12■リュウキュウアサギマダラ (マダラチョウ科)

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D昆虫園リストへ
HP表紙に戻る



■シロノセンダングサで吸蜜するリュウキュウアサギマダラ
   /マダラチョウ科/クロス法

[解説]
 リュウキュウアサギマダラはマダラチョウ科の蝶。
 日本では奄美諸島以南に分布する。
 国外では、台湾から東南アジアに分布する。
 奄美大島では集団越冬することが知られている。
 風の少ない林の中で、数十頭から数百頭もの個体が、
 集まって木の枝や蔓に止まってじっとしている。
 温度が上がると、ふわふわと林内を飛ぶ。
 アサギマダラよりも、群れる習性が強い。
 食草はガガイモ科のツルモウリンカ。
 この写真は2月下旬の沖縄本島で撮影した。
 大宜味村ではこの日、30頭以上を目撃した。
 日当たりのよい場所のシロノセンダングサの花に飛来し、
 吸蜜しては移動することを繰り返していた。
 黒い縞の間の翅は水色で鱗粉がない。
 飛んでいるときにはこの水色がとてもきれいだ。
 クロス法で立体視ができるのでやってみよう。
         [撮影・解説:栗田昌裕]
         画像の無断複製・無断使用を禁じます。
 

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D昆虫園リストへ
HP表紙に戻る