■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.343 B

講座日程表はこちらを
クリックしてください。
受講申し込み・問い合わせは電話で以下に:
SRS研究所 03-3821-3197
一つ前の体験談を読む
次の体験談を読む
体験談グループ別リスト(見出し付き)へ
速読体験談のトップページリストへ戻る
HP表紙に戻る
☆初級半月40倍速読突破体験談 No.343 <2003.8.5掲載>
「視野が奥行きを持って広がり、
  文字がまとまりでとらえられ、
    見慣れた風景が新鮮に目に飛び込み、
     事物を見る視点が変わり、
       物事を大局的にとらえるようになり、
        読書に関して全く予想外の意識変革を体験し、
          SRSは人格・精神・肉体を含めた
            統合的な能力開発法だと思うに至った」

 SRS速読法初級5回講習(第406クラス、2003年1月12日〜1月26日開催)
を受講した中○義○氏(男性26歳、初速800字/分→最高33400字/分、41.8倍速読突破)
が8ステップ終了時に書いた40倍突破体験談を紹介します。
 後半には、最終日のステップ9、10で書いた個別体験談の一部も紹介しました。


 視野の使い方、捉え方が変わり、事物を見る視点が変わり、物事を大局的に捉える様に
なる、これがSRSの速読の訓練が僕にもたらした変化です。
 視野が奥行きを持ち、広がることで本や新聞の読み方がまず変わりました。文字を断片
的に捉えるのではなくまとまりで捉えられるようになりました。
 それ以上に僕を感動させたのは、見なれていたハズの街並みが全く新しい形と新鮮味を
もって目に飛び込んできたことでした。つまり見なれていたハズの街並みや風景は全く見
なれていないものであったという自覚が呼び起こされるのであり、いかに今まで何も見て
こなかったということが僕に悲しい感動をもたらすのです。
 「今までの僕の人生は…」などと思ったりもしましたが、それが速読を体現しようとす
るモチベーションにもなりました。こういった発想の転換、建設的、創造的な意志も速読
の訓練によって得たものだと思います。
 講義を重ねていくにつれて思うのはSRSの体系は速読を唯一とするものではなく人格
や精神、肉体も含めた統合的な能力開発だということです。
 「速読はあらゆる結果の副産物だ」。今なら僕はこう素直に思うことができます。以前
の僕、つまり速読の訓練をする前の僕は読書という知的営為を人生の玉座に占めさせてい
ました(スタッフ注:知的営為とは知的な営みのこと)。しかしSTEP6を終える頃、
決して軽んじるということではないのですが、読書は大切だけど、それほど帰依し崇めて
たてまつり全体信仰する様なものではない、と思える様になりました。つまりそれだけ僕
自身が僕自身を余裕をもって存することができているのだと思います。この意識改革は全
く予想外であり、それだけにとても驚きでした。
 視野の使い方を変えることで、今までよく見てこなかった人生がよく見えてくる様にな
りました。過去の記憶が少しずつ思い出され、それらが納まるべきところに整理されるこ
とによって心に余裕が生まれ、対人関係にも徐々に変化が訪れ、時間はゆっくりと訪れ、
人間は空間の中に生きていることを認識させるのです。それは生きているということの実
感でもあると思います。
 3ヶ月ほど前に僕は図書館の警備員(?)に私語を注意されたことがありました。その
時は自分の行為を反省すると同時にその相手を憎々しくも思いました。先日、同じ図書館
で朝刊を読んでいるとその警備員さんがやって来ました。ほうきとちりとりを持って新聞
の納めてあるBOXのまわりを掃き始めました。そして僕はこう思いました。「生きてい
くのは大変なんだなぁ」と。これは小さな感動ではあったけれど、今も僕はその時の感情
や状景をありありと思い浮かべることができるし、とても大切にも思うのです。そういっ
た体験を何度かしました。些細なことにも、ひびく感受性を、僕は少しずつサビを落とし
て手入れをしているのだと思います。そしてそれはとても大切な、速読以上に重要な道具
でもあるでしょう。これらの経験はSRSの講義に出なければ得られなかったものであり、
受講を決断して良かったと思っています。

