■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.452 B

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☆初級半月クラス40倍速読突破体験談 No.452 <2004.8.18掲載>
「著書『潜在意識開発法』との出会いにより、
   共鳴、感動、決断、行動の連鎖で、
    考えていなかった世界が次々に開けて受講に至り、
     大阪から通って参加し、
      ステップ3から可能性を感じて大きく変わり、
       潜在意識への信頼から読書速度が増し、
        夢を見ることが増え、
         見ることの快感が増え、
          共鳴呼吸の気持ちよさが分かり始め、
 指回しで呼吸中枢が刺激され、
  指回しと眼球訓練は疲労回復に役立ち、
   疲れにくくなり集中力が増し、
    気持ちの切り替えが上手くなり、
     読書量が増えて読書欲が更に高まり、
      固定観念を取り払う可能性から余裕が生まれ、
       人とできるだけ関わろうとするようになり、
        やりがいのある仕事を任され、   
         人と心を合わせて仕事が出来た」

 2003年10月5日〜26日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読の第423初級半月クラスに参加した鈴○こ○さん(男性31歳、初速560字/分→最高26200字/分、46.8倍速読突破)が8ステップ終了時に書いた40倍突破体験談を紹介します。後半は最終日に書いた個別体験談を付加しました。

【40倍突破体験談】
 約一年前、栗田先生の『潜在意識開発法』との出会いが全ての始まりでした。
 それまで私が漠然と感じていたことに様々な角度から光が当てられるとともに、私が考えていなかった世界が次々と開けてくる思いでした。
 そして、この本の中で私は速読のことも知りました。それまでの私は音読と積ん読の帝王のような人間で、10代の頃など「頭の中で音が鳴る」どころか本を読む時には実際に口が動いていました。声こそ出しませんでしたが、朗読以外の読み方はできなかったようなものです。当然遅い。ハナハダ遅い。
 しかし本は大好きで、色々なことに興味があり、図書館に行っては新たなロマンを胸に抱き、本屋に行っては未知への冒険の予感に血をたぎらせるのです。そして、やはり読み切れない。2週間後に返しに行く本は読まずに捨てる手紙のようで、部屋に積まれていくだけの本は、いつまでも返事の書けない手紙のようで、実に情けない思いを、日常的に、いや恒常的に繰り返していたのです。
 知的好奇心、本が好きなこと、その本を読む事が遅く、読み切れないという。「好きこそもののナントヤラ」という言葉をものの見事に裏切ってしまうこの現実は、今迄の私の人生の一大特徴をなしていたのです。
 そして、演劇活動とアルバイトに過ごす現在。学生時代に比べ、読書に裂ける時間は圧倒的に減りました。このままではいけない。
 栗田先生の本を手に取り、読み、共鳴し、感動し、決断し、行動し、という一連の動きは、私の潜在意識の必死の叫びであったと思うのです。
 速読、これにはひかれました。しかもそれが半端な速さではない。そして、その速読が、潜在意識を巻き込んだ、より深くより広いビジョンと研究と実践を背景に成立するものであること、速読自体が目的ではなく、その向こうにあるもっと大きな仕事(「地球の能力開発」)をSRSは目指していることに更に引かれました(速読と地球の能力開発との関係を私は“私の能力開発”これが真の“真の能力開発”を生むのだ、捉えています。例えばこれは、社会制度を変えれば世の中が良くなるという発想よりもはるかに現実的だと思うのです)。
 さて、そういう決定的な出逢いを体験しながらも、講習参加までに一年間を費やしてしまったのにはそれなりに訳があります。経済的なこと、時間的なこと、そして私の好み、の三つが挙げられます。
 私は劇団活動をしていますが、ご多分にもれず、これでは今のところ食べては行けません。そこで清掃業のアルバイトをしてはいますが、公演期間中はこの収入源も絶たれるので、ふだんから経済のゆとりがない。私にとって速読講習の費用はかなりの痛手、或いはゼイタクに思われました。
 更に大阪に住んでいる事もあり、確実に毎回参加できるかどうか、その時間の獲得ができるかどうか、心配でした。
 そして一番大きかったのは、私はまずは自分でやってみたいと思う方なのです。そこで、栗田先生の本から得られる情報だけで、何かできるか、どこまで行けるか、やってみようと思ったのです。実際に、何度も挑戦しながら、速読力は身につきませんでした。そして、速読力を身につけるには、速読以外の訓練が大事という先生の言葉をたよりに、先生の本を色々と読みました。読む度に新たな発見があり、これはとても貴重な体験でしたが、自力で実践するには決して簡単な事ではないと実感するようになりました。
 そして「共鳴力の研究」を読み、そういう磁場の中で実現していくものがあるのかと知りました。因みにこの本からは多くの反省を強いられ、また励ましを頂きました。私は幼い頃から周囲と違う自分を感じ、周囲に合わせて行くことが難しい人間でした。まわりと違っていてもいいということ、それが価値にもなり得るということを知ることができたのは幸いでしたが、同時にこの認識に甘んじていたがために、共鳴力を磨くチャンスを逃してきた。萎縮適応してきた部分が大きいのかもしれないと感じさせられました。
 色々と回り道をし、時間もかかってしまいましたが、やはり謙虚に素直に講習を受けてみようと思った頃、研究所から電話を頂いたのです。
 この時には即決でした。経済・時間の問題も、何とかなるだろう、と思って動き出すと、まあ、何とかなりました。気持ちの問題が全てだったのだなと思います。尤も、(講習参加前の)自力の訓練で速読力は獲得できませんでしたが、副産物はいろいろとあったようです。立体視の面白さ、気持ち良さ、指回しへの興味、周辺視野を使うと疲れとかとれ、心がリラックスすること、そして植物をはじめ自然に対する興味が持てるようになったこと。
 実際に講習に参加して、私は思ったほど頑張れない自分を見つけた。これは情けない体験であった。そしてあれほど期待を持って臨んだのに、不安や疑いにさいなまれることがあった。メイクの原理というものを先生がわざわざ説かれた理由がよく分かった。人間は弱いものだと思った。
 しかし、STEP3あたりから、固定観念を抜け出す可能性を感じて、何かが大きく変わり始めた。「まだ、私は抜け出し切れないが、抜け出すことができる」という感じが、魚達への信頼へとつながり、速度が増していった[栗田注:魚とは潜在意識の光の回路の機能を示唆します]。
 メンタルレキシコンをどんどん豊かにして行けばいいのだという気付きも大きかった[栗田注:メンタルレキシコンは、講習で学ぶ概念です]。
 夢を見ることが確かに増えた。これはいい宿題を持って帰れるという思い。
 過去の想起も私は苦手であったが、母との会話の中で、いくつかの場面が思い出せた。これをきっかけに、たぐりよせることのできるものが色々とあるはずだ。
 イメージ力の貧しさも改めて実感した。言語人間であった自分を感じる。しかし、うまく描けた時の気持ち良さも知ったので、これからこの力を磨いて行きたい。
 何か何千字読めるとかいうことは大して意外なことではなく[栗田注:なぜなら、実際に40倍突破をしてしまったのですから]、それをどう生かして行くか、その精度をどう高めて行くかという大きな宿題を与えられた思いです[栗田注:課題は無限大ですね]。
 ありがとうございました。
 最後に。9/5の受講費納入期限までに費用を準備できなかった私は、母にお金を借りた。恥ずかしいこととは思いながらも、どうしても必要なことなのだと、素直にお願いした。昨日10/25、とりあえず、この講習分のお金を母に返すことができた。とても喜んでくれた。私がフランスに留学していた時にも、お金に困った時には何とか工面してくれた母である。これからも能力を磨いて、必ず恩返しをする。母に感謝。

