■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.493 B

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☆初級半月20倍速読突破体験談 No.493 <2005.3.1掲載>
「人生をもう一度出直したいと思って受講し、
  細かい測定で退化した自分を知る大事な一歩から、
   恐れないで今の自分と正面から向き合い、
    物差しの目盛りを細かくする重要なことを学び、
     眠りが深くなり、
      イライラしなくなり前向きになり、
       性格は穏やかになり、
 内面加速では速くする程気持がよく、
  呼吸法で目の動きと焦点合わせが改善し、
   4ステップで感覚の変容を体験してうれしくなり、
    目だけでなく五感も鋭敏になり、
     景観や閉じた空間の感覚が変わり、
      人間の本来の能力を体感させてくれるのが、
       SRSの『イベント』であると知った」


 2003年11月15日〜12月6日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読の第424初級半月クラスに参加した吉○龍○氏(男性33歳、初速1000字/分→最高26700字/分、26.7倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた20倍突破体験談を紹介します。後半は最終日に書いた個別体験談を付加しました。

<20倍突破体験談>
 「今の自分のままで、あと半分程もある人生をやり過ごしていかなきゃならないのは一寸つらいナ。おぼろな過去の幻想に生きるのもむなしい話だし。こりゃもう一ペン出直すか。まずは、本をたくさん読みたいな。」というのが私のSRS受講動機でした。
 SRSでは細かいデータを逐一記録していきます。講習前半、僕はこのデータから、いかに自分はなまけてきたか、いかに自分の体が退化しているかを、残コクなまでにハッキリと突きつけられて、ショゲかえっていました。『今のあんたはココだヨ』。
 けれど今思うとそれこそが大事な大事な始めの一歩だったという気がしています。現在の自分を知ること。恐れないで今の自分と正面から向き合うこと。
 講習では習います。「自分モノサシのメモリをもっと細かくしてください。+0.1の差に(進歩)気付いてください。」そうなんです。「All or nothing」じゃ、自分が踏み出していたかもしれない一歩を消してしまう。そして、前進した一歩を確かめられるには、自分の元いた場所を知ってる必要があったのです。しかも正確な程良い。
 当たりまえのことだけれど大切なことを改めてSRSは教えてくれたと思います。
 後半に入るといろんな変化が訪れます。商店街や並木通りが遠近感を伴って立体的に見えたり、駅ビルの中や電車内のような閉ざされたスペースでは、空間として捉えられ、その中にいる自分や通行する人達の位置を空間的に感じるようになりました。これは、目だけでなく五感も鋭敏になってきたためと思われます。
 物は目だけでなく五感を使って捕らえている。SRSの訓練は、「私達が一般に知らされている以上に、動物としての元来の人間の能力はたくさん備わっているのだ」ということを体感を知らせてくれるまさに「イベント」だった。そして自分には、今、どの能力(部分)があって、何が足りないかを体感をもって認識させてくれた。
 文章を読むのも同じこと。常識とされている先入観を捨てて、五感を先入観によって作った重い甲冑を脱ぎ捨てて、さらにそれに伴うそれぞれの能力を高めるための訓練方法も教えてくれた。
 道は見えた。あとはやるだけ。栗田先生、スタッフの皆さまありがとうございました。
 僕の特に汚ったないミミズ文字を拾ってくださったスタッフの皆様ありがとうございました。

<ステップ9>
【役立て】なるべく周辺視野を意識するようにした。
【ちょっといい話】夜の中央線電車の中、僕はドア側に立って、5m程先にいる。サラリーマンらしい男性らしいその人物の左手を見ていた。するとある瞬間、そのサラリーマンを取り巻くもの全てが(前の座席に座っているおばさんの横顔、中づり広告、蛍光灯、座席にすわる人達、その奥のヘッドホンをしたまま、マンガを広げている高校生)、車内の風影が一つの空間として「ガッ」とオーバーラップしてきた。
 そして、その人たちと、明るい箱の中に居る僕の体に伝わってくるこの振動は、その箱の外の世界と箱の中の関係とを感じさせた。箱の空間を感じ、外の世界の広がりを感じた。
 この感覚には身覚えがある。このアンテナの開きっぱなしのような、放射状に伸びる触覚に触れるもの全てに反応してしまうようなこの感覚。・・・昔未熟な恋愛をしていた頃のあの感覚が戻って来たのだ。
 これは講習4日目の帰りのことだった。
 残念ながらその感覚は次の日には消えていた。けれど僕はうれしかった。まだこんな風に感じられる自分がいたのだ。しかも訓練によってきっとまた取り戻せるに違いない。
 そしてそれは恋愛なんて不確定で不安定なものでなく、訓練しだいで定着させることが出来る。また希望が見えた。
 [栗田注:この人が電車の中で体験したのは、意識の変容(または感覚の変容)という体験です。これはその人の持っている体系が再構築されるときに起きるものです。このような体験が生ずるときには、これまでにない人生観の変革が起きる可能性も生じます]。

<10ステップ個別体験談>
【指回し体験】イライラが減った。【睡眠変化】眠りが深くなったように思います。
【十二脳神経刺激法体験】頭痛、寝けだるさが減少した。鼻が通った。30図(青→赤→緑)←step10。
【閉眼視野の変化】感覚派、8A2B。全般を通してサーモグラフィを見ているように感じていました。
【イメージ感覚訓練の体験】不調のところ(胃)や、筋肉痛ぎみのところ(足)は、あまり感じないことに気が付いた。音によって場所が違うものだと思った。
【イメージの能力の変化】イメージの一人歩きを止めることは(コントロール)は出来てきたように思う。
【体調・元気度変化】今日は、1.5hしか寝ていないのと、朝便をしてこなかったので終わりまでもつかな?と思っていたけど、思った以上にスッキリしている。
【色度変化】青、紺から赤が周辺ににじむ量が多くなって、STEP10では紫、藍→さらに下の方は緑が出た。
【閉眼手動変化】最初は混沌としていた色がだんだんシンプルに手とそれ以外の余白との区別がしやすくなった。【感情・情緒変化】イライラしなくなった。前向きになった。
【日常行動性格変化】穏やかになったかも。
【内面加速体験】速くする程気持いい。なんだかクリアに感じるようになった。
【感覚鋭敏化】空間の認識が高まった。
【呼吸法】スッキリする、落ち着く、目の動きが改善し、焦点も合わせやすくなった。


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