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              読書を初めてとするあらゆる知的な情報処理には、 
	「入力→処理→出力」 
という一連の働きがある。ここで、「入力」とは情報を入れること(=読むこと)、「処理」とは情報を内部で独自の仕方でとらえること(=理解すること)、「出力」とはとらえた結果に基いて反応すること(=活用すること)である。 
 栗田式速読法は、その一連の知性の働きを 
 	「分散入力→並列処理→統合出力」 
という新しい方式に進化させて、情報処理能力を加速するオリジナルな技術である(右図参照)。 
 入力を「分散入力」にするには、「目づくり」訓練と呼ぶ一連のトレーニングを行い、大きな周辺視野を用いた素早い「まるごと入力」の力を獲得する。具体的には、初級の10回の講習で、10倍速の速読を目指す。後述するように受講者の成果は平均10倍を超えている。 
 処理を「並列処理」にするには、「心づくり」訓練と呼ぶ一連のトレーニングによって、潜在意識を用いた見通しのよい効率的な処理を実現する。具体的には中級の10回の訓練で、50倍速の速読を目指す。実際、中級受講者の成果は平均50倍を超えている。 
 出力を「統合出力」にするには、「手づくり」訓練と呼ぶ一連のトレーニングによって、意識の場を一気に操作して、インパクトのある情報出力を行う。具体的には上級の10回の訓練で、70倍速の速読を目指す。実際、上級受講者の成果は平均70倍以上である。 
 以上の説明と右図をよく見比べ、速読で達成する変革のビジョンが明晰に思い浮かべられるようにしてほしい。 
             
             
             
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