<ステップ9>
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】眼から光が入って来るのが一番気持ちよかった。味覚が意外に難しい。【イメージ訓練/フロンティア確認】金斗雲、気持ちがいい。
【全体の感想】ダブルサーチで、魚達の仕事を実感できた。ちゃんと信頼しよう。魚達がいい仕事をすることのできる環境づくりを私の仕事だ。昨日はとにかく速度を上げようと力んでいた。姿勢を指摘されたことはとてもよかった。正によくならない姿勢に陥っていたから。水の話は面白かった。清掃の仕事をしていると、どんなに技術があっても、水がなければ私達は何の役にも立たない人間になることが分かっているから、簡単だ。

<10ステップ個別体験談>
【指回し体験】背骨のこりがほぐれる。胸のこりもほぐれる。疲れた時など、大アクビが連発し、そのまま寝入ってしまうか、スッキリと眼がさめるかどちらかに別れる。ハマる、というか、マニア心をくすぐる所がある[栗田注:指回しでアクビが出るのは、呼吸中枢が刺激を受けたものです]。
【夢変化総括】夢見が増えた。興味が増した。もっと夢の世界とコンタクトをとりいれたい。
【睡眠変化】夜行バスの睡眠でも、速読講習を乗り切れるようになった。
【十二脳神経刺激法体験】活が入る感じ、体がほぐれる感じがあるが、私の場合、四肢末梢の方がこの影響は強いようだ。
【共鳴・暗合現象体験】スケジュール調整がうまく行った。やりがいのある仕事を任された。人と心を合わせて仕事ができた。
【閉眼視野の変化】9A1B0C、イメージ派。閉眼状態で身体各部との連絡がとれるようになってきた。これはイメージ力アップにつながるのではないか。明確なイメージが現れる時もある。体を回すと必ず何かの光の輪が現れる。後頭部の時は、自分の背後から見る感じ。
【イメージ感覚訓練の体験】めり込むという時に、その部分がぴくっと来る。「あ」は手のひらの中心と3・4指の先端、「お」は中心から下の方、「い」は1・4指の先端が一番感じる。
【イメージの能力の変化】他の訓練をしている時に、フッと浮かんで来る映像がとても鮮明になった。しかしコントロールする力が弱い。鮮やかなイメージが浮かぶ時の快感は知ったので、訓練をつんで行きたい。
【体調・元気度変化】疲れにくくなった。集中力が増した。
【5分間指回し】人差し指はいきなりイメージから始まった。先生に言われるとボンボン色が出てくる。何でここで、という感じで昔の風景が蘇った。
【閉眼手動変化】色のついた水車のようなものがクルクルと回る。回していると位置と視野の中の位置は対応している。
【感情・情緒変化】気持ちの切り替え、仕切り直しが前より上手くなったと思う。固定観念を取り払う可能性を知ったことで、余裕が生まれた。
【日常行動性格変化】人とできるだけ関わろうとにするようになった。読書量が増える。読書欲、更に高まる。
【感覚鋭敏化】見ることの快感が増えた。
【呼吸法】共鳴呼吸法の気持ち良さ(味わい)が分かり始めた。
【仕事、日常生活への役立て】指回し、眼球訓練は短時間での疲労回復の役割として使っている。イメージ訓練、呼吸法は私の弱点、これを磨けば、私は発展適応のサイクルに入って行ける。夢日記をつけよう[栗田注:発展適応のサイクルは、講習で学ぶ考え方です]。

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