■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.10 B

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☆初級50倍速読突破体験談 No.10 <2001.9.7掲載>
「人生の岐路の悩みが消え、外国生活が走馬燈のように蘇り、自分を見つめ、自分を見つけることに集中でき、出会いに感動・感謝」

 SRS速読法初級講習(第364クラス)を受講した井○佳○○さん(女性30歳、初速550字/分
→最高30400字/分55.3倍速読達成)が書いた50倍突破体験談を紹介しましょう。


 人生の岐路に立つのは数回目であるけれども、今回は今までになく難しい分かれ道で、
久しぶりに悶々とした日々を送っておりました。
 そんな時、紀伊国屋で購入した本と共に袋に入っていた案内が、栗田先生と速読を知る
きっかけでした。無料パンフレット進呈に惹かれて葉書を投函しましたがなかなか返答が
なく、「速読に関心のある30女」として名簿屋に売られたかな!?と思っている所へ案
内書が届きました。
 新世紀到来を前に、私も心機一転をはかりたいと思い、FPの資格を目指そうと目標は
立てましたが、気持ちは抱えている問題のほうに向いてしまい、落ち着きませんでした。
 その資格取得に役立てばと思い、速読講習を受けることにしましたが、速読が目的であ
ったのに、啓発によって私は精神的にとても楽になることができました。
 これは、当初全く予想すらしなかったことでした。先生が講義でおっしゃることは、ど
れも「そうだ!」、「なるほど」と感慨深いものばかりでしたが、私に1回の講義の中で
一つ二つ程、心の奥にすっと入ってゆく、印象に残る言葉がありました。
 中でも、Step1のキーワード31〜34関連で、「悩むくらいならその時間、指を
回したほうが自分にとっても得なのです。指を回しましょう」とおっしゃられました。こ
の言葉で、それまでの私にはどうにも収まらなかった感情の荒波が、すーっと消えてゆく
のが実感できました。衝撃的でした。丁度、ミントのガムを口にしたり、冷たいジュース
を飲んだ時の様な清涼感と似ていました。
 以来、とても穏やかな気持ちで今日まで来ておりますし、これからもこの調子を保って
いける自信があります。問題の完全な解決にはもう少しかかりそうですが、関心がどんど
ん新しいことのほうへと移ってゆきました。
 また、自分を見つめる、自分を見つけることへも集中することが出来るようになりまし
た。目標は立てても、自分の為なのにどうしても集中できなかった私には大きな進歩です。
 Step9の「速読とチャンク」では、海外での生活を例に「毎日の生活を、外国にい
るように言葉も風景も感じとる。そしてどんどん入力しなさい」とおっしゃられました。
学生の時に行った、2ヶ月のフランスでの生活が走馬燈のように巡り、帰国時の成長した
自分を思い出しました。あの時、何事にも前向きで様々な問題にも無敵だった私が、数年
でなんと保守的になってしまったのかと、落胆とともに当時の心境の断片が蘇りました。
忘れていた記憶でした。あの時の体験が、速読に活かせるなど考えも及びませんでしたが、
確かに言葉が通じず、苦しくて、毎日が必死でした。食べても食べても痩せていきました
が、その状況が速読には近道なのですね。9ステップで解りました。
 講習も半ばをすぎた頃、山○○○さんが私の前の席にいらっしゃるようになりました。
初めは、挨拶や訓練のことをお話する程でしたが、ひょんなことからStep9の帰り際
に彼女の名刺を戴きました。すると!びっくりでした。山○さんは私が目指しているFP
の肩書きをお持ちの実務者でした。SRSにも感謝ですが、この席にも感謝です!!
 お陰で、山○さんとお電話でじっくりお話をさせていただけました。まだ自分が資格を
取ったわけではないのに、とても嬉しくてたまりません。こんな事あるんだ!?人生って
すごいな!素晴らしいと実感しております。山○さんからパワーを頂いている感じがしま
す。FP以外の資格にも挑戦したいという気分です。これが共鳴なのでしょう?
 このような最近の幸せな私をみてか、母が「私、宇宙旅行が一般化するまで元気に生き
て行ってくる!宇宙から地球を見たい!」と宣言しました。そして早速指回しを始めたの
で、私も一緒に回しました。
 この貴重な経験を、是非中級へつなげてゆきたいです。
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