16■イナゴ (イナゴ科)

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D昆虫園リストへ
HP表紙に戻る



■コバネイナゴは佃煮としても役立った稲の害虫
   /イナゴ科/パラレル法

[解説]
 コバネイナゴはイナゴ科の昆虫。漢字では蝗。稲子とも書く。
  昔からイネの害虫として有名で、水田地帯で見かける。
   害虫として退治する際はふ化直後から幼虫早期に薬剤を散布する。
 北海道南部から九州に分布する。
  年一回発生し、成虫は9〜11月頃に見る。
   卵で越冬する。 
 日本にはハネナガイナゴなどの四種のイナゴがいる。
  本種は羽の長さが腹端を超えないのが特徴(例外あり)。
   背部は茶色で、両側に濃褐色のラインがあり、側面は緑色だ。
 食用としても重要で、佃煮にした地域が少なくない。
  写真は9月中旬に群馬県で撮影した。
   パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
            ---SRSは地球の能力開発---
            ---内なる自然を育てよう---
            [撮影・解説:栗田昌裕]
            画像の無断複製・無断使用を禁じます。


一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D昆虫園リストへ
HP表紙に戻る