第63回 「自律神経快調法(自律法)」

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【平成12年9月20日講義・収録】

「自律神経系は運動系を影から支える働きと運動系と拮抗する働きとの両面を持っている。
運動系は人間の移動や活動などの活発で動物的な側面を受け持っているのに対して、自律神経系は人間の内臓の働きや代謝機能などの維持的で植物的な側面を受け持つ重要なシステムである。自律系はストレスから直接的な影響を受け、感情系に直結し、弛緩や集中を生み出して知的活動を背後からサポートする。
したがって自律系が不調・不活発な人は、身体も不調・不活発であり、感情・情緒も不安定で、知的機能も制御が困難となり効率が落ちる。自律系が好調な人は充実感があり、日々爽快・快適であるが、自律系が不調な人は、いわく言い難い不調・不快さに覆われて生活している。
自律系は年齢とともに機能が低下する。そのような自律系に関する知識をまとめ、自律系を安定化・活性化して、快適・爽快に日々を生きる一連の方法を紹介する。」


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