■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.7119 B

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☆No.474初級半月クラス30倍突破体験談 No.719 <2007.2.16掲載>

「高1の頃著書に出会い高3の3月に思い出し、
  速読を身につけようと決め4月から受講し、
   反応不良で19歳症候群・ないない症候群と分かり、
    固定観念がどんどん崩壊してショックの連続で、
     間違った思いが瓦解し内面は良い方向に一変し、

 日を追うごとに感動が深くなり、
  潜在意識の呼びかけで音読から抜け出せて驚き、
   雑誌から新書まで全ての本を理解していけると思い、
    指回しで全身がリフレッシュした気分になり、
     2週間で3回は暗合体験が起き、

 余裕が生まれ感情を表す前に少し考えるようになり、
  脳訓練ですっきりし末梢訓練でリラックスでき、
   訓練を全てやった後は本当に気分が良くなり、
    夢を毎日覚えていて夢は物語的で人も色も増え、
     すぐ眠れるようになり、

 共鳴呼吸で匂いや音を感じ全身で呼吸する感じで、
  幼少の想起で父に愛されていたと確認でき、
   あるがままの自分を恥ずかしがらず見せられ、
    講習はプラスとなりよい関係を友人や家族と築け、
     精神面体調面でも落ち着いた」


 2006年4月8日~4月23日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第474初級半月集中クラスに参加したT.O.氏(18歳。男性。初速1130字/分→最高35000字/分。31.0倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた20倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<30倍突破体験談>
 高校1年の頃、栗田博士の本を買った。「一夜漬け超スピード勉強法」が僕の速読の出会い。この頃から、勉強に対し、何か劣等意識をもっていた。そんなとき速読が現れた。周囲の友人の頭の良さに対し、僕は打開策を探していた。しかしそれから2年、速読のことはすっかり忘れていた。学校での順位は下の中ぐらいのままだったが。高3の受験生の頃。また勉強に劣等意識(というよりコンプレックス)を抱き、そんなとき速読ってのがあったなと、本を整理していたとき思い出した。そして、大学に行っても、万が一行けなくても、速読を身につけようと決めた。それは3月頃だ。まだ国立大学の後期試験が終わっていなかったが、速読のやる気は満々だった。それから、見事に浪人になったわけだが、気は落ち込んでいなかった。これは講習後わかったことだが、自分は反応不良症候群だったのだろう。
 4月になり、僕は予定していた速読初級講習を受けることになる。ここから僕の内面は一変した。と同時にショックの連続だった。固定観念はもちろん、自分の信じていた観念がどんどん崩壊した。だがこれは僕にとって良い体験だ。古い、自分の中に巣喰う間違った思いが瓦解し、新たなスタートが切れるのだから(浪人生として)。
 また、5日の中で受けたショックを、自分の中では3つぐらい定義している。
 1つは「19歳症候群」。もうすぐ最も能力の落ちるといわれる19歳になるわけだが、ここからが変革のスタートだと捉え直した。
 2つ目は「ないない症候群」。8ステップ過ぎても音読から抜け切れない自分は、自分を否定しているからだと認識した。「大丈夫。オレはわかる。」そう思って速読に挑戦した5日目[すなわち、最終日]、音読から抜け出たなと感じた。そのとき「オレはわかる!」と変わった。ビックリマークがついた感じだ。潜在意識からの呼びかけを受けた感じだ。
 そして3つ目。「理解することは、全てを記憶することではない」ということだった[栗田注:読者はここだけ読んで誤解しないように。理解は知的作業ですが、記憶は知的作業ではないということを述べています。たとえば、数学の定理を記憶することと、定理を理解することは全く異なることです。記憶しても理解しているわけではないが、理解すれば記憶は容易になります]。これが大きかった。これがわかってこそ速読ができる。大きく捉えて必要に応じて自分の中で要約できることの重要性が分かった。これでやっと自分の中の負は吐き出した。
 あとはいいことだけを書こう。僕は変わった。それが一番のいいことだ。そして、自分の体験の中でこの5日間の講習で学んだ訓練、スキルを体現することが、一番の学んだことだ。
 他にわかったことは、全てのこの世界の事象が自分の創り出しているものだと認識したことだ。今回の講習は、自分にとってプラスだった。精神面、体調面でも落ち着いた。速読を生かして、大学に受かり、文献をたくさん読み、自分の専門分野を極めたいと思う。
 具体的なことを書かなくて申し訳ありません。これからじっくり速読を、そしてSRSの体系を理解していこうと思う。ありがとうございました。