<9ステップ>
【進歩、気づき】イメージ訓練の時や、普通に歩いている時には空間ということを意識す
るようになりました。
【九方陣拡大法】九方陣は広原からするりとすべって宙に浮く様な状態になった。その上
に私は乗る。とても安定している。生き物の様に文字を乗せた陣が広がり、八方向を意識
した。
【体性感覚訓練】全ての感覚が開いていくということを意識すると、光が体や心に殺到し、
不純物が一枚一枚はがれていく感じがした。
【フロンティア確認】感覚と身体を殺していくと、なんだか自分がこの肉体に閉じ込めら
れていく様な気がした。鉄の鎧が内側にある感じ。金斗雲は鎧をこわし突き進んでいくけ
れど。
【樹木法】イメージへの意識が樹木だけでなく周辺に配られ、樹木単品としてのイメージ
の鮮明度は下がった気がします。道路の交差点に樹木を植えようとしたのは面白いなと思
いました。太陽を常にイメージするようになった。樹から種が落ちた。
【最古の記憶】大きな社員食堂で母親らと共にごはんを食べている。
【全体の感想】フロンティア確認のイメージ訓練はある意味でショックでした。心と自分
が重なって、身体がガラクタの様に感じました。カナカナを発音すると心がクリアになり
ました。初速スピードでの書き出しは満足ができる量を出力することができました。
<10ステップ個別体験談>
【指回し体験】朝起きた後は必ずするようにしています。眠気がやわらぎ目もスッキリし、
その後すぐに次の行動に移れるようになりました。
【夢変化総括】記憶している夢は断片的だけど、それはカラーでとても鮮明だ。
【睡眠変化】ずっしりと重い睡眠になった。「僕は今からねむるんだ」と思うようになっ
た。
【十二脳神経刺激法体験】訓練を通してほとんど青派であったけどステップ8位から黄赤
青と30図が目まぐるしく変化することを体験。色はほとんど見えていました。
【四肢末梢運動体験】眼を閉じて体を動かすと筋肉の動きがイメージによって補完され、
手にとる様に分かりました。
【共鳴・暗合現象体験】行ったことのなかった道を通ってみたら近道になった。お昼に出
たアイスティーを手に取って飲み、机に置いた後、両左右の人が同時にカップを手に取っ
た。
【閉眼視野の変化】想像派。四肢末梢訓練と同じことが起きた。眼を閉じて体を動かすと
自分の体を部分的にあるいは、全体的に心のなかで見ることができる。空間を意識すると
教室全体が見える[スタッフ注:「想像派」は、初級修了者の中では少数派であることに
注意してください。したがって、この体験は、受講者の体験を代表するものではありませ
ん]。
【イメージ感覚訓練の体験】イメージするということを僕は甘く見ていました。眼を閉じ
て「メリこむ」ことを意識すると痛みにも似た不快感を味わいました。イメージと感覚の
融合[スタッフ注:これも少数者の体験ですので誤解しないように]。
【イメージの能力の変化】最初からイメージを描くことには自信がありましたが、単一の
ものしか描けなかったのが訓練を進めていくにつれて複数で描かれ並列平行で脈を打ち始
めました。イメージと経験の融合を実感。
【体調・元気度変化】回を重ねるにつれて講義に入る前の意識の鮮明さがクッキリとして
きた。少々体調が悪くても講義に引き込まれると具合も改善する。
【5分間指回し】最初にまわす指は明るくなったり暗くなったり傾向がある。指のまわし
始めは特に光が眼に飛び込んでくるイメージがある。青色が基調。青と赤の共存も有り。
【観色度変化】全体を通してほぼ青派だったが8ステップあたりから青が黄にまじり、そ
れに赤が混じり始めた。5分間指回しの色の変化と関係ありそうだ。イメージの色彩変化
にも。
【閉眼手動変化】最初は自分の動かしている手が心に浮かび次に周辺の訓練の様子が浮か
んでくる。空間の認識。
【感情・情緒変化】初めの頃から比べると回を重ねるにつれて安定し、リラックスして講
義に入れるようになりました。感動体験したことが大きい。
【日常行動性格変化】立場を変えて考えられるようになった。知らず知らずに光を求める
様になった。
【内面加速体験】イメージの加速が少しずつできる様になった。
【感覚鋭敏化】太陽に包まれるとエネルギーを感じる。目で見るだけでも感じる。
【呼吸法】心が安らぎ鎮静し、体は左右にゆるんでリラックスします。イメージを利用し
た呼吸法はエネルギーが入ってくる。
【仕事、日常生活への役立て】人の顔を覚える時。部屋を整理する時。自転車で移動する
時。

 
一つ前の体験談を読む
次の体験談を読む
体験談グループ別リスト(見出し付き)へ
速読体験談のトップページへ戻る
HP表紙に戻る