13■ ウスキシロチョウは南国の明るい光のシンボル
   /シロチョウ科/パラレル法

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[解説]
 ウスキシロチョウはシロチョウ科の蝶。
  日本では沖縄諸島や八重山諸島に住む。
   食草はタガヤサン、ナンバンサイカチなどのマメ科植物。
 翅の裏はほぼ均一の黄白色のものと紋を持ったものと二型ある。
  そのために以前はムモン型とギンモン型の二種類に分けられていた。
   現在は同一視されている。写真はムモン型だ。
 翅の表は黄色が基調だが、雌雄で模様が異なる。
  雄は体に近い領域は黄色で、翅の周辺に近いところは黄白色。
   雌はほぼ均一な黄色。雌雄ともに翅の縁に細い黒い縁取りがある。
 民家の近くで多く見かけ、ハイビスカスやランタナなどで吸蜜する。
  動きが敏捷で、颯爽と飛んでいる。
   明るい色彩のこの蝶を見ると、「ああ南国にいるんだな」と実感が湧く。
 パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
  この個体は沖縄本島の東南植物楽園で撮影した。
   止まる植物の色彩によっては周囲に溶け込むように見えることがある。
                       [撮影・解説:栗田昌裕]
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