<ステップ9>

【夢変化】毎日見ていた。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】8種の感覚と呼ばれるものを捨てられる限り捨てた。真っ黒になった。だけど自分は心として存在していた。心は光っているもやもやしたものだった。
【イメージ訓練/フロンティア確認】光っているもやもやした自分の存在(=心)が黄色い金斗雲に乗って6方向に気持ちよく飛んだ。スーッと速いスピードだった。どこまでもいったがフロンティアと思われる壁らしきものはなかった。だから金斗雲で駆け巡った。
【九方陣拡大法】9つの枠の中央の枠にいる自分がいた。枠全体が拡大していくと、自分はその拡大を全部見届けようと思い、背を伸ばした。すると想像している自分は姿勢が良いことに気付く。肩のこりがなくなったように軽い。気持ちも爽やか。青空の下にいい空気を吸っていた。
【全体の感想】感動!毎回そうだが、日を追うごとに感動の深さが大きくなっていくのを感じる。実は今日、ここに来るまで気持ちが悪かった。音読から抜け出せなくて。だが今はそんなことがどうでもよく感じる。あのときはあのような状態があったのだと思ったから。今この瞬間は二度と来ない。だからその場その場で理解して1つのファイルとして残しておけば、そのファイルは一生残り、いつでも思い出せるのだ、あとは実践するのみ。オレはオレの体験を通して、オレの思いを体現する。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】目を閉じて回すと、まぶたの裏が変化していくのがはっきりわかるようになった。回した後、全身がリフレッシュした気分になって、毎日楽しく回している。
【夢変化総括】毎日覚えているようになった。物語的になっていて、登場人物も増えた。色も増えた。ただし、悪い夢もいまだに見る。まだ夢を制御できていない。
【睡眠変化】すぐ眠れるようになった。
【十二脳神経刺激法体験】実を言うと、12の運動をやった後、一生懸命にやったせいかかなり疲れる。だがシャキッとした気分になれることも確かだ。すっきりすると言った方が的確か。
【四肢末梢運動体験】全身全霊かけてどの運動もやるので、やった後はものすごく疲れる。しかしなぜかリラックスもできる。
【共鳴・暗合現象体験】共鳴カードを使ったときは、どうして周囲の人と同じようなものを描くときがあり、ないときがあるのか。確かにこれだ!って思うときもある。日常では2週間で3回は、はっきりと偶然としか思えないことが起きた。これが直観か。
【閉眼視野の変化】6B4C、感覚派。確かに、手や、足を回すと光の明暗が動きに沿ってグルグル回って見える。しかし、光が動かない訓練もある。
【イメージ感覚訓練の体験】光のボールを想像して、それが僕の体に触れると、そこが温かくなった。そのボールが体の中に入るように想像すると、押されている感じもした。
【イメージの能力の変化】各ステップで扱う物体をそれぞれ想像してきたが、進むごとに細かく物体を描け、背景もそれに合ったものができてきた。そこを歩く自分はゆっくりとしていて、イメージすると、不思議と落ち着く。
【体調・元気度変化】各訓練を全てやった後は本当に気分が良くなっている。
【5分間指回し】指をずっと回していると、模様や奥行きというよりは、明暗の変化が著しい。まるで炎が揺らいでいるような、淡い光の変化。不意に暗くなったりする。指によっては過去を思い出した。自分が呼ばれたりした。
【観色度変化】光っているみたいで、まぶしい。自分には、黄色のように光っているとしか見えない。下の方に行くにつれて色がわからなくなる。だがどうしてこのように光って見えるのか教えてほしい。自分の体験として変わったのは確かだが、理由は何か[栗田注:眼力の変化(進歩)の一段階です]。
【閉眼手動変化】眼を閉じても手が動いているような感覚を感じた。黒い物体のようなものが動いているように見えるようになった。どういう進歩なのか。
【感情・情緒・性格変化】感情の起伏は激しい。だが色々なことに感動するようになった。起伏が激しいと言っても、以前の激しさとは違う。感情を表す前に少し考えるようになった。つまり心の余裕が生まれたのがわかった。
【日常生活・行動の変化】否定的に自分を他人に見せようとはしなくなった。あるがままの自分を恥ずかしがらず見せられるようになった。自分の内面が変わったのだろうか。自分に対してマイナスのことを言ってくる人はここ2週間いない。むしろいい関係が友人と家族と築けている気がする。
【呼吸法体験】イメージと併せて呼吸した。するとにおいや、音が感じられるようになった。全身で呼吸している感じだ。
【役立て】ファッション雑誌から新書まで全ての本を理解していけると思う。
【最古の記憶】最古は1歳位だと思う。まだ歩けるか歩けないくらいの時だろう。僕は横になりながら、父に絵本を読み聞かせられていた(父は腕枕で)。本当に今ではそんなことがあったなんて信じられない。やはり僕も父に愛されていたのだと確認できた。

<チェックリスト>
【気づき】
● 4/17:予備校の生物の授業で、ミトコンドリアを活性化するものは何かわかるかと、先生に質問されたところ、全然実際は知らないのに、確信をもって答えられた。コエンザイムQ10だとなぜかわかった。直観が働いたらしい。
● 4/17:予備校で授業後に、席の隣りに授業でわからなかった所を聞いたら、その答えがわかっただけでなく、話が発展していつの間にか仲良くなった。これは対人変化が自分に起こったのだろうか。● ● 4/20:朝、電車の中である友人の話を別の友人としていたら、乗り換えで乗った次の電車で、話していた友人と会った。残念ながら、混んでいたので、あまり話せず終わった。「スーツかっこいいね」としか言えなかった。

<スタッフ注>

■第474初級クラス全体では、初速は879字で、最終回の平均は20737字/分(23.9倍)でした。

<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・視覚法・理解法・反応法・関係法・
 運動法・健康法・共鳴法・眼力法・柔軟法・感動法・感情法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。→定例会ビデオDVD版。

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