■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.139 B

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☆初級30倍速読突破体験談 No.139 <2002.1.8掲載>

「見たものの周囲もよく覚えており、顔と名前も一致するようになった」

 SRS速読法初級5回講習(第365クラス)を受講した新○貴○氏(男性39歳、初速1040
字→最高33800字/分、32.5倍速読達成)が8ステップが終了した段階で書いた30倍突
破体験談を紹介しましょう。


<速読を学んだ動機:ビジネススクール受験の体験> 
 何年か前にビジネススクールに行きたくて数年の準備をしたことがありました。その前
提条件はTOEFLとGMATです。TOEFLEはTOEICみたいなもので、GMA
Tは大学受験の共通1次(今でいう)の中から数学と国語を英語でやるようなものです。
 数年の準備期間中に一番困ったのがこの(英語)による国語でした。なにせ文章が日本
人にとっては実に長いので、一部優秀な日本人にはともかく私にとっては最後まで劣等感
にさいなまれたものです。
 そのような中、たまたま手にしたのが「栗田博士の読書スピードが10倍になる本」で
した。その当時はビジネススクールの予備校にかよっていたこともあり、SRSの講習会
にでる機会は得ませんでしたが、「これが英語でできたらいいな」という印象だけが強く
残りました。
 さて、ビジネススクールに行く希望はかなえられずその後何年かが経過したのですが、
そうこうしているうちに私の長男、長女が成長し、小学の高学年にさしかかってきました。
 私は米国シカゴに本社をおくソフトウェアのメーカーで、その日本法人に勤務していた
のですが、日常的に米国、英国、オーストラリア、中国、シンガポール等さまざまな国籍
の人々とかかわりをもっていました。そのなかで強く意識したのが「日本人は勤勉でない
こと」、「勉強の量、質がまったく不足していること」、「向上欲が強くないこと」でした。
もちろん、日本人全体にあてはまるわけではないし、外国人全般が勤勉で向上心が強いわ
けではないのですが、少なくとも私の周りには意識の強い人が多かったのです。
 ある時期を境に長男を学習塾に加え、私が以前から構想を持っていた数学(算数ではあ
りません)の訓練をし始めたのですが、意外にも文章の読むスピード、理解する力が弱い
ことに気づきました。
 そのときふと思い出したのがSRSです。長男だけに講習会にいかせてその様子を聞い
てもよくわかりませんし、私自身が興味をもっていた分野でしたので「自分で手本を」の
気持ちで5回の初級集中講座を申し込みました。

<SRSの訓練内容に対する感想>
 ●「スキー、食べ放題、SRS」 
 5回の講習会である程度まとまった費用がかかりますが、これは高いでしょうか安いで
しょうか?講習会にでるとすぐにわかりますが、時間単価はまず英語のレッスン代くらい
かそれ以下です。しかもその密度の濃さといったら英語レッスンどころではありません。
スキーにいったら元をとるまではがんばるスキーヤーや、食べ放題で死ぬほど食べる人に
はかならず満足する内容だと確信をもっていえます。
 ●「まるで体力測定」 
 訓練の内容は座学というよりは訓練というのがふさわしいでしょう。色々な予備訓練を
測定し、その訓練のあと速読の測定をし、ついでに体重と握力まで測定するのですからも
う気分は体力測定です。さすがはお医者さんの編み出した講習会と妙に納得します。
 しかし、適切な目標設定と自身の現状のギャップを知ることは大事なことです。そこに
ギャップを埋める方法を示唆してもらえると人間希望が湧き、意欲が出ます。SRSはこ
の連続でした[栗田注: SRSは心身を総合的に高める訓練体系です。ですから、心身
を的確にとらえる数量的なものさしが必要です。たくさんの測定データはそのために必要
なものなのです]。
 ●「皆さん周りを見ていますか、周りで見ていますか!」
 「あなたはよく気のつくほうですか」と問われたら何と答えるでしょう。私の場合、気
が効くとは思ってませんが、よく周囲を見ているとは思っていました。この認識は講習に
入ってすぐに壊されます。と同時によく見ることを体験できます。またこの講習では「周
りを見る」に掛けることの「周りで見る」があります。いわゆる周辺視野というものです
が、この2つの訓練を受けるのですから、世の中の見え方が一味変わること間違いなしで
す。
 意識して「見てそのままを覚える」をやるため、車道を走り去る車のナンバープレート
を見て(読まずに)思い出すことをやってたのですが、ナンバーを思い出すのはもちろん、
その周りの風景まで思い出せる自分にびっくりしました。
 また、大阪の長堀橋というところを朝歩いてきたのですが、その日の午後オフィスで取
引先の人々と会ギをした中に朝すれちがった人が1人混じっていたのです。会った瞬間に
今朝の様子が呼びおこされたのですが、その周りの様子、ついでにいえばその人の周りの
人の表情や服装まで思い返されるのですから何やらうす気味悪いような気さえしました。
あまりにその人を見ていたものですから、先方が「どこかでお会いしましたっけ」…と。
(会ったも何も今朝会ったばかりですよ、と心の中でつぶやくばかりでした)。
 また、この数週間、人の顔と名前がかなりよく一致しています。この分野は私にとって
苦手でしたが今や簡単!なぜなら名刺交換したときの情景をまるごと覚えているのですか
ら楽なもんです。
 ●「怪しくはない!」
 SRSの講習には「共鳴」「暗合」「瞑想」「夢活用」と私のような合理的な人間にはた
いへん怪しげな言葉も並んでいます。当初私はこれらを怪しんでいたのですが、同じよう
な人にはこのような理解をされてはいかがかと思い、提案します。「暗合」は前述したよ
うに人に会った記憶を紹介しました。これは暗合でしょうか。いや決してそうではないの
です。朝会った人の記憶が暗合を呼んだのです。つまり情報は与えられているのです。そ
の情報を自分が適切にキャッチしていたから暗合がおきたと思うのです。言われて見れば
不思議でも何でもないのです[栗田注: 怪しくないのはその通りですが、新井氏の暗合
に対するこの解説は、現象の一部だけを説明するものです]。
 ●「最後に!」
 速読を行う以上、心の整頓が必要だというのは、よくわかります。
 この世界ではまだ歩み出したばかりの部類ですが、とりあえず10倍以上にはなったし、
もっと大きい満足を目指していきたいと考えます。



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