■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.715 B

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☆No.472初級半月クラス20倍突破体験談 No.715 <2007.2.8掲載>

「10倍速読の素晴らしさと多方面の変化を期待して受講、
  指回しで柔軟性が増して驚きすごい変革が予感でき、
   考えたこともなかった音読から光読への移行を学び、
    理解や記憶に関して目からウロコが落ち、
     面読で字が飛び込み意味がとれ話がつながり、

 観察や感動意外体験を増やし外界に心を開くことも学び、
  通勤時の人々が識別出来て服装持ち物の変化に気付き、
   1歩進むたびに景色がどんどん変わることに感動し、
    動植物の冬から春への変化がとらえられうれしく、
     植物の春の息吹きに新しい生命を貰った気がし、

 指回しでは気持も落ち着きスッキリし、
  脳神経訓練で意識がすっきりし、
   呼吸法で肩の力が抜けて落ち着き新しい活力が満ち、
    ほとんど見なかった夢が想起でき夢中夢も見て、
     速読資料と持参した本が偶然に一致して感動し、

 イメージは色や形がしっかりし、
  体が軽くパワーにあふれ自転車でもスピードが出せ、
   速読を速く読むだけでなく他のスキル向上につなげ、
    努力してそれらのスキルが落ちないようがんばり、
     対人関係も良くし定年後の人生に役立てたい」


 2006年2月25日~3月12日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第472初級半月集中クラスに参加したY.S.氏(56歳。男性。初速710字/分→最高15100字/分。21.3倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた20倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<20倍突破体験談>

 情報があふれる今日、速読により読書スピードが10倍以上になるのはすばらしいことではないか。それだけではなく、それに伴っていろいろな面で変化が得られる。感情面、対人関係、それだけではなく視力も良くなるという。これで受けてみようかということになった。
 まず指まわしにより体の柔軟性が増えたのにはおどろいた。ただ指をくるくるまわしているだけなのになんで、これはすごいことがこれから起こりそうだと予感された。
 講義の中では今まで考えたこともなかった音読から光の読書への移行、その中で観察力を上げる、感動体験を持ちなさい、意外体験を増やしなさい、それは外界に対して心を開くことであり、それを実際やってみると朝の通勤でも道行く人が一人一人識別出来るようになって来たり服装の変化、持ち物の変化にも気付くようになる。
 1歩、1歩進むたびに風景が変わって来る、こんなあたりまえのことにも感動する毎日だった。
 期間が2月から3月にかけてということもあり植物や動物の冬から春にかけての変化をとらえることが出来たのもうれしいことであった。土手の柳や木々がある日ぼっとした緑色に染まっている。まだまだ寒い寒い日なのにそれが日一日と経過するごとに鮮明になってくる。梅の花が一輪咲いたよ。それも一番下の枝の南側の先端の花だよ。人の一年は寒い冬、暖かくなって春、暑くなって夏、実りの秋をむかえ正月。ところが植物の一年は一生になる。その春の生命の芽吹きに出会え新しい生命をもらったような気がした。これも気付きの一つだろうと思う。
 速読では理解するとは何ということ記憶することではないよ、ということで肩の荷がおりた様な気になったし、読んだものは頭の脳や心に入っているのではなく、その本の中に、見たものはその場所にあるんだよ、という話はまったく目からウロコが落ちたように感じました。これからも努力してこのスキルが落ちないようがんばります。

