授業も、講習に比べたらお遊びの様なもので(笑)、楽々集中できる様になり、全体の流れとそもそもの課題が授業後に頭の中ですぐにまとめられる様になりました。

【今週のちょっといい話】

 「木を植えたおじいさん」
 有名な話だとは思いますので、あらすじのみを少し述べておきます。題名は思い出せませんでした(涙)。
 『そう遠くない古のことです。西洋で戦争があり、その戦争で戦っていた兵士が、仲間とはぐれてしまい、砂漠の中をさまよっていた所、オアシスの様な場所に出くわしました。そのオアシスは決して広くなく、そこには一人の老人が住んでいました。その老人は、砂漠に森を育てようと、毎日種をまいていました。兵士はそこで休養をとり、種まきの話をきいて、すぐに本隊に合流しようと、また旅に出ました。やがて兵士は本隊に合流し、戦争は終わり、兵士はもう一度老人を訪ねました。すると、そこには立派な森ができ、そして村があり、村人達は幸せそうにすごしていました』。だいたいこんな流れです(詳細違うかも…)。
 普通に感動的なヒューマンドラマだと思うのですが、私は少し違うことも感じました。というのは、「人とはどういう生き物なのだろうか?」という疑問です。
 ご存知の通り、他の生物と違い、人間は自然の流れに逆らって生きています。そして、自然を自分の都合の良い様に作り変えようとする唯一の生き物です。しかも、その人間の中でも、個性は驚くほど千差万別です。一生をかけて木を植える人もいれば、死ぬかも知れない戦争にもどる人もいます。自然に従って生きようとする人や、自然を変えようとする人、自分の欲のために生きる人や、他人の為に人生を送れる人。この差はいったいどこから生まれるのでしょうか?
 この疑問に答えるために、私は今まで学んで来た知識を総動員して、ある仮説をたてました。
 <T>遺伝子は、種の存続のために適応力を持つ必要があるので、常にその内にイレギュラーな存在を作り出す能力を持っている。
 <U>自然界全体にとって、人間はつまり失敗作である。
 <V>人間に見られる多様性は、<T>及び<U>に起因する。
 <W>生物の行動は、その遺伝子に帰依するものであり、つまりはいかなる行為も、複雑な「反射行動」の組み合わせである。
 <X>つまり、生物は、その遺伝子や脳内の情報さえ保持できれば、全く違う媒体(AI等)でもその個を維持できる。
 →<T>〜<X>により結論:つまり、生命は「情報」の集合体である。と考えれば、つじつまは合うのではないだろうか?まあ、突飛な割には味気ない仮説だが、論拠は固いのではなかろうか(まとまらなくなったので以下省略)。

[栗田注:この方は、自律神経失調症の状態で苦しんでおられたのが、SRSの訓練で改善されました。
 しかし、上記の体験談を読んで、『SRSは身体の病的状態を直すための体系』であると誤解しないように注意してください。
 そして、『病気を治すために、SRSを受講するということがないように』してください。医師でもある私は、『病気はあくまで医療機関で直す』ように指導しています。
 SRS能力開発法は、あくまで『通常の健康な社会人がその能力をさらに高めるための技術体系』として構築されたものなのです。
 そういう目で改めて、上記の体験談を読むと、病的状態から脱出して健康な状態になることに多大の関心を持ったために、本来の目的である速読訓練の方には、大きな精神的な努力を払わなかった形跡が伺われます(ただし、体験談の内容としては貴重な記載がたくさん見られ、健康になることの喜びが表現されていますので、他の不健康な方には有益な情報を含み、多大な参考になることでしょう)。
 以上の理由から、マイナスを埋めることで2週間の主要部分が使われ、プラスをさらに大きなプラスに伸ばすことは(これが本来の私の指導が目指すことですが)、今後の課題として残ったようです。今後に期待されます]。

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