<ステップ9>
【イメージ訓練/フロンティア確認】自由に飛び回る。前方に行くと暗い空間のかなたに柱が見えてきた。大きな柱だ。自分の心の中を飛び回るというのも不思議だけれど、今までの体験をすべて捨ててしまうというのも新しい感覚だ。
【九方陣拡大法】1㎡のパネルから2㎡に変わったときはまだ公園の中にいた。それが5㎡になったとき、部屋一杯に広がったパネルの上に立っていた。右前に大が見えている。10㎡、50㎡、100㎡となって河川のグランドに強の字の上に立っている自分がいた。3㎢では空の上に。
【全体の感想】面の読書を心がけて2行から3行と増えてきて目から字が頭の中に飛び込んで来るようだ。自分では意識しなくても意味がとれるし、話がつなががって来る。もう大阪の社長も出番がなくなったようだ[栗田注:これは潜在意識が活性化したために、情報が無意識領域でつながるようになってきたからです]。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】体の柔軟性が向上したとは、始めに体の変化でびっくり。次に気持に落ち着きが出て来たように感じる。気持がスッキリとする。むずかしかった中指、薬指の回転がだんだんできるようになった。
【夢変化総括】今まで夢はほとんど見ない、子供の頃には見ていたけれど。ところがSRSの速読講習に参加するようになってから注意して思い出す努力もしているせいか、夢を朝起きたときに想起できるときがでて来た。
【十二脳神経刺激法体験】いままで意識して動かすことのない筋肉を使う、脳に快い刺激となっているのか、意識がすっきりして来た。
【四肢末梢運動体験】体を動かすと目をつぶっているのに手の指や足の指が動いているように見える。モワモワとしたものであるけれど、なんだこれはおれの体じゃないかと気付いた。
【共鳴・暗合現象体験】速読資料の読み本書き出しのテーマとその日私が持って来た本が一致して、堺屋太一の豊臣秀長であった。何千、何万冊もの本があるのに思わず感動。
【閉眼視野の変化】6A2B2C、感覚派。手がそこにあるように感じる。足指が動いているのが見える。
【イメージ感覚訓練の体験】手のひらに光のボールが当たると手にしっかりとその感覚がある。手のひらで光のボールが実際にはねているようだ。
【イメージの能力の変化】以前は、イメージをいろいろ操ってというのはあまりやらなかった。特にTVが出てからか、イメージ力が弱くなった。講習後は、いろいろなイメージを描いたり、加工したりして、だんだん色や形がしっかりしたものになってきた。
【体調・元気度変化】体調自体が軽くなったみたい。特に月曜日には通勤の自転車に乗っていてもいつもよりスピードが出る(変速機ギアで1段違う)。パワーがあふれている。
【5分間指回し】色々な模様が線(リボン)の様に動き回る。指によっては閉眼なのに指を回しているのが見えるような気になるものがある。それが時間の経過とともにぼけて全体に広がっていく。
【観色度変化】白と黒の模様しかないのに始めは黄色がぼんやりと模様の中に見えていたが、訓練後に全体を見ると一部の模様が真紅に見えることがあった。
【閉眼手動変化】始めは何か光の輪が回っているように感じたが、手がくるくると回っているような感覚になるとともに、光から黒い影が回まっているように変化。30図は全体が赤。
【感情・情緒・性格変化】景色を見られるようになった。今まで何を見ていたのかと思うくらい、歩いていても1歩1歩進むたびに景色がどんどん変わってくるのが感動的だった。
【呼吸法変化】気持ちが落ちついたり、つい肩に力が入ってしまうのがすっと抜けたり、体中に新しい活力が満ちたりする。
【役立て】速読で本や雑誌が速く読めるだけでなくその他のスキルアップにつながることより対人関係を良くしたり、定年後の人生の役に立てたい。
【最古の記憶】父親に手を引かれ縁日の人ごみの中を歩いている。人の足だけが見えている。

<チェックリスト>
【気づき】

● 3/7:・2日続けて夢見の記憶がなかった。あれ変だなと思っていたが、今日はひさしぶりでという感じで夢を見た。それも夢の中で夢を見ている。朝眼ざめるとあっ今朝は夢を見ていたなという夢。変な夢。
● 遅れて咲いた梅の花がどんどんと咲いている。1部咲き程度だが、これでやっと春が来たな。
● 3/9:自分の周りにはいろいろな音が用意されている。朝、駅まで歩くとき小鳥の鳴き声、姿は見えないが次々と私を迎えてくれる。
 「おはよう、今日も元気でね。お天気で良かったね」。
 コツ、コツ、コツ、足音がひびく、駅のホームではちょっとさびしげ、気ぜわしい足音が背後に他の番線を走る電車の音、人の服のすれあう音、スーツケースを引っぱる音、遠くで車の走る音。

【ちょっといい話】

● 3/6:江戸川沿いの木々の芽吹きの季節です。1日毎に緑が濃くなって来ますがまだまだ目にはやさしい緑色です。芽吹き始めたどことなく緑色というものから目にさわやかな緑に変身しつつありますが、自然の生命力を、若々しさをもらえる緑色です。
● 3/8:今日は4月の気温。一気に春のさかりを迎えてしまったよう。空にはひばりがさえずるし、道行く人達はコートを脱いでさっそうと歩いている。自分では寒い寒いから温かくなって春、暑くなって夏、涼しくなって秋、又寒い寒いで冬という感覚になっているけれど、一年で一生を送る植物や虫たちにとっては春は誕生、再生の季節なんだ、それを感じて私も今までの自分から新しい今年の自分の誕生を迎えたような気持になった。
● 3/9:今日、家内の誕生日。プレゼント何にしようかな、駅前の花屋さんで生花を見つくろってもらう。花をプレゼントなんて何年ぶりだろう。駅から家までの道のり、花束をかかえてちょっと照れくさいけどこれも家庭円満の秘訣。
 妻に花束をプレゼントすると、ちょっとオーバー気味のリアクションで「ワー素敵、きれいきれいきれい」。プレゼントしてよかったな…。
● 3/10:朝から雨がパラツク。傘をさそうかどうしようかという雨。傘いらないやとばかりに家を出る。何か違うぞ。そうだ、朝の小鳥たちの鳴き声がしないんだ。こんな少しの天候の変化にも小鳥達は敏感に反応するんだ。そ
 れにしても人間は晴でも雨でも雪でも、台風が来ても雷でも地震でも毎日一定のリズムで過ごす。小鳥たちと人間、どちらが自然なんだろうか。人間ちょっと無理していませんか。

<スタッフ注>
第472初級クラス全体では、初速は947字で、最終回の平均は25163字/分(27.5倍)でした。

<参考>

【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・視覚法・理解法・心象法・景観法・観察法・
  運動法・健康法・共鳴法・眼力法・感覚法・感動法・発見法・柔軟法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。→定例会ビデオDVD版